ミック・フォーリー登場WWEがDDTアイアンマンヘビーメタル級パクり24/7王座新設!

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 せっかく内容満足のPPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』を届けることが出来たというのに、翌日のRAWはダレた進行でクルーは疲れが溜まっていたのだろうか。
 ただでさえチャンピオン数が多くて、仕事上から毎日のようにWWEを見なければいけないマスコミ記者でさえ、誰がタッグ・チャンピオンだったかとか、咄嗟に出てこない状況だというのに、ミック・フォーリーを投入して新設のベルトを発表。ハードコアとかになるのかと思えば、名称は「24/7王座」というもので、要するに単なるDDTアイアンマンヘビーメタル級のパクりである。天下のWWEが、こんなベルト乱造をやっていていいのか? 道理でWWEショップではベルト半額セールになる由縁であろう。タイトルの権威は地に落ちている。

 前夜のブロック・レスナー登場はサプライズだったが、今宵のRAWでは視聴率に重要な冒頭からお出ましのみならず、最後にもUFCディナ・ホワイトから「そんな値段では要らない」と言われたレスナーが引き続き登場。『マネー・イン・ザ・バンク』のブリーフケース権利は、RAWのユニバーサル王者セス・ロリンズにも、SmackDownのWWE王者コフィ・キングストンにも、どちらにもキャッシュインできるというのを、お茶の間にもわかりやすく知らせる役目に留まっていた。

 ドキュメンタリー特番『24』でも映像で公になった通り、ボーイフレンド=セス・ロリンズのいるRAW所属ということになったのか、ベッキー・リンチはアレクサ・ブリスのトークコーナーに出てきたのだが、アイコニックが例によってヒステリックなカン高い声で横やりを入れ、ニッキー・クロスと組んで始まった試合もイマイチな内容で・・・。
 唯一、面白いと思ったのは『Mr. & Mrs. MIZ』の前宣伝で、ミズが猫も犬も飼っているペット好きというのが知らなかったというか・・・。但し、日本では『Mr. & Mrs. MIZ』は放送されていない。

■ WWE RAW
日時:5月20日(現地時間)
会場:ニューヨーク州 アルバニー タイムズ・ユニオン・センター

◆ミック・フォーリーが新しいタイトル24/7王座を発表!

 ミック・フォーリーが新王座を発表するためリングに登場した。フォーリーは「新しいタイトルは24/7王座だ!いつでもどこでもレフェリーがいればどのブランドのスーパースターでも王座挑戦ができる」と新設の王座を説明して発表すると、そのまま24/7王座戦がすぐにスタート。するとバックステージからルーク・ギャローズ、カール・アンダーソン、EC3、セドリック・アレクサンダーらスーパースターたちが走り込んでベルトを奪い合ったが、最後はタイタス・オニールが王座を獲得。
 タイトル奪取に喜ぶオニールだったが、ステージで待ち伏せていたロバート・ルード(ボビーから改名)に襲われてピンフォールを奪われると、あっと言う間に王座移動。新王者ルードもすぐさまバックステージを所狭しと逃げ回ったが、Rトゥルースが自身の車にルードを隠して救済。しかし、これに油断したルードはRトゥルースに騙されて王座陥落。3カウントを奪ったRトゥルースが24/7王座を奪取してそのまま車で立ち去った

※21時追記
 WWEこそ本家だと、本誌の中身まで読まずに毎週、毎週、いかに世界が影響しあっているかを具体的に説いているにもかかわらず、間違いだとかSNS時代の書き込みで騒ぐようなので補足しますが・・・。
 プチカリスマ時代WWEクラッシュ・ホーリーのベルトを高木三四郎がヒントにした話は有名ですが、もともとWWEが最初にやったモンではないのでそもそも本家ではありません。こっちこそ元祖というのこそ歴史をきっちり抑えてないことになる。また、今回の新たな細かい設定や次々に移動するスキッドは、明らかにDDTの映像を見てパクってのものだと思います。

※再追記
 ちなみに2002年5月からWWEに名義変更であって、記憶に残るクラッシュ・ホーリーが王者だったのはWWF時代である。また、同年8月にインターコンチ王座に統合されて消滅なので、ちゃんと昔から見てるならWWFハードコア王座と記憶されるているものだが、WWE(WWF)の方が先とか不可解なことを指摘される方がいる。
 そもそも「いつでも、どこでも」はWWEが始めたものではなく、広義に国際的な認知というなら良くも悪くもECWとなるが、それにしたって元は日本のFMWを研究してとか、いや、別の米インディーのほうが先とか言い出せばキリがない。ミック・フォーリーよりはるか昔にパット・パターソンがハードコアを名乗り「いつでも、どこでも」とか指摘する者さえいる。

 今回のミソは、わざわざミック・フォーリーを出してきて新王座発表と前日のSNS広報でも煽っておいて、ハードコア王座復活かと思いきや、「24/7」なんだとなり、すっかり入れ替わっているシナリオ班が考えた展開、見せ方などは、明らかにDDTの映像から模倣していることにある。同じものだと団体側が意図するなら、名義変更なんかしない。復活なんだと煽った方がわかりやすいのに、フォーリーはそうしていない。もっとも、当初は「ワイルドカード・タイトル」という名称が提案され、ワイルドカード・ルールの評判がよろしくないこともあり、ビンス・マクマホンは「それはイイ!」と乗ったそうなのだが・・・。
 世界がリアルタイム視聴環境に替わり、どこに住んでようが条件が同じになって、週末に見た格闘技大会の絵作りがプロレス番組に使われたんじゃないかとか、誰も模倣を非難しているわけでも、どこが元祖かを指摘する意図もない。あくまで、面白くなったか否かが問われているだけだ。しかしながら、現地英語媒体のより深い分析版有料記事が出揃うよりも先行して本誌が明記した通り、やはり米国内の評価も芳しくなかった。視聴率もまた落ちるだろう。

◆視聴率下がるのに・・・またもバロン・コービンがメインに抜擢!

 ユニバーサル王座セス・ロリンズとWWE王者コフィ・キングストンがタッグを組んでバロン・コービン&ボビー・ラシュリーとNO DQタッグ戦で激突した。試合前から襲撃にあったロリンズ&キングストンはコービンのディープシックスを食らうなど序盤は苦戦を強いられたが、徐々に勢いを取り戻すとロリンズがアバタ・ケダブラからトペ・スイシーダを2人に炸裂。続けてキングストンがトラブル・イン・パラダイスをコービンに決めると勝負あり。3カウントを奪ってロリンズ&キングストンの王者タッグが勝利した。
 しかし、試合直後にラシュリーのスピアーを食らった2人の元にマネー・イン・ザ・バンクのブリーフケースを持ったブロック・レスナーと代理人ポール・ヘイマンが登場。キャッシュインを警戒する王者の2人だったが、レスナーがエプロンに上がると、代理人のヘイマンが「次週、どっちの王座にするか教えてやりましょう!」と助言。これでレスナーは2人の王者を嘲笑いながらリングを後にした。


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