RAWベッキー逮捕!ロンダ王座返上!?フレアー70歳もバティスタ闇討!レインズが白血病からの回復

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 すでにNXT勢の投入などで番組改革が本腰のWWE。しかし、週末の舞台裏最大のニュースは、ブルース・プリチャードをビンス・マクマホンがCreativeに雇ったという事件になる。そう、あのブラザー・ラヴとして赤のドーランを顔に塗りたくってインタビューとかにも出てきていた、裏方のプロデューサーである。近年はインディー団体を担当していたりしたが、『ロイヤルランブル』のバックステージに来ていたとか、情報は聞いていたものの、若手のキレる人材を追加登用とかならまだしも、まさかOld Schoolの典型のような古狸を雇うのかと、反対意見もあるとは思うのだが・・・。まぁ、プリチャードの采配なりインプットのせいかどうかはともかく、RAWの番組構成がマシになり始めたことは事実なんだから、ユニバースは様子を見守るしかないだろう。

 ジョージア州アトランタからの生中継は、予告通りにローマン・レインズの登場から。そして最後は、映画スターとしてロックに次いで稼ぎまくっているバティスタがリック・フレアー70歳の誕生会をブチ壊すと。AEWとの接触も伝えられていたバティスタだが、やはりトリプルHと『レッスルマニア』という道筋が濃厚になった。
 それにしても、米国社会では国民行事のアカデミー賞が日曜夜(日本の字幕版は昨晩)であり、全国どこでもプロレス大会は開催しても客が来ないからやらないお約束になる。日本では洋画専門チャンネルでの放送になるが、それが終わったら、バティスタが悪役の007の『スペクター』がまた流されたりしていて、シリーズとしてはダメ作品なんだけど、BGMに流したりしていたのだが、明けて日本時間の火曜、すでに予告されていたローマン・レインズの登場はともかく、バティスタが出てきたのはビックリしたなぁ。洋画マニアで、プロレスファンでもあるタイプなら、これはデジャヴなのかと思ったに違いない。

 恒例のアライアスのギターの時間には、ディーン・アンブローズが「リクエストも受け付けるのか?」と、かましに来た。ナイト・レンジャー知ってるか?とか、(AC/DCの)♪サンダー・ストラックだ、♪ダーティ・ディーズと言い出して、バーンになると。退団が公表されているが、校長は契約最後まで笑かしてくれるのである。やっぱり、退団まではベビー・フェイスに戻ったようだ。いきなりくるくる変わるから、マメに全部見ているユニバースでも、混乱するのがWWEの課題なのではあるが・・・。

 ちなみに、次回PPV『FASTLANE』のスポンサーは日本の企業YAMAHAという・・・。日本は未だにケーフェイとか愚かなる状況だから、プレゼンやりに行っても大企業から相手にされないマイナーな小宇宙ジャンルに転落しているが、そんな状況ではWWEネットワーク5周年(今は、無料番組多数なのでアクセスしましょう!)の年商1000億円企業との格差は広がる一方だ。「スポーツ・エンタテインメントでございます」と胸を張るWWEには、米国現地法人の判断なのだろうが、YAMAHAが大金を出しているという事実はどうなのだろうか。

■ WWE RAW
日時:2月25日(現地時間)
会場:ジョージア州アトランタ ステート・ファーム・アリーナ

◆ローマン・レインズが白血病からの回復を報告

 白血病を告白して闘病中だったローマン・レインズが久しぶりにオープニングに姿を現した。「俺は病気を告白した時、みんながどんな反応をするか怖かった」と昨年10月当時の心境を告げると、続けて「多くの励ましを貰って圧倒されたよ。それが俺の強さになって新しい機会や目標を持つことができた」とファンに感謝を述べた。そして、「WWEというグローバルで巨大なプラットホームを利用して、自分がそうだったようにこの病気で助けを必要としている人たちをサポートしたい」と観衆に語りかけた。
 さらに闘病の現状に触れたレインズは驚かすように「回復してるぞ!“ビック・ドッグ”は復帰する。本当にありがとう」とリング復帰に向けて順調に回復していることを報告し、ステージではセス・ロリンズと抱擁を交わした。さらに番組中盤ではディーン・アンブローズがドリュー・マッキンタイアとの試合に敗戦してバロン・コービンやボビー・ラシュリーに襲撃されると、見かねたレインズとロリンズがアンブローズの救出に登場。レインズはスーパーマンパンチ2発でラシュリーを排除すると、雄叫びを上げてマッキンタイアにスピアーを炸裂。レインズはマッキンタイアらを蹴散らして、復帰を心から喜ぶ会場のファンの声援に応えた。ザ・シールドが再結集ということになる。

◆ベッキーがロンダ襲撃で逮捕!ロンダはレッスルマニアで三つ巴戦を要求

 ロンダ・ラウジーがナタリアとタッグを組んでライオット・スクワッドと対戦した。ナタリアが捕まって一時は苦戦を強いられたが、試合終盤にはロンダが一本背負いでサラ・ローガンを投げ飛ばすと、パイパーズ・ピットからアームバーと必勝パターンに持ち込んだ。しかし、ここで突然ジャージー姿のベッキー・リンチが客席から乱入して松葉杖でロンダとナタリアを襲撃すると、ベッキーは制止に入った警察に手錠をされて連行されてしまう。

 ロンダはマイクを取ってビンス会長を呼び出すも、代わりに登場したステファニー・マクマホンにベッキーの復帰とレッスルマニアでの3つ巴戦を懇願。しかし、ステファニーに「ベッキーの逮捕は自業自得。復帰を認めるわけにはいかない。そんなに簡単じゃない、逮捕された」と拒絶されると、ロンダは命令口調で3つ巴戦を再要求。エスカレートした2人は口論に発展すると、ステファニーが「私は上司よ。あなたは私の下で働いているの」と威圧すれば、ロンダは「ベスト同士が闘うからこそRAW女子王座は意味がある。このベルトはもう意味がないわ」と告げ、女子王座のベルトを置いてリングを後にした。
 PPV「レッスルマニア35」は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆バティスタが来襲!リック・フレアーの70歳誕生日セレモニーをぶち壊す

 エンディングでは”ネイチャーボーイ”ことリック・フレアーの70歳の誕生日を祝うセレモニーが行われた。デコレーションされたリングにはカスタムメイド・チャンピオンベルトが用意され、さらにゲストとしてレジェンドのショーン・マイケルズ、リッキー・スティムボート、カート・アングル、スティングがお祝いに集まった。トリプルHとステファニー・マクマホンがフレアーを呼び込むも、当の本人は一向に登場しない。

 すると、バックステージでは突如バティスタが現れて、控室から襲撃したフレアーを引きずり出した。「俺、注目されているか?」とバティスタは悪びれる様子もなく、盛大な誕生セレモニーをぶち壊してその場から姿を消した。to be continued…

◆映画『Fighting with My Family』マジで大好評

 本誌が最初に取り上げた時は、腐ったトマトの評価は80%だったのに、全国公開後にグングンあがって93%までいき、今でもご覧の通りになっている。ちゃんと日本で公開するのだろうか?


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▼今週のマット界~レッスルマニア決戦NXT-新日ROH~前田Friday上井KENTA他

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’19年03月07日号全日横浜 新日ROH迎撃WWE マーベラス ボリショイ引退 KrossOver WLC