[ファイトクラブ]今度は有田ひめかが緊急搬送! SEAdLINNNGvs.アクトレスガールズ抗争の泥沼!!

[週刊ファイト4月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼今度は有田ひめかが緊急搬送! SEAdLINNNG vs.アクトレスガールズ抗争の泥沼!!
 Photo & Text by こもとめいこ♂
・それぞれの思惑が交錯するSEAdLINNNGの魅力
・中島安里紗の顔面パンチとキック炸裂
・有田ひめか大流血号泣で緊急搬送!
・挑戦無視の世志琥に安納サオリの「諦めない」
・朱崇花空中戦を跳ね返し、高橋奈七永V3


SEAdLINNNG3・20後楽園大会は、新木場を毎回満員にする同団体としてはちょっと寂しい598人(主催者発表)となった。場外でのムーンサルトを繰り出した朱崇花とのド迫力ファイトを展開して、V3を飾った高橋奈七永も、
「次回はもっと…マスコミの皆さんも協力お願いします! 」
と、空席の目立つ後楽園に危機感を表した。

■ SEAdLINNNG~LUCKIEST 2019~
日時:3月20日(水) 開始19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:598人(主催者発表)

<第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
○水森由菜
 7分12秒 スーパーガール)
●Maria



<第2試合 ハイスピードタッグマッチ 15分1本勝負>
○永島千佳世 門倉凜
 8分58秒 裏投げ⇒片エビ固め
駿河メイ ●星月芽依



<第3試合 スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負>
○松本浩代
 9分2秒 ロックドロップ⇒体固め
●アマゾン



<第4試合 SEAdLINNNG BEYOND THE SEA TAG第3代王座決定戦 30分1本勝負>
○中島安里紗 沙恵
 10分1秒 ジャーマンスープレックスホールド
高瀬みゆき ●有田ひめか
※中島組が第3代王者組となる





<第5試合 スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負>
○世志琥 下田美馬
 16分6秒、ラリアート⇒エビ固め
●彩羽匠 神童ミコト



<メインイベント SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship 30分1本勝負>
〇[王者]高橋奈七永
17分57秒 ワンセコンドEX⇒体固め
●[挑戦者]朱崇花
※初代王者高橋奈七永が3度目の防衛に成功










 椅子を手に入場していた朱崇花はゴング前にコーナーポストの高橋奈七永を急襲。場外で椅子を投げつけ、ムーンサルトプレスをこれでもかと連発して高橋奈七永を追い込む。しかしナナラッカ、ワンセコンドEXと危険な投げ技を繰り出したした王者・高橋奈七永が激闘を制した。再びベルトを手にした高橋奈七永は朱崇花に向かって
「アタシはすっげえ強い訳でもない。むしろ、オマエにに2連敗もしてる。でもアタシは22年間やってきた中で、勲章を身体にいっぱい持ってる。朱崇花はアタシより20も年が下で、若くて勢いもあって、今までの朱崇花の中で1番最高に強かったよ…だけど、今ベルトを持ってるのは高橋奈七永だ! 1つだけ言えるとすれば、今の朱崇花以上に! ここだよ、パッションだよ…技を磨いて磨いて! オンリーワンのレスラーになって、またシングルやろう…」
と、声をかける。しかし朱崇花はFポーズで退場。

 続いて世志琥と彩羽匠が登場し、高橋奈七永は5・12マーベラス川崎大会でシングルで対戦する2人のうち勝者と、次戦5・29SEAdLINNNG後楽園ホールでの防衛戦を宣言。

世志琥
「みんな、ベルトを持ってる高橋奈七永に興味があると思うけど、うちはベルトがあってもなくてもお前と戦いたい。それだけは忘れないで下さい。そこんとこ、ヨロシク」

彩羽
「自分は本当に恩返しがしたいんです。自分をレスラーとして育ててくれたのは高橋奈七永であり、世志琥さんでもあります。自分が本当にプロレスを辞めようかなとか、本当にもうどん底まで落ちてた時に引き上げてくれたのもこの2人です。だから自分は恩返しというのは勝つ事よりも、やばい試合をして、ここ(後楽園)満席にしましょうよ。だから、このベルトを懸けて戦うのは自分なんで、そこんとこ、ヨロシク」

 最期は高橋奈七永がこの日誕生日の母に
「この強い高橋奈七永を生んでくれたお母さん、ありがとう、おめでとう! ありがとう! 」
と感謝を述べて
「レッツゲットd! 」
で締めた。

 しかしこの日の試合で衝撃だったのはやはり第4試合のタッグ王座戦。
 笹村あやめの負傷で返上したベルトの争奪戦に、沙恵とアクトレスガールズコンビに促されて登場した中島安里紗。いかに独りよがりプロレスラーと言えど、組まれたからには意に沿わない試合でもリングに上がるのがプロではあるが、10分近くにジャンボこと有田ひめかに放ったそのナックルとキックは強烈過ぎた。


 結果、有田ひめかは救急搬送される事になったのだ。

 一方で、第5試合終了後は、前戦新木場で世志琥に額を割られた安納サオリが登場。世志琥に自身の持つAWGのベルトを賭けての対戦を要求も、世志琥は
「やんねーよ」
と、門前払い。

なおも
「アクトレスガールズをアイドルレスラーとかアイドル崩れとか聞き捨てならないんですよ。そうじゃないって事を証明してみせますから、やってくださいよ」
と、食い下がる安納サオリに
「そんなん知らねえよ。オマエとやって何になるんだ。うちらの方に何の得にもなんない。さっき出てたアクトレスだって負けたじゃん。何の証明が出来るの?うちら、オマエらと絡んでも良いこと1つもないから」
と拒否。激昂した安納サオリは
「あの娘らだって命賭けて上がってんだよ。そんな簡単な気持ちでこのリングに上がってねえんだよ。アタシだって上がってねえしな、命賭けてオマエに証明してやるよ! 」
と絶叫。無視して退場する世志琥の背中に
「オイ! アクトレスガールズ舐めんじゃねえぞ! 」
と怒声を浴びせると、場内に向かって
「アタシ、絶対諦めない。絶対振り向かせますんで、そこんとこよろしく」
と宣言した。

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