[ファイトクラブ]至高マッチレースは飯伏が初制覇 G1ファイナル武道館3連戦

[週刊ファイト8月22日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

■新日本プロレス HEIWA Presents G1 CLIMAX 29
日時:8月10日(土)18:00 観衆 9,641人(主催者発表)
   8月11日(日)18:00 観衆 9,821人(主催者発表)
   8月12日(月)15:00 観衆12,014人(札止め=主催者発表)
会場:東京・日本武道館 

▼至高マッチレースは飯伏が初制覇 G1ファイナル武道館3連戦
新日本プロレス8・10&11&12日本武道館 photo & text by TERUZ
・【1日目】飯伏がオカダにシングル初勝利で2年連続決勝進出
・【2日目】Bブロック代表はモクスリーでも内藤でもなくジェイ
・【3日目】抗争と友情 大暴れ柴田を引き出したレスラーズ
・【3日目】G1選外からの風になれ みのるゴッチ式オカダ撃沈
・【3日目】カミゴェ3連発! 飯伏G1初制覇でハッピーエンド
・新四天王に託された武道館 オカダ・飯伏・内藤・ジェイ
・最高の外敵起用法 KENTA・モクスリーは「全勝からの全敗」
・前年覇者で6か月前IWGP王者・棚橋 なんと11年ぶり負け越し


 新日本プロレスのドル箱シリーズ、真夏の祭典『G1クライマックス』は8月10日からの日本武道館3連戦でファイナルとなった。ビッグマッチでしか叶わない顔合わせが連日実現する至高のマッチレースだ。星勘定をSNSでディスカッションし、会場で声を枯らすファンたち。日本の猛暑に『G1』あり。

 「G1で勝たなければいけない」理由は、それぞれの主力選手に存在する。一人ひとりのファンが、プッシュしたいストーリーを信じる。一方で大人ファンは、連敗スタート組こそがG1覇者に一番近いことを知っている。夢へと踏み出すレスラーがいれば、夢破れるレスラーもいる。強大なジンクス通りに進行すると思いきや、何年かに一度はジンクスが破られたりもするのだ。

 逃げ場のないシングルマッチ連戦は、レスラーとして評価の上げどころ。全19大会に及ぶ起承転結づくりは、団体として腕の見せどころ。今年のG1で何が起きたのだろうか。ファイナル3連戦を中心にレポートする。

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