「ザ・マン ベッキー・リンチ」SmackDown革ジャン背カタカナ、アスカ「この野郎!」

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 バーミングハム、アラバマからのSmackDown生中継は、お客さんのお目当てであるTHE MANが、ジャンクフードを食らう野蛮キャラHeavy Machineryが作ったパンケーキ入りのミックスジュースを一口飲んで見せるところから。サムライTVの『バトル☆メン』でアブドーラ小林のやっているスキッドが伝染したのであろうか。
 そのままリングに出てきた主役の黒革ジャンの背中にはカタカナで「ザ・マン ベッキー・リンチ」! 日本の皆さん、見てますか? 当然、アスカが出てきて日本語で「この野郎!」とまくしてたてる。オマケでアイコニックスがでてきて、ベッキー、アスカが二人を片付けると。まぁ前煽りなんだからこんなモンだろう。いずれにせよ、『ロイヤルランブル』の目玉は女子戦ということ。ビジネスの現実である。
 割を食っているAJスタイルズが続けて登場、会場を一周すると売店へ。先週のダニエル・ブライアンの冒頭スキッド、ホットドックや環境によろしくないプラスティックだらけのコーラを並べた売店で庶民派をアピールしたAJだが、NEWブライアンがまたも売店を壊して黄色のマスタードがべちゃと・・・。それにしても途中の広告、リトルシザースのペパロニ・ピザは6ドルって、日本のピザは高すぎるよ~。サブリミナル効果というのがあるが、WWEを見ると、ホットドックやピザが食いたくなるという按配だ。

 前夜のRAWで評判が良かったニッキー・クロスがミステリオの登場時に出るとか、どっちに行くんだと気を揉むEC3もちらっと画面に映るなど、どうやら新規軸というのはRAWとSmackDownの選手が入り乱れることもあるようだ。但し、ビンス・マクマホン会長が気に入ったからと売り出し中のマンディ・ローズが、ナオミとの仲を引き裂こうとジミー・ウーソに下着姿で迫るスキッドは、結局はこういう役なのかという・・・試合で魅せないと大人のファンは買わないだろう。
 トリは、シェインの誕生日という設定でミズの用意したケーキがリング上に出たが、恐らくはプレゼントということで披露されたナイキ製エア・ジョーダン新モデル運動靴のタイアップ広告のためのセグメントという印象だけ。パーティに呼ばれなかったTHE BAR(シェイマス&セザーロ)と対戦という番組の締め構成だったが、どっちが勝ったとかも覚えてない。というか誰も関心がない問題が残った。

■ WWE SmackDown
日時:1月15日(現地時間)
会場:アラバマ州バーミングハム レガシー・アリーナ

◆王者アスカとベッキーがPPV「ロイヤルランブル」を前に火花

 SmackDown女子王者アスカとベッキー・リンチがPPV「ロイヤルランブル」の王座戦を前に火花を散らした。スマックダウンオープニングに登場したベッキーは「王座を取り戻すぞ!アスカが勝ったのは運がよかっただけだ」と王座奪還を宣言。するとそこへアスカが現れて「ベッキーは話してばっかりで毒針のない蜂のようだ。ロイヤルランブルの後は私の陰に隠れることになる」と侮辱して舌戦を展開した。但し、残りはすべて関西弁の毒舌が続いた(笑)。
 空気を読まないアイコニックスも登場して2人を挑発すると、イラついたベッキーがペイトン・ロイスと対戦することが急遽決定。試合は実力差を見せ付けたベッキーがディスアーマーでペイトンからタップを奪うと、今度はアスカがビリー・ケイを捕まえて無理やり試合を始めると、ベッキーに見せ付けるようにディスアーマー、さらにアスカロックでビリーからタップを奪って完勝。アイコニックス2人を蹴散らし、実力を示したアスカとベッキーはPPV「ロイヤルランブル」を前ににらみ合って火花を散らした。PPV「ロイヤルランブル」は日本時間1月28日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆WWE女子タッグ王座の新設を発表

 前夜RAWにおいて、アレクサ・ブリスが自身のトークショウ「ア・モーメント・オブ・ブリス」の中でWWE女子タッグ王座の新設をあらためて告知、2本のベルトを披露した。初代の王者は日本時間2月18日に行われるPPV「エリミネーション・チェンバー」で、RAWからの3チーム、SmackDownからの3チームによるエリミネーション・チェンバー戦で決定されることも明らかとなった。新たなタッグ王座により、WWEの女子部門はさらに進化を加速させる。
 PPV「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月18日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。


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