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4月19日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLLアレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
CMLLの活動中心はメキシコシティでアレナ・メヒコでの定期興行が有名である。かつてはEMLL(Empresa Mexicana de la Lucha Libre)と呼ばれていた。今日現存するプロレス団体において世界最古の歴史を持つことが特徴である。1931年、サルバトール・ルテロ・ゴンザレスがアメリカとメキシコの国境にあるエルパソでプロレス興行を見たことからメキシコでのプロレス興行を企画してメキシコシティの廃墟同然のボクシング会場「アレナ・モデロ」と賃貸契約を結び会場を修復して会場名を「アレナ・メヒコ」に変更。1933年、EMLLとして設立。9月21日、アレナ・メヒコにて興行が開催されたのが団体の興りである。
今大会は「CMLL トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2019予選Bブロック」が行われた。このトルネオ・インクレイブレ・デ・パレハスは、テクニコ(善玉)とルード(悪役)がタッグを組む特殊なトーナメントだ。それも、抗争中の相手同士で組まされる為、普段は激しくやりあっている憎い相手と協力しあうという事になる。それゆえ、むしろ、相手のタッグチームよりも、パートナーと上手くやれるかが勝利とカギとなっている。そして最後まで残ったのはミスティコ、クアトレロ組とボラドールJr.、ウルティモ・ゲレーロ組という優勝候補本命チーム同士だった。試合は、準決勝でボラドールJr.、ウルティモ・ゲレーロ組がルーシュ、バンジェリスに勝利すると、ミスティコ、クアトレロ組が入場してきて即試合がスタート。場外で激しくやりあい、リングに戻ってもややミスティコ、クアトレロ組が押していたが、最後はボラドールJr.がカナディアン・デストロイヤー、ゲレーロがゲレーロスペシャルを決めてボラドールJr.、ウルティモ・ゲレーロ組が見事に勝利した。これでボラドールJr.、ウルティモ・ゲレーロ組は2019年4月26日のアレナメヒコ興行でAブロック勝者のバルバロ・カベルナリオ、ティタン組と決勝戦を行う事になる。
また今大会では日本の本間多恵も試合を行い、見事に勝利した。こちらの試合は写真が到着次第、改めて別に記事になる予定だ。
■ CMLLアレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年4月19日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス予選Bブロック>
予選突破チーム:ボラドールJr.、ウルティモ・ゲレーロ
参戦チーム
ミスティコ、クアトレロ
ストゥーカJr.、エチセロ
アトランティす、ネグロ・カサス
アウダス、テンプラリオ
エル・テリブレ、ニエブラ・ロハ
ルーシュ、バンジェリス
エル・バリエンテ、グラン・ゲレーロ
<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、アンヘル・デ・オロ、アトランティスJr.
2-1
●サンソン、レイ・ブカネロ、イホ・デル・ビジャノ3号
<シングルマッチ>
○レイ・コメタ
ピンフォール
●カワト・サン
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