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　5月17日（現地時間）にメキシコ合衆国・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
　今大会のメインはミスティコ、カリスティコ、エル・バリアンテのテクニコ軍がバルバロ・カベルナリオ、サンソン、クアトレロのルード軍と対戦した。新旧ミスティコであるミスティコとカリスティコの人気者がタッグを結成してルード軍を蹴散らすのを観客が期待したのだが、試合はルード軍が先制。試合開始と同時に襲いかかり、試合をかき乱してルード軍が一本先取。二本目もその勢いでルード軍が攻めるが、やがてテクニコ軍も反撃。会場が沸きだしたものの、ここでレフェリーの隙をついてカベルナリオがミスティコの覆面を剥がしてしまったのだった。素顔になったミスティコはあわてて顔を隠すが、そこをカベルナリオが丸めこんでフォール勝ち、ルード軍の勝利となった。当然、こんな結果には納得がいかないミスティコが激しく抗議するも裁定が覆る事はない。激怒したミスティコはカベルナリオにシングルマッチを要求。この二人にも抗争が勃発したようだ。
　またセミファイナルでは2019年5月31日に究極の決着戦、カベジェラ戦（敗者、髪切りマッチ）を行う大物ルード同士、ウルティモ・ゲレーロトマスカラ・アニョ・ドスミルが6人タッグマッチで激突した。ゲレーロは自身のユニット、ロス・ゲレーロス・ラグネロスとして、ドスミルはメフィスト、エフェストを従えての対戦。一本づつ取り合って三本目、リングではドスミルとゲレーロが一対一でやりあうと、そこにドスミルの甥っ子サンソンら、新生ダイナマイト兄弟が乱入。集団でゲレーロに襲いかかった。当然、ドスミル組の反則負けとなるも、この二人の抗争はカベジェラ戦まで続きそうだ。

■　CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時：2019年5月17日（現地時間）
会場：メキシコ合衆国・アレナメヒ

＜6人タッグマッチ＞
○バルバロ・カベルナリオ、サンソン、クアトレロ
　2-0
●ミスティコ、カリスティコ、エル・バリアンテ

＜6人タッグマッチ＞
○ウルティモ・ゲレーロ、エフォリア、グラン・ゲレーロ
　2-1
●マスカラ・アニョ・ドスミル、メフィスト、エフェスト

＜シングルマッチ＞
○ネグロ・カサス
　ピンフォール
●ソベラノJr.

＜6人タッグマッチ＞
○エチセロ、フェリーノ、タイガー
　2-1
●レイ・コメタ、トリトン、エスフィンへ

＜6人タッグマッチ＞
○小林香萌、マルセラ、サネリー
　2-1
●アマポーラ、ティファニー、メタリカ