エル・サムライが6年ぶりに登場!トークショーを開催

 4月19日、愛知県名古屋市中区にある「スポルティーバ・アリーナ」にてエル・サムライ誕生日記念のトークイベントが開催された。イベントにはサムライ本人と、飛び入りゲストとして、このイベントのきっかけになった人物である元新日本プロレスのリングアナウンサーだった田中秀和さんがわざわざ仙台から駆けつけ参戦、また客席にはジグザグジギーの宮崎聡さんや、新日本プロレスからは三沢威トレーナー、さらに新日本のスタッフまで駆けつけ、イベントに華を添えた。

 全てのきっかけは田中リングアナがTwitter上でエル・サムライの消息を呼びかけたことから始まり、このイベントが企画された。スポルティーバさんもTwitterサムライの動画を更新、またSAMURAI TVの『別冊バトルメン』にサムライが出演するなど、サムライが健在であることが報告された。

 なぜサムライが2013年以降、試合をしなかったのかというと、6年前に入院したため体重が落としてしまい、元に戻すのも大変であることから、自分で無理と判断したとのこと。またサムライの本人も人嫌いで常に一匹狼を好むため、公の場に出たがらなかったのもリングから遠ざかった理由だった。

 田中リングアナとのトークでは入門テストはスパーリングで相手に勝ってしまったこと、97年のスーパージュニアでの決勝戦で、金本浩二にマスクを破かれたのにも関わらず、なぜへんてこなマスクを被って記念撮影となったのか、几帳面な木戸修と対戦した際になぜ怒らせてしまったのかが触れられ、濃厚な内容に集ったファンは大満足。また初代のサムライマスクをデザインしたのはウルティモ・ドラゴンであり、現在のマスクをデザインしたのは本人も全く知らず、人任せだったことも明かした。

 トークの終盤には田中リングアナはサムライに「プロレスリング・マスターズ」への公開オファーをかけた。実は田中リングアナは武藤敬司の特使も兼ねてきており、マスターズにサムライのリクエストがあったため、サムライをマスターズに参戦させるために口説きにきたのだ。しかしサムライ本人は「無理!」と返答、それでも田中リングアナも「立っているだけでいいから」と説得し、一時はサムライも心を動きかけたが「無理!」と返答。最終的には今後の話し合い次第で参戦は先送りとなってしまった。

 イベントの最後にはサムライのバースデーイベントが催され、バースデーケーキにはロウソクならぬ、サムライの好きなタバコが立てられ、消さずにタバコを全部一気吸いし、最後は田中リングアナがサムライをコールしてイベントが終了となった。


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