(C)ONE Championship
日本時間からなら後半戦は9日に日付の代わる長丁場興行になったが、One Championshipがミャンマーのヤンゴンに再上陸した。セミに出てきたのは世界ランキング観点ではどうなのかというのがあるにせよ、地元の期待を背にしたラウェイ選手でもあるフォー・トゥが、総合の試合こそ遠ざかっていたものの、柔術は紫帯でサンボなのど大会にも出ていたという、ややもうオジサンの年齢になるインドネシアの選手との対戦だ。
典型的な打撃vs.寝技のマッチメイクであるのだが、AbemaTVの大沢ケンジさんの解説もあったように、「お互いに詰めが甘い」こともあり、見ている分にはかえって面白い一進一退のスリリングな攻防になり、会場は大熱狂に。世界トップのカードが面白いわけではないという見本例かも知れない。フォー・トゥは日本大使館で働いていたそうなので日本語もある程度できる。清水俊一がコーチで招かれたとのことで、そのラウェイ選手が覚えた寝技で首を締めようとするが極まらないという(とほほ)。やる側から見ていたなら体力使い果たしたんじゃないかとも心配したんだが、結果は、地元ミャンマー選手が1R残り時間ギリギリでパウンド連打からレフェリーストップに持ちこみ勝利。英語スピーチでミャンマーに、そして世界に感謝する劇的なものになった。
メインはウェルター級の王座防衛戦。入場の際に通る通路に、まだ新ストロー級王者・猿田洋祐の絵パネルが間に合ってないという恒例の冷やかしがあったが、ゼバスチャン・カデスタムのTシャツにはパンクラスのXマーク。スウェーデンのパンクラス・ジム所属なのである。カザフスタンのギオルギ・キチギンが優勢の試合運びだったが、2Rの終了間際にゼバスチャンが右ヒジで額を切り裂き、ぱっくりに。インターバル中のドクターチェックにより、試合続行不能が宣告され、ゼバスチャンが二度目の王座防衛となった。
日本選手が大勢参戦したミャンマー大会。内藤のび太は右まぶたのカットで出血してしまい、本来の力を発揮することなく無念のドクタースットプ負けに。ONEデビューとなった健太だったが、元ルンピニー王者で日本でも馴染みのペットモラコットが相手という厳しいマッチメイクに。世界の壁は厚かった。
■『ONE Championship:REIGN OF VALOR』
日時:2019年3月8日
会場:ミャンマー・ヤンゴン・ヤンゴン・ツワナ室内競技場
<第14試合 ONEウェルター級タイトルマッチ(-83.9㎏)5分5R>
○ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
2RTKO終了
●ギオルギ・キチギン(カザフスタン)
※ゼバズチャン・カデスタムが王座防衛
<第13試合 ONEフェザー級(-70.3kg)5分3R>
○フォー・トゥ(ミャンマー)
1RTKO
●ヨハン・ムリア・レゴウオ(インドネシア)
フォー・トゥ(ミャンマー)は2016年10月大会でラウェイ選手に勝利し、ミャンマーMMAトーナメント優勝している。
<第12試合 ONEヘビー級(-102.2kg–120.2kg)5分3R>
●アライン・ンガラニ(香港)
1RTKO 1分41秒
○マウロ・チリリ(イタリア)
<第11試合 ONEストロー級(-56.7kg)5分3R>
●内藤のび太(禎貴)(日本/元ONE&修斗世界ストロー級王者)
1RTKO 4分32秒
○レネ・カタラン(フィリピン)
<第10試合 ONEフライ級(-61.2kg)5分3R>
●トニー・タウル(フィンランド)
3RTKO 1分23秒
○グルダーシャン・マンゲット
<第9試合 ONEスーパーシリーズ キック フェザー級(-70.3kg)3分3R>
●健太(日本/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
判定
○ペットモラコット・ペッチインディーアカデミー(タイ/元ルンピニー認定スーパーフェザー級&ミニマム級王者)
<第8試合 ONE68㎏契約 3分5R>
○ティオ・タン(ミャンマー)
判定
●リン・サロス(カンボジア)
<第7試合 ONEスーパーシリーズ キック フェザー級(-70.3kg)3分3R>
●リアム・ノーラン(英国)
2RTKO 2分12秒 ※左フック
○エンリコ・ケール(ドイツ/2014年K-1 World Max トーナメント優勝)
<第6試合 ONEスーパーシリーズ キック ライト級(-77.1kg)3分3R>
●アンドレイ・ストイカ(ローマ)
判定
○タリック・ケバベス(モロッコ)
<第5試合 ONE女子アトム級(-52.2kg)5分3R>
○林荷琴/リン・フーチン(中国)
1R一本 4分12秒
●ジョマリィ・トリス(フィリピン)
<第4試合 ONE67㎏契約 3分5R>
○チェン・ルイ(中国)
2RTKO 2分48秒
●ローマン・アルバレス(グアム)
<第3試合 ONE女子アトム級(-52.2kg)3分5R>
○ボザナ・アンソニー(ミャンマー)
2RTKO 1分31秒
●オードレイローナ・ボーナフェス(マレーシア)
<第2試合 ONEスーパーシリーズ キック フライ級(-61.2kg)3分3R>
●渡辺優太(日本/元J-NETWORK・WMC日本・MA日本・WPMF日本スーパーバンタム級王者)
判定
○ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)
<第1試合 ONEスーパーシリーズ キック フライ級(-61.2kg)3分3R>
〇MOMOTARO(日本/元WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者)
判定
●ケニー・ツー(オーストラリア)
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