NXTシェイン・ソーン(ヘイスト)模範試合!負傷マット・リドルがキリアン・デインにやられる

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 現地時間9月18日(水)からNXTがUSAネットワークにて夜8-10時のプライムタイム(日本表記ゴールデン)に放送されるニュースは朗報である反面、様々な不安や懸念があるのだが・・・。どっちがイイ悪いでなく、生中継になることで緊張感はあるが、まとめ撮りの録画の場合、熱心なユニバースなら試合結果も知っているのだが、番組作りという観点で例えばなにを一回目に使い、解禁二回目はどういう構成にしてとか、そこがプロデューサー目線での知恵比べになるから大変勉強になる。

 基本は『NXTテイクオーバー:トロント』を受けての収録分の一回目だから、まずはアンデュスピーテッド・エラのお出ましたから。カイル・オライリー&ボビー・フィッシュの判定への文句からストリート・プロフィッツとの再戦とか、「ブレイクアウト・トーナメント」優勝のACHことジョーダン・マイルズとアダム・コールの王座戦(二週後)など、順当に道筋がスキッドにされていく。ROHのパニッシュメント・マルチネスことダミアン・プリーストも、当然ここではスクワッシュマッチで勝つ試合を挿入するのがお約束だろう。どうやら舞台裏で色々あったらしいんだが、イマイチ試合がかみ合わなかった女子王座戦のシェイナ・ベイズラーとミア・イムの因縁は続くようだ。

 日本のファン的には、やはりTMDKのシェイン・ヘイストことNXTではソーン教官が、また模範試合をやってみせたことか。最初は巨漢ブロンソン・リードの攻撃を受けて、受けてと。これがプロレス芸術です。

 トリは、売り出し中にして、今後のNXTがお茶の間の一般テレビ中継というパラダイム・シフトがなければ、「さっさとRAWやSmackDownに出すべき」と言われていた”オリジナル・ブロ”マット・リドルが、怪獣系キリアン・デインにやられる試合。なにしろ新日本プロレスも狙っていたんだが、直前にWWEにさらわれた元格闘家である。
 いくら「結果は漏らさないように」と会場では注意があるんだが、今の時代即刻Twitterで飛ばしている奴もいるから現実にはコントロール不可能だ。最初に結果速報がフロリダから伝わった際、「へぇ~、リドルがダウン役なのか」とも言われたものだが、なるほど、こういう内容かぁ・・・という。面白ければ万事休すなのであった。なお、1時間枠でも収まらずというか、SNS情報発信強化の目的からも、あえて場外でも二人はやりあったというオマケはYouTubeでも公開すると。WWEの2019年のやり方である。


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