ジェフ・ジャレット率いるルード軍が勝利!メキシコAAA

(C)AAA

 2月16日(現地時間)にメキシコ・ミチョアカン州モレリアで『AAA テレビテーピング大会』が開催された。
 AAAはCMLL(当時EMLL)のブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャ氏が独立して、メキシコシティを本拠地に設立した団体。CMLLから引き連れたルチャドール達に加えレイ・ミステリオやシコシスといった当時の新世代のレスラー達が活躍、アメリカン・プロレスを意識したエンターテイメント性の強いプロレスを推し進め、ライバル団体のLLI(UWA)を壊滅に追い込み、メキシコを基盤に南米やアメリカへの人気を獲得していった。そしてAAAは2018年2月から大会をインターネット配信Twitchで無料配信する事になり、米国とは新興AEWとの提携も発表されたばかりだ。
 今大会のメインには、WWEにも復帰した“キング・オブ・マウンテン”ジェフ・ジャレットが参戦。同じルードのレイ・エスコルピオン、エル・テハノJr.を従えて、宿命のライバル、ドクトル・ワグナーJr.サイコ・クラウン、パガノのテクニコ軍と対戦した。ジャレットとワグナーJr.は究極の決着戦、カベジェラ戦(敗者髪切りマッチ)まで行っており、その時はワグナーJr.が勝利し、ジャレットは丸坊主となり一応の決着がついているが、ジャレットはまだまだAAA侵略を諦めないようだ。試合は開始と同士にルード軍が攻撃を仕掛け、ジャレットは当然、ワグナーJr.を狙って攻撃を繰り返す。試合序盤は防戦一方だったテクニコ軍だが、やがて盛り返して逆襲。しかし乱戦の中、ジャレットがワグナーJr.にギターショットで逆襲し、更にテハノJr.がパガノをテーブル葬してフォール勝ち。ルード軍が勝利となり、試合後にジャレットはリングで勝ち誇り、エスコルピオンとテハノJr.はサイコを捕まえて覆面を剥ぎ取る。またしてもルード軍が大暴れとなった。

■ AAA テレビテーピング大会
日時:2019年2月16日(現地時間)
会場:メキシコ・ミチョアカン州モレリア

<6人タッグマッチ>
○ジェフ・ジャレット、レイ・エスコルピオン、エル・テハノJr.
 ピンフォール
●サイコ・クラウン、ドクトル・ワグナーJr.、パガノ

<6人タッグマッチ>
○ドラゴ、ラレド・キッド、イホ・デル・ビキンゴ
 ピンフォール
●モチョ・コタJr.、カルタ・ブラバJr.、ティト・サンタナ。

<6人タッグマッチ>
○マキシモ、マンバ、ピンピネーラ
 ピンフォール
●ラ・マスカラ、タウルス、チェスマン

<6人タッグマッチ>
○ファビー、スペル・フライ、パルカ・ネグラ
 ピンフォール
●レディ・シャニ、ミステシスJr.、ディナスティア

<AAAクルーザー級王座タイトルマッチ>
○ラレド・キッド(挑戦者)
 ピンフォール
●サミー・ゲバラ(王者)

<6人タッグマッチ>
○レディ・マラビジャ、ケイラ、ビジャノ3号Jr.
 ピンフォール
●ニーニョ・アンブルゲサ、ゴールデン・マジック、スター・ファイア

<6人タッグマッチ>
○ルキータ、ドラゴン・べイン、ドラスティック・ボーイ
 ピンフォール
●ミニ・モンスター、ミニ・マーダー・クラウン、ラティゴ

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