[ファイトクラブ]今週のマット界~レッスルマニア決戦NXT-新日ROH~前田Friday上井KENTA他

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[週刊ファイト3月7日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼今週のマット界~レッスルマニア決戦NXT-新日ROH~前田Friday上井KENTA
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編 photo by George Napolitano/他
・映画『A Madea Family Funeral』WWEデビッド・オタンガ&キャシー・ケリー
・ロック来年司会!?一転して黒人優遇アカデミー賞とプロレスと米国社会
・YAMAHA提供の『ファストレーン』大会と全日横浜文化体育館の客入り
・ローマン・レインズ白血病remission鎮静とザ・シールドの再結集道筋
・もっとファンの関心の高い話題を取り上げろ!前田信者は未だに多い
・ONEビクトー・ベウフォート PFLがESPN+配信 マット・ヒューズの悲劇


―― Top画像こそ、一般に目を惹くローマン・レインズのTシャツ販売に貢献ということで、”We Fight We Overcome We Believe”というスローガンが決まっているから出しますが、WWEの裏ネタ話題は後半ということで・・・。
でも、以下のは本誌ジョージ・ナポリターノ記者が米国内では3月1日公開の映画『A Madea Family Funeral』のレッド・カーペットを取材してきたので、その写真をサービスで出すと。

オフレコ アメリカでは結構有名な黒人コメディアンのタイラー・ペリーが、自分で書いて監督、制作にも名を連ねているヒット作の完結編なんだけど、たぶん日本では公開されてないか、ビデオとかネット配信のみの扱いだと思う。コメディ作品は、いくら字幕をつけても生活実感というか、わからないジョークが多いから。ただWWEスターが出ている作品ではある。

photo by George Napolitano

―― NXTのバックステージ・インタビューとかに出てくるキャシー・ケリーですね。RAWとかのリング・アナウンサーもやってました。なんか美人過ぎて、ちょっと合わないとなったのかもですが、映画に出ていたと。

オフレコ デビッド・オタンガが重要な役という映画なんで・・・。ハーバード・ロー・スクール卒業のインテリ・レスラーで、現役を退いてからも実況席でしゃべってたりはしている。今もWWEとはブロードキャスティング契約しているだけでなく、映画俳優としても『ザ・コール 緊急通報指令室』はヒット作になった。ハル・ベリー主演のやつだね。

―― ただ、ゴシップ紙的には、映画『ドリームガールズ』の印象的な太っちょ役で実質デビューしたジェニファー・ハドソンと結婚して子供も生まれたんだけど、その後の離婚訴訟で親権を巡って泥沼になったとか、色々ありました。ハドソンは、ドリームガールズのあとに、家族殺害事件とかあったかと思うと、太っちょが愛嬌だったのに、ダイエットに成功したからと、急にスリムになって「えええ?」と思いました。

ロック来年司会!?一転して黒人優遇アカデミー賞とプロレスと米国社会

オフレコ 2012年のグラミー賞、前日にホイットニー・ヒューストンが亡くなったニュースが駆け巡ったばかりなのに、以前もやった歌だからと、急遽♪I Will Always Love Youを完璧にやったのは鳥肌もんだった。そして今週の米国社会となれば、アカデミー賞なんだけど、そこで歌った♪I’ll Fightは、ガガ様のI’m off the deep end, watch as I dive in. I’ll never meet the groundが凄すぎて、ハドソンのはかすんでしまったんだけど。

―― 『スター誕生』の♪Shallowですね(笑)。確かに圧巻でした。

オフレコ 映画『A Madea Family Funeral』のレッド・カーペット取材に戻るなら、デビッド・オタンガは太っていたと報告を受けた。

―― 比べてアカデミー賞のハドソンは、なんかさらに細くなっていて、病気なんじゃないかと心配にすらなりました。ブロードウェイ版の『ドリームガールズ』でも、歴代のエフィ役は太っちょじゃないと、というのがありますから。

オフレコ まぁ、またプロレスと関係ないことやるなと文句が飛んできそうなんやけど、関係あるで~。だいたい、アカデミー賞の夜にプロレス大会なんかどこでもやらないお約束なんや。影響大やないか。翌日のRAWで、なんらかのアカデミー賞ネタが出るのも恒例やし。つまり、みんなが見てるという前提やから。

―― 予定していた司会の過去の問題発言が発覚して更迭になり、なんとロック様に白羽の矢が立ったんですけど、撮影中だったので断念だったという。結局、全編を通じた司会役ナシという異例の構成になりました。「来年は、俺様がやる。スケジュール明ける」と言ってますけど。

オフレコ 日本は洋画専門チャンネルがやるだけで、日本からのノミネート作品が受賞したか否かだけが世間の話題やからなぁ。もっとも、あの長いCMナシで流すのだけは米国で見るよりも助かるんだけど。

―― でも、同じく国民行事である『スーパーボウル』中継と並んで、どこの会社がCMを入れたか、その出来はどうだったかも、ギョーカイ人は注目のアカデミー賞というのが現地感覚です。わざわざ現地版を録画させて送らせる方も少なくないですから。今は、データを現地版のギガファイル便でネット送信するだけという便利な時代になりました。

オフレコ いや、そんなことしなくても、アメリカのパソコンだと認識させてCBSのサイトから見ればいいんだけど。

―― プロレス格闘技の話をしないといけません。やはり今週のグローバルなマット界総括としては、先週に続いてWWEの番組改革が続いていることでしょうか。

オフレコ 日本向けには「中邑真輔が格下NXT選手に負けた」とかがライト層ファンの関心なのかもだけど、我々は有料メディアだから、そんなのにしか興味ないなら、どうぞオモテのことしか書いてない普通のメディアで足りるでしょう、と。

―― 中邑は英語で交渉とか大丈夫かと心配してたら、向こうから大金の契約更改を言ってきたという(笑)。ライバルAEWの出現が大きいんですが、だったらjobするのは当然でしょう。

オフレコ 他の人気プロスポーツに比べたら年商1000億円企業なのに、選手への支払い額はまだまだ小さいという批判はあるんやけどな。まぁ、スポーツ・エンタテインメントなので別という。

YAMAHA提供の『ファストレーン』大会と全日横浜文化体育館の客入り

―― ただ、それを言うなら、3・10『ファストレーン』PPV大会のスポンサーが日本のYAMAHAという。現地法人の判断なんでしょうけど、スポーツ・エンタテインメントですと開き直っているから、大企業も安心してカネを出すのに、わが国の状況ときたら・・・

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