[ファイトクラブ]ライブ客だけが目撃した「巌流島」 YouTubeを使った新しい格闘技コンテンツの可能性

[週刊ファイト5月23日号]収録[ファイトクラブ]公開中

▼ライブ客だけが目撃した「巌流島」YouTubeを使った新しい格闘技コンテンツの可能性
Photo & Text by 伊藤三世
・YouTubeを使った格闘技コンテンツの可能性と展望
・会場客のみが目撃した写真入り詳細レポート
・ロッキー大巨人狩り成功!チェ・ホンマン怒りの退散
・西浦ウィッキ―渾身のKO勝利でモンキージャンプ
・舞杞 維沙耶(まき いざや)画になるスターのポテンシャル
・喧嘩師のグローブタッチを断罪


2019年5月11日、舞浜アンフィシアターにて「巌流島 世界武術王決定戦 2019 in MAIHAMA –序幕–」が開催。今大会は開催まで2週間のタイミングで急遽発表された前代未聞の大会で、TV放送も未定のまま当日を迎えた。

流石に大会告知が直前過ぎたか、観客の入りは2~3割程度で全席自由席となっており、舞台セットや選出等も最低限の予算に抑えた大会の様相であった。前向きに捉えればKNOCKOUTやONEの様に無駄を排したテンポの良さはあり、大会全体を通して3時間とコンパクトに収まっていた。また大会開始の遅れなど無駄を排して行けば、更にコンパクトに収める事は可能であり、途中の休憩10分を削る事も可能かも知れない。

試合は鈴川や星風が押し出しで圧倒して相撲の強さを見せれば、ロッキー川村は蝶の様に舞い蜂の様に刺す戦法で大巨人チェ・ホンマン完全攻略!西浦ウィッキー聡生と鈴木琢仁のMMAの実力者対決も見応えのある攻防が展開された。


靖仁など今後に期待を感じさせる選手も登場し、喧嘩師 伊藤澄哉もクンタップと善戦、個性派の小龍DATE、舞杞維沙耶や大ももちも大会に華を添え、終わってみればこれぞ巌流島という充実した内容であったと言える。それであるが故に映像メディア配信が無いままは惜しまれる大会であり、今後なにかしらの形で配信される事を願う。

谷川プロデューサーには試合後のコメントで次回は8月頃に大会をやりたいと語り、できればYouTubeなどを使って毎週やりたいというアイディアも飛び出した。若者のTV離れが叫ばれる昨今、プロ格闘技もWebメディアを使った本格的なコンテンツ制作は必要になって来るだろう。

現在、お笑い芸人キングコングの梶原雄太が「カジサック」としてYouTuberとしての活動を開始し、1年間でチャンネル登録者数100万人を達成しなければ芸人引退を宣言し、7カ月で87万人と順調に数字を伸ばしている。はっきり言って大成功を収めていると言っても過言ではないが、その配信動画の中で人気YouTuberからYouTuberとして成功する秘訣を教えてもらう回もあり・・・

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