2014年12月5日にフィリピン・マニラで『One FC 23: WARRIOR’S WAY』が開催された。
アジアのメジャーMMA団体として存在感を示すOne FCだが、今回はフィリピン・マニラ開催という事もあって豪華なカードがずらりと並んだ。メインでは、バンタム級王座タイトルマッチとして、王者ビビアーノ・フェルナンデスがキム・デファンの挑戦を受けた。試合はフェルナンデスがテイクダウンするも、デファンの反則の後頭部へのエルボーで一時中断。再開後、フェルナンデスが腕十字、三角を仕掛けるが、デファンが凌ぎ、1Rは終了した。そして2R、フェルナンデスが、デファンのバックをとって電光石火のチョークスリーパー。これががっちり極まり見事にフェルナンデスが一本勝ち。寝技に持ち込めば圧倒的な強いという実力を見せつけた。
また、今大会には、UFCで活躍したブラントン・ヴェラと重量級グレイシー一族であるホジャー・グレイシーが揃ってOne FC初戦という凄い事になった。ヴェラはウクライナのイゴール・スボラと対戦。試合開始すぐにヴェラがキックラッシュでペースをつかむ。そして、最後はヴェラが強烈な左ストレートでダウンを奪い、追撃のサッカーボールキック連発でレフェリーがストップ。ヴェラが満点の勝利で、フィリピンの観客から大声援を受けていた。
ホジャー・グレイシーはTUF10出身の人気者ジェイムス・マックスウィーニーと対戦。ムエタイをベースとしたマックスウィーニーと打撃勝負をすることになった。出来ればグランドで勝負したいホジャーだが、マックスウィーニーが当然、グランドを警戒してテイクダウンを許さない。しかし、ホジャーがスタンドでも逆に押していき、最後は3R、強烈な前蹴りをマックスウィーニーのみぞおちに
叩きこみ、ひるんだところ、ホジャーがパンチラッシュ。マックスウィーニーか崩れ落ちたところを追撃のパンチでレフェリーがストップ。ホジャーが見事もTKO勝利となった。
日本の岡嵜康悦も参戦したものの、ケビン・ベリンゴンのバックスピンでダウンを奪われ、判定負けとなった。
■ One FC 23: WARRIOR’S WAY
日時:2014年12月5日
場所:フィリピン・マニラ
<メインイベント バンタム級王座タイトルマッチ>
○ビビアーノ・フェルナンデス (王者)
2R チョークスリーパー
●キム・デファン (挑戦者)
<ヘビー級>
○ブランドン・ヴェラ
1R 3分54秒 TKO
●イゴール・スボラ
<ライト級>
○ティモフェイ・ナストゥーヒン
1R 3分11秒 KO
●エドゥアルド・フォラヤン
<ライトヘビー級>
○ホジャー・グレイシー
3R 3分15秒 TKO
●ジェイムス・マックスウィーニー
<バンタム級>
○ケビン・ベリンゴン
判定 3-0
●岡嵜 康悦
<フェザー級>
○エウベウ・バーンズ
1R 3分59秒 チョークスリーパー
●ホノリオ・バナリオ
<ライトヘビー級>
○ジェイク・バトラー
判定 3-0
●シルヴァン・ポター
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