ジャパンプロレス2000エナジャイズな20周年記念大会熱闘!!

 1999年5月9日、はびきのコロセアムにて旗揚げしたJ2000(ジャパンプロレス2000)が20周年を迎え、4月7日(木)、旗揚げの地にて記念大会を開催した。

「プロレスを通じての社会貢献」を理念に掲げる同団体はこれまで無料興行を重ね、関西地区で絶大な知名度を誇る。また、募金活動を積極的に行ってきており、この日も、集まった募金は羽曳野市社会福祉協議会に寄付されている。
 また、20周年を記念して同団体オーナーである中西重蔵氏(中西百重の父)も来場し挨拶。20年前、全日本女子プロレスのリングを払い下げしてもらい、団体としてスタートを切ったエピソードを振り返った。

中西重蔵氏

 試合は全部で7試合。女子部の青木いつ希はデビューからちょうど2周年に当たり、アイスリボンのトトロさつきと対戦。トトロから
「デビュー2周年、おめでとうー! 」
とタックルでの手荒い祝福を浴びながらも、ダイビングフットスタンプで勝利を飾った。

 セミのJWFタッグ選手権では、”タコスパ“ことタコヤキーダー&アルティメットスパイダーJr.組を破った岩田芳明&柴山貴哉組が新王者に輝いた。J2000の生え抜きである岩田は、
「俺たちは永遠にこのベルトを守り抜きます。この2人とはまだ1勝1敗なんでもう1回やりましょー! 」
と前王者組との対戦を臨んだ。

 メインではエナジャイズ(活動的)精神で団体を引っ張る守屋博昭がSUSHIとのJ2000選手権。SUSHIは練習生時代、守屋の後輩であり、
「一緒に練習をして、レスラーを目指して、必死に汗を流し合ってきた」
という間柄。守屋はその当時の原点回帰に戻るべく、対戦相手にSUSHIを指名した。試合は場外戦やSUSHIのパワーに翻弄されながらも、雪崩式パワーボムからストレッチプラムでの逆転勝利。

「〇〇(SUSHIの本名)、ありがとうー。今日は、SUSHIの技を全部正面で受けたろと思ってやったら、まさか、まさか、まさか、こんなしんどい思いするとは。あいつやっぱりすごいやつやわ」
と試合後、守屋はその成長ぶりを認めた。

 なお、J2000は4・21大阪・コムボックス光明池大会にて20周年大会第2弾を開催する。守屋はカズ・ハヤシとの”モリカズ“コンビで出陣。入場料は無料!!

■ ジャパンプロレス2000 羽曳野感謝祭
日時:4月7日(日) 開始13:00
会場:大阪府羽曳野市・はびきのコロセアムサブアリーナ
観衆:未発表

<第7試合 J2000選手権試合 60分1本勝負>
〇[王者]守屋博昭
 14分35秒 ストレッチプラム
●[挑戦者]SUSHI
※守屋博昭が3度目の防衛に成功

<第6試合 JWFタッグ選手権 60分1本勝負>
[王者組]●タコヤキーダー アルティメットスパイダーJr
 14分35秒 スクールボーイ⇒エビ固め
[挑戦者組]〇岩田芳明 柴山貴哉
※岩田&柴山組が新王者になる

<第5試合 女子プロレス 60分1本勝負>
〇青木いつ希
 7分52秒 ダイビングフットスタンプ⇒片エビ固め
●トトロさつき

<第4試合 東西対決 45分1本勝負>
〇浦野裕太 佐野直
 13分32秒 デスバレーボム⇒片エビ固め
●佐々木幹矢 エイサー8

<第3試合 ヤングエナジャイズ 30分1本勝負>
〇道端剛史
 7分19秒 膝十字固め
●西山星哉

<第2試合 ローカルインディ対決 30分1本勝負>
〇嵐弾次郎
 7分42秒 ラリアート⇒片エビ固め
●ALLマイティ井上

<第1試合 バトルロイヤル>
〇河邑義哉
 11分25秒 オーバー・ザ・トップロープ
●周藤浩司 
退場順 “crazyJ”⇒玉田耕一⇒A-Z⇒イデア⇒至剛⇒怪盗セロ


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