I was born to love youアンデウソン・シウバUFC引退!石原夜叉坊も最後か!?メルボルン大会


Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC

 UFC(Ultimate Fighting Championship)は日本時間2019年2月10日(日)にオーストラリア・メルボルンにあるロッド・レーバー・アリーナを舞台に”UFC 234″を開催した。
 当初、メインイベントはミドル級王者ロバート・ウィテカー(ニュージーランド 21勝4敗)が挑戦者ケルヴィン・ガステラム(アメリカ 16勝3敗)を相手に防衛戦に挑むことになっていたが、ウィテカーが緊急手術必要となり欠場を余儀なくされたため、今回のミドル級タイトルマッチは急遽中止されている。前日軽量の段階では問題なかったように見えたのだが仕方がない。

 これを受けて、イズラエル・アデサニヤ(ナイジェリア 15勝0敗)とアンデウソン・シウバ(ブラジル 34勝8敗)のミドル級マッチがメインイベントに繰り上がり、5分3ラウンドで争われた。予測不能な動きを見せる2人が対決した試合は最初から最後までファンを魅了する好パフォーマンスが繰り広げられ、フルラウンドの末にアデサニヤがユナニマス判定で勝利を収めた。地元ブラジルでのクリチバでの引退興行はあるかもらしいのだが、UFCとの契約はこれが終了になる。PRIDE時代から、最後まで魅せてくれたスパイダーマンだった。


 プレリムに登場した石原”夜叉坊”暉仁(11勝6敗)はカン・ギョンホ(韓国 14勝8敗)とのバンタム級マッチに挑むも、1ラウンドで一本負けを喫した。試合開始後、打ち合いの様相を呈していたさなかに、得意の左を入れてカンをダウンさせた場面もあったが、打撃戦の末に背後を取られ、カンのリアネイキドチョークが決まって万事休すとなった。

 UFC Japan公式YouTubeチャンネルにて、パーソナリティのチュートリアル福田充徳氏と西山茉希氏がゲストに大沢ケンジ氏を迎えてライブ配信した『UFCってなんだ? 激闘必至のUFC 234を裏実況』はアーカイブ動画として引き続き視聴できる。

 次回、UFCはアリゾナ州フェニックスに舞台を移し、日本時間2月18日(日)にトーキング・スティック・リゾート・アリーナ(WWEがNXT、RAW、SmackDownを開催したばかり)にてUFCファイトナイト・フェニックスを開催される事が発表された。メインイベントではヘビー級ランキング3位につけるフランシス・ガヌーが元チャンピオンのケイン・ヴェラスケスと対戦する予定だ。

■ UFC 234 
日時:現地時間および日本時間2019年2月10日(日)北米の放送は2月9日(土)
会場:オーストラリア・メルボルン・ロッド・レーバー・アリーナ

【メインイベント】
<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○イズラエル・アデサニヤ
 判定3-0(29-28、30-27、30-27)
●アンデウソン・シウバ

勝者イズラエル・アデサニヤのコメント
「他の誰かと戦った時みたいな感じだけど、彼の動きの中にこれまで何度も見てきたものがあったのは確かだ。手を下げたり、飛び跳ねたり、自分がフェンスを背中にした状態でケージ際に呼びつけたり、他の人はそれでやられていたけど、自分は違う。エネルギーはクールだったし、彼と一緒にやれたことは光栄だった。なんて言えばいいのか分からないくらい。まだまだ子供な自分、ファンの自分としては、本当に最高で本当にクールだった。長い目で見れば、あのベルトを次に取りに行くのは間違いなく俺だ」

【セミメインイベント】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ランド・バンナータ
 1ラウンド(4分55秒)サブミッション(キムラ)
●マルコス・ロサ
勝者ランド・バンナータのコメント
「関節技が決まるはずだと思っていたけど、時間はかかると思っていたから、この時間でできたことにとても満足している。トレーニングでいくつか関節技を練習していたし、今回の試合に向けてはかなり良いゲームプランがあったから、準備はバッチリだった。キャリアを通して、一番大好きな試合の旅だったよ。メルボルン、オーストラリアは本当に最高だ」

【メインカード】
<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○リッキー・シモン
 判定3-0(27-30、27-30、25-30)
●ハニ・ヤヒーラ(本人の希望で次回から表記は米国流ラニに統一!)

勝者リッキー・シモンのコメント
「ハニの持久力にはびっくりした。自分の無慈悲さには自信があるし、ペースを築いていくのもそう。向こうは俺についてきていた。俺は若くてまだがんばっているところ。パフォーマンス以上にもっとやれると思っている。ジムの方がうまくやれているから、こういう照明の下とか観客がいる状況でもっと落ち着けるようにならないと。最初に、マネジャーにオーストラリアでの試合を用意してほしいと頼んだ。ずっと来てみたかったんだ。オーストラリアのファンが大好きだから。シューイがしたかったのさ。勝てたから良い1週間だ」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○モンタナ・デ・ラ・ロサ
 2ラウンド(2分37秒)サブミッション(アームバー)
●ナディア・カセム

勝者モンタナ・デ・ラ・ロサのコメント
「この勝利は私にとってすべてを意味する。これでランキングを駆け上がれるし、好きなことをやっていけるわ。すべてプラン通り。あんなに早くグラウンドに行きたくなかったし、スタンディングでもっと打っていきたかったんだけど、やるべきことはやった。なるだけ早く次の試合がしたい。できれば2カ月くらいで。自分のスキルを見せ続けたい」

