骸骨男ラ・パルカがルード軍を蹴散らす!AAA テレビテーピング大会

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 4月28日(現地時間)にソノラ州ノガレスで『AAA テレビテーピング大会』が開催された。
 AAAはCMLL(当時EMLL)のブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャ氏が独立して、メキシコシティを本拠地に設立した団体。CMLLから引き連れたルチャドール達に加えレイ・ミステリオやシコシスといった当時の新世代のレスラー達が活躍、アメリカン・プロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進め、ライバル団体のLLI(UWA)を壊滅に追い込み、メキシコを基盤に南米やアメリカへの人気を獲得していった。そしてAAAは2018年2月から大会をインターネット配信Twitchで無料配信する事になり、2019年には米国の新興AEWとの提携も発表された。
 今大会のメインは本来はサイコ・クラウン、ラレド・キッド、プーマ・キングのテクニコ軍がレイ・エスコルピオン、エル・テハノJr.、タリウスのルード軍と対戦する予定だったが、プーマ・キングが因縁勃発した提携団体インパクト・レスリングからの刺客キラー・クロスとのシングルマッチを行い、クロスの圧倒的パワーの前に屈して敗れた為、メインには参加出来なくなってしまった。結果、二対三のハンディキャップマッチとなってしまった。当然、テクニコ軍は劣勢になるも、そこに助太刀に現れたのがイホ・デル・ビキンゴでテクニコ軍に加わり6人タッグマッチとなった。そして乱戦の中、ラレド・キッドがエスコルピオンをデスヌカドーラでフォール勝ち。テクニコ軍勝利となったが、例によってルード軍は怒ってテクニコ軍を集団リンチ。そこで救出に入ったのがレジェンドである骸骨男ラ・パルカだった。パルカがルード軍を蹴散らし、会場からは大声援が送られた。

■ AAA テレビテーピング大会
日時:2019年4月28日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国ソノラ州ノガレス

<6人タッグマッチ>
○サイコ・クラウン、ラレド・キッド、イホ・デル・ビキンゴ
 ピンフォール
●レイ・エスコルピオン、エル・テハノJr.、タリウス

<6人タッグマッチ>
○ラ・パルカ、 ニノ・ハンブルグエサ、マーダー・クラウン
 ピンフォール
●デイブ・ザ・クラウン、アベルノ、チェスマン

<シングルマッチ>
○キラー・クロス
 ピンフォール
●プーマ・キング