『サマースラム』まで4週間RAWセス・ロリンズxブロック・レスナー決定!

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 前夜の『エクストリーム・ルールズ』からあけて、どうなったかライト層向け番組でチェックする大衆もいるから、そのハイライトを紹介するだけで自動的に視聴率はスパイクするのが恒例の「翌日RAW」である。但し、翌週のRAWが昔のスーパースターを集める「リユニオン大会」ということで、久しぶりに”ストーンコールド”スティーブ・オースチンらも顔見世復帰することから、4週間後に迫ったトロントでの『サマースラム』カードを発表する必要にも迫られた番組構成なのであった。

 会場は昔からWWEの拠点会場であるロングアイランドのナッソー・コロシアム。マンハッタンからもバスがあり、ニューヨーク市内から見に行くことも容易なのだ。よって、ここはなんであれお客さんは入るのである。もっとも、トリを飾ったのはSmackDownブランドからも混成のトップ10選手によるバトルロイヤルという、当初は「ワイルドカード発令」により3名とか、のちに4組(笑)とか、しまいには実況でも触れなくなって、ブランド分けがまったく機能してないから構わないのだろうが、安易なマッチメイクになろう。とりあえずはローマン・レインズも、セス・ロリンズも入ってるオーバー・ザ・トップロープによるブロック・レスナーへの挑戦者を決めるスター集結戦であり、普通は視聴率が落ちる3時間目まで引っ張ったのだが・・・。


 女子のエリミネーション戦もまた、『サマースラム』でのベッキー・リンチ戦の対戦相手を決めるお題目だったが、カナダ開催なのでナタリアというのはスグ読めたにせよ、面白ければこれでいいのだ。感染症の疑いでようやく前日から復帰したものの、さらに細身になってるアレクサ・ブリスが笑かしてくれた。ナタリアと旧リングネーム=レベッカ・ノックスはNEO女子プロレスとかに一緒に来ていたから、対戦相手プログラムが機能してなかったベッキーにはまともなシングル戦が期待できよう。

■ WWE RAW
日時:7月15日(現地時間)
会場:ニューヨーク州ユニオンデール ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム

◆襲撃の応酬でリコシェとAJスタイルズの遺恨激化

 PPV「エクストリーム・ルールズ」でUS王座から陥落したリコシェがウーソズとタッグを組んでロバート・ルード&ザ・リバイバルと3本勝負で激突した。リコシェがスコット・ドーソンにスタンディングムーンサルト、ロバート・ルードに630°スプラッシュを決めて勝利するも、試合直後にUS王者AJスタイルズと”アンギャロ”のザ・クラブ3人が姿を現した。因縁の相手にリコシェがトペ・スイシーダを放つとウーソズやルード&リバイバルも参戦して乱闘に発展すると、AJスタイルズはフェノミナール・フォアアーム、ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンはマジックキラーを放ってリコシェをKO。しかし、報復に燃えるリコシェはその後に行われたザ・クラブ対ルチャ・ハウス・パーティの6人タッグ戦でAJスタイルズを襲撃。リコシェはAJスタイルズをエプロンから引きずり落としてバリケードに叩き付けると、レフェリーやスタッフに止められるまで殴り続けた。プログラムは続く、ということのようだ。

◆不気味なマスク姿のブレイ・ワイアットがベイラーを襲撃

 さんざん「ロンパールーム」風の子供向け寸劇スキッドだけの番組煽りが長く続いていたブレイ・ワイアットが、ようやくというか今回のRAWで突如、不気味な怪奇マスク姿でようやく再デビューを果たした。
 フィン・ベイラー対サモア・ジョーの対戦で、前夜に中邑真輔に王座を明け渡しただけでなく、やたら短い試合で勝利したのはジョーだ。そのままベイラーを襲撃してコキーナ・クラッチで締め落とそうとするジョーだったが、ベイラーが抜け出すとクー・デ・グラを叩き込んでジョーをKO。なんか、お客さんがどっちが勝ったか忘れるくらい、試合後に両手を広げるアピールで、まるで勝者のようにアピールを続けたのはベイラーである。「なんじゃこれは!?」、ジョーの扱いが酷いじゃないかと思ったのだが・・・しかし、アピールの最中にベイラーの音楽がレコードの回転が止まる時のようなノイズになり突如会場が暗転して会場が騒然。するとリングに姿を現したのは不気味なマスクで変身したブレイ・ワイアットだ。ワイアットはベイラーを捕まえてシスター・アビゲイルを叩き込むと、笑い声と共に姿を消した。

◆セス・ロリンズが新王者ブロック・レスナーに王座奪還を宣言

 番組オープニングに新ユニバーサル王者ブロック・レスナーと代理人のポール・ヘイマンが登場した。PPV「エクストリーム・ルールズ」でMITB権利をキャッシュインしてセス・ロリンズから王座奪還に成功したレスナーが会場からブーイングを浴びると、ヘイマンは「キャッシュインするって言っただろ。ブーイングするなら自分自身にしろ」と会場を挑発。さらにPPV「サマースラム」でのレスナーの対戦相手を決めるべく、王座挑戦権をかけたトップ10バトルロイヤル戦を発表した。

 番組のトリ、メイン戦で行われたバトルロイヤルでは王者レスナーが見守る中、セス・ロリンズ、ランディ・オートン、ビックE、セザーロ、ブラウン・ストローマン、レイ・ミステリオ、バロン・コービン(Boooo!)、サミ・ゼイン、ボビー・ラシュリー、ローマン・レインズの10人が激突。セザーロやラシュリーらが次々と脱落させられていくと、最後に残ったのはロリンズ、レインズ、ストローマンの3人。エプロンで攻防するレインズとストローマンをロリンズが押し出して脱落させると、突如、隠れていたオートンがロリンズに襲い掛かってDDTを炸裂。しかし、復讐に燃えるロリンズはスーパーキックからカーブ・ストンプでオートンを脱落させてバトルロイヤルで最後まで勝ち残った。王座挑戦権を獲得したロリンズは「サマースラムではお前を倒して見下ろしてやる」と王座奪還を宣言してレスナーを挑発した。
 PPV「サマースラム」は日本時間8月12日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。


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’19年07月25日号エクストリーム・ルールズ SEAdLINNNG Evolve AEW G1 ラウェイ決勝