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○ジム・クルート
 1ラウンド(2分49秒)TKO
●サム・アルビー

勝者ジム・クルートのコメント
「コーチたちが、トレーニングパートナーが、みんなが俺に教えてくれるんだ。リラックスしているときの俺なら誰にも手出しできないって。一度も信じたことはなかったけど、今は信じている。準備を通して、強さやコンディショニングとかに力を入れたわけでなく、考え方を正しくして、戦う時に納得のいく場所にいられるように取り組んだ。今は少し休みたい。忙しい1年だったからね。でも、もしUFCが何か大きなオファーを持ってきてくれるのなら戻るよ。今は休みを楽しんで、家族や犬に会いたい。愛犬が恋しいんだ。できればボーナスをもらって、素敵な家でも買いたいところだけど、さて、どうなるかな」

【プレリム】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○デボンテ・スミス
 1ラウンド(3分53秒)TKO
●マー・ドンヒョン

勝者デボンテ・スミスのコメント
「かなり忍耐強くいかないといけなかった。あまりに焦り過ぎたら、相手がグラップリングをしかけて来るだろうというのは分かっていたし、こっちはそれにしっかり対応する必要があった。引きずられそうな感じさ。だから、スマートさを保って、距離を取り、相手の足が弱点だと気づいた時に、ここが攻めどころだと踏んでいったんだ。この後はちょっとゆっくりする。フランシスコ・トリナウドとの試合が決まれば、デンバーに戻ってトレーニングに取り組むから、試合が決まったら戻るよ」

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○シェーン・ヤング
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●オースティン・アーネット

勝者シェーン・ヤングのコメント
「試合を通してずっと自分のやることをやっただけ。コーナーのアドバイスが聞こえたら、とにかくその通りにやった。タフな試合になるとは思っていなかったんだけど、何発かいいのを当てたのに、マジかよ、と思ったね。向こうがタフだった。その後、ダメージを受けている感じを何度か出していたけど、最後の最後に落とすまでは全然だったし、最後は、やっとだ! と思ったね」

<フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○カイ・カラ・フランス
 判定2-1(29-28、29-28、28-29)
●ハウリアン・パイバ

勝者カイ・カラ・フランスのコメント
「メルボルンでの試合は自分にとって地元戦だったから、ニュージーランドだけじゃなく、世界の大舞台でANZ(オーストラリアとニュージーランド)を代表して戦うとなれば、逆境の中でもかなり助けになる。俺は友達や家族、今日、このアリーナに来てくれた人たちみんなのために戦った。メインイベントはなくなってしまったけれど、プレリムでその埋め合わせができたんじゃないかな。試合に向けては調子が良かったし、研ぎ澄まされていた。いいショーを見せられると思っていたしね。相手の18勝1敗の記録は忍耐強くてタフなことを表しているし、その通りにタフだった。若くてハングリーで、未来は明るい。でも、俺は初めての舞台じゃないから、試合に向けてはそれが後押しになった。この数年に経験してきたことすべてを思うと、13カ国で戦い、アルティメットファイターになり、UFCにたどり着くまで本当にハードな道のりだった。コーチたちとじっくり話して次にどうするかを考える。試合が続いていたから、少し休む時かなと思っているし、もしかしたら、今年の後半にUFCがブリスベンに行くなら、そこで戻るかもしれない」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○カン・ギョンホ
 1ラウンド(3分59秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
●石原”夜叉坊”暉仁

勝者カン・ギョンホのコメント
「打撃を浴びてしまい、それほど厳しいものではなかったけれど、膝が落ちてしまった。自分としてはとにかく立ち上がって試合を続けないと、そう思っていた。今年の目標はUFCでトップ10のファイターと戦うこと。そして来年にはタイトルに挑戦したい。この瞬間から、韓国の選手はオクタゴンで勝ち続けていく。UFCで韓国勢の強さを証明するつもりだ」

【アーリープレリム】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ジェイリン・ターナー
 1ラウンド(0分53秒)TKO
●キャラン・ポッター

勝者ジェイリン・ターナーのコメント
「最高の気分だ。この勝利を手に入れるために必死にがんばってきたし、それを経て勝利できたのがうれしい。相手は思っていたよりも少しタフだったけど、それについては彼をたたえたい。(ポッターは)2週間前のオファーで試合を受けてくれた。自分のデビュー戦も同じだったから、向こうの気持ちは分かるつもりだ。オーストラリアで戦うチャンスをもらったことに感謝している。ここが大好きだ。すぐにまた試合がしたい。いつでも受けて立つ。6月に子供が生まれるから、それまでにもう少し稼がないといけないのさ」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ジョナサン・マルチネス
 判定3-0(27-30、27-30、28-29)
●ウリジ・ブレン

勝者ジョナサン・マルチネスのコメント
「今回の勝利は本当にうれしい。ファクトリーXとのトレーニングがかなり助けになったし、あそこでいろんなことを学んだから、しっかり準備ができたんだと思う。ブレンはそれほどびっくりすることもなかった。試合に向けてトレーニングに励み、準備は整っていたからね。次に何が来ようと、誰が来ようと覚悟はできている」


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