アブドーラ・ザ・ブッチャー!金曜日夜八時のスターは未だ地方でも多大な人気であった!

画像:来日直前に亡くなった友人Honest John Cheatumの死を悼み、現地で執り行われている告別式を常に気にされていた。

 2月19日(火曜)、蔵前国技館にて豪華な引退セレモニーをとり行った<黒い呪術師>アブドーラ・ザ・ブッチャーは微塵の疲れた様子もなく、翌日は昔のように地方巡業(サイン並びに撮影会)へと新幹線にジョー・デイートンと乗り込んだ。


店長とオーナーの兄(オーナ)妹(店長)

オーナーとブッチャー

 オーナーは古くからのブッチャーファンでブッチャーのリングシューズも持っておられた。今回はブッチャーの帽子をプレゼントされました。

 向う先は、なんと山口県は光市という瀬戸内の小さな町である。ただプロレスファンにとっては一つの聖地でもある。
 今やWWEで大活躍されている宝城カイリことカイリ・セインの故郷であるのだ。噂では聞いていたがその場所に、プロレス&ファーストフードショップ”DROP KICK”がある。その店のオーナ(河野文彦氏)と店長のさちこさんの二人三脚にて店を経営されておられる。店内はフィギアやポスターで埋め尽くされ、店頭ではやきたこ、からあげ他、ドリンクメニューにはプロテインまであるユニークな店です。過去来店されたプロレスラーには、なんと長州力始め、小橋建太、鈴木みのる、船木誠勝、高山善廣、当然カイリ・セイン他すばらしい選手が来られているのである! そして、今回はレジエンド・レスラー”アブドーラー・ザ・ブッチャー”の登場である。

 7時30分から始まる予定の撮影並びにサイン会は既に開場前から長蛇の列、恐らく30メートルぐらいあるのだ。真っ暗で寒さが厳しくなる状況においても、何一つ愚痴をこぼす事もなく、ブッチャーに会えるのを楽しみに待っておられる光景には感動さえ覚えた。
 未だに衰えぬ人気、やはりテレビプロレスの大スターのネームバリューは地方においてもその浸透力は未だに恐ろしい。
 老若男女を問わず、ときめきながらそして昔話をしながら待つ風景は良き昭和の風景をも彷彿させホッとする。

 中には、トラックで一日の仕事を終えた人達が、通りすがり人の流れを見て、「何かあんの」と尋ね、ブッチャーの撮影会と聞くと「エー、ブッチャー凄い、並んで行こうぜ」というありさま。
 そして、実際にイベントは7時30分にスタートして終わったのは10時30分近くという、3時間のロングランであった。

 みんな数分の遭遇時間であれど本当に満足され家路につかれた、当然、昭和の大スターブッチャーとデイートンの心温まる歓待もファンの心を掴んでおられたのは確かである。この模様はNHKにて追跡撮影が為されていたことも、ブッチャー選手の影響力の大きさを語る。
 そう、あの当時テレビに映しだされ大暴れしていた、ブッチャーやシン、ハンセンの名はまだまだ根強いものがあると確信した。

取材・文 藤井敏之


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