ロンドン新日プロ札止め「ス・ズ・キ、オ・カ・ダ」合唱!棚橋が英国王座戴冠

 単独ブランドでの英国上陸、本丸ロンドンでの現在の新日本プロレスである。前売り段階で売り切れ、999円新日ワールドを見ているハードコア層が集結して第1試合から湧いていた。
 メインではマニアのお目当てであるIWGP選手権試合の直輸入試合を提供。じっくりと長い尺の試合でオカダ・カズチカが英国では大人気の鈴木みのるをレインメーカーで仕留め、G1での借りを返した。それにしても、「KAZE NI NARE」の全体合唱なんだから、SUZUKIがホームのような図式に。声援も「ス・ズ・キ、オ・カ・ダ」が交差するという、読めないことも多い海外大会なのに理想的な雰囲気になり、3時間40分、理想の満足興行を提供できていた。
 試合後、髪型を変えてカッコ良くなっているSANADAが次期の王座挑戦をアピール。英国のお客さんもSANADAの挑戦を後押しするかのように受け入れている。

 大人のファンには読めていたかもにせよ、故郷凱旋となる英国のザック・セイバーJr.を下して棚橋弘至がブリティッシュ・ヘビー級王座を戴冠。MSG決戦での借りを返している。但し、会場客を見る限りは一番の注目だったのは海外ではNo.1の評価がある石井智宏だが、ここは日本の理屈優先でG1では序盤は白星先行も最後は負けが続いたKENTAがoverするマッチメイクに。日本時間深夜3時から始まったWWEの『NXTテイクオーバー:カーディフ』には、予想通りに米国からスイス人セザーロが飛来して合流。お茶の間向け番組と違ってたっぷりの時間を貰って凄い試合をやっていたのとちょうど裏だったことを思えば、すべてを絶賛してしまっても公平ではない。
 NXT UKは別項に譲るが、新日がストロング・スタイルなら、こちらこそキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの本物を魅せると、事前の煽り番組の出来もメインの選手の生い立ちなども紹介されて、非常にうまく初心者にもわかりやすく編集されていたことは特筆しておく。時間的に遅れて始まったWWEのほうが、新日の終了後にウォルターの王座防衛戦が始まっていた。8・31決戦は、ここから舞台がシカゴに移り、いよいよAEW『ALL OUT』が始まることになる。
 

■ 新日本プロレス Royal Quest
日時:8月31日 日本時間土曜深夜1:30~
会場:英国ロンドン オリンピック・パーク コッパー・ボックス 観衆6,119人(満員=主催者発表)

<第8試合 60分1本勝負 IWGPヘビー級選手権試合>
[第69代王者]○オカダ・カズチカ
 33分25秒 レインメーカー
[挑戦者]●鈴木 みのる
※オカダが3度目の防衛に成功

<第7試合 60分1本勝負 ブリティッシュヘビー級選手権試合>
[王者]●ザック・セイバーJr.
 17分39秒 ハイフライフロー
[挑戦者]○棚橋 弘至
※棚橋がブリティッシュヘビー新王者となる

<第6試合 60分1本勝負 NEVER無差別級選手権試合>
[第26代チャンピオン]●石井 智宏
 20分16秒 Go 2 sleep
[挑戦者]○KENTA
※KENTAがNEVER無差別級王座、新王者となる

<第5試合 60分1本勝負 IWGPタッグ選手権試合>
[第83代チャンピオン]○G.O.D タンガ・ロア タマ・トンガ
 12分56秒 スーパーパワーボム⇒片エビ固め
[挑戦者 RPWタッグトーナメント優勝]●カイル・フレッチャー マーク・デイビス
※王者が5度目の防衛に成功

<第4試合 30分1本勝負>
○SANADA 内藤 哲也
 12分59秒 Skull End
●チェーズ・オーエンズ ジェイ・ホワイト

<第3試合 30分1本勝負>
ロビー・イーグルス ○ウィル・オスプレイ
 10分36秒 雪崩式ダブル・スパニッシュ・フライ⇒片エビ固め
エル・ファンタズモ ●石森 太二

<第2試合 20分1本勝負>
ジュース・ロビンソン ○飯伏 幸太
 8分46秒 カミゴェ⇒片エビ固め
●ヒクレオ 高橋 裕二郎

<第1試合 20分1本勝負>
●成田 蓮 海野 翔太 田口 隆祐
 8分19秒 パワーブリーカー⇒片エビ固め
[六本木3K] ○SHO YOH ロッキー・ロメロ


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’19年09月12日号8・31決戦AEW新日WWE MASTERS達人 猪木元気 DeepJewels 新日キック