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　7月12日（現地時間）にメキシコシティ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
　今大会のメインは、遂に大物ルード同士が一騎討ちを行った。共にルードの大物ながらウルティモ・ゲレーロは長年CMLLに所属しているのに対し、シベル・ザ・メイン・マン（シベルネティコ）はCMLLのライバル団体であったUWAやAAAで活躍したいわば侵略者。この両者はここ数週間に渡り6人タッグマッチで抗争を続け、遂にシングルマッチで決着をつけることになったのだった。試合はシベル入場と同時にゲレーロを襲いかかり、乱闘になるがシベルが返り討ちにして一本先取。だがゲレーロも日本目はジャベで取り返し、運命の三本目に突入。シベルはレフェリーを突き飛ばし、倒れた隙にゲレーロに反則のローブロー。そしてジャベを極めるが、レフェリーはシベルの反則負けを宣告。結果、ゲレーロの勝利となったが、シベルは荒れ狂いゲレーロとレフェリーを攻撃。反則絡みの決着では今後もこの抗争が続きそうだ。
　セミファイナルでは、ルーシュ、ミスティコ、ドラゴン・リーの三兄弟がミステル・ニエブラ、ジルベール・エル・ボリクア（エル・メシアス）、ザ・クリス（エル・ソロ）と対戦。制御不能のロス・インゴベルナブレスとして暴れるルーシュと、正統派テクニコにミスティコ、ドラゴン・リーだが、兄弟だけあって仲間割れはないが、試合開始と同時にルード軍が先制攻撃を行いまずは一本先取。しかし、二本目はルーシュ兄弟が逆襲し取り返す。そして三本目、ルーシュ兄弟は調子に乗ってロス軍のポーズで余裕を見せ、最後はルーシュが必殺のラ・ランツァでボリクアを仕留め、ルーシュ兄弟が快勝した。

■　CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時：2019年7月12日（現地時間）
会場：メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

＜シングルマッチ＞
○ウルティモ・ゲレーロ
　2-1
●シベル・ザ・メイン・マン（シベルネティコ）

＜6人タッグマッチ＞
○ルーシュ、ミスティコ、ドラゴン・リー
　2-1
●ミステル・ニエブラ、ジルベール・エル・ボリクア（エル・メシアス）、ザ・クリス（エル・ソロ）

＜6人タッグマッチ＞
○サンソン、クアトレロ、フォラステロ
　2-1
●ボラドールJr.、エル・バリエンテ、ティタン

＜6人タッグマッチ＞
○アトランティス、ストゥーカJr.、アトランティスJr.
　2-0
●イホ・デル・ビジャノ3号、エフェスト、エチセロ