コーディ・ローデスがAEW女子部門の為に東京で複数の女子選手と話をしたとか、WAVE・GAMI会長が女子プロ界統合を掲げるとか、年明け早々に大きなうねりを予感させる女子プロレス界の2019年。
そんな中、SEAdLINNNG新木場大会は、1・20後楽園の前哨戦となる熱い開幕戦となった。
メインで登場の世志琥は、初代女王高橋奈七永とのシングル戦タイトルマッチを控え、早くもエンジン全開。
ロックオンした高橋奈七永を場外で攻め立て、コーナーに詰めてキックの乱れ打ち。
最後は見せつける様に門倉凛をアームロックで葬った。
試合後、袂を分かった山下りなに変わるパートナーに、この日組んだ朱崇花と真琴の女子プロレス界2大セクシーを御指名。会見では両側にはべらせて、1・20のシングル王座戦必勝を宣言。
「高橋奈七永の腕なんか秒で極めてやりますよ」
と、関節葬を予告した。
一方、この日は精彩を欠いた高橋奈七永は、花粉なのか風邪なのか鼻声、涙目での会見となり、防衛戦に黄色信号点灯となった。
■ SEAdLINNNG~SHINKIBA 9th NIGHT! 2019開幕戦〜
日時:1月11日(金) 開始19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:207人(主催者発表)
<メインイベント6人タッグマッチ 30分1本勝負>
高橋奈七永 彩羽匠(Marvelous) ●門倉凛(Marvelous)
18分12秒 アームロック
〇世志琥 真琴 朱崇花
一躍時の人となった朱崇花は門倉凛を場外で痛ぶり絶好調
<第3試合 3WAYタッグマッチ 30分1本勝負>
中島安里紗 ●笹村あやめ(KAIENTAI DOJO)
vs.
水波綾(WAVE) 沙恵(名古屋ドリームガールズプロレスリング、REINA女子プロレス)
vs.
〇高瀬みゆき(アクトレスガールズ) 有田ひめか(アクトレスガールズ)
13分01秒 前方回転エビ固め
アニキ・水波綾にコーナーポストからのフットスタンプを見舞うなど、既に新人離れした試合運びの笹村あやめ。しかし高瀬に丸め込まれ、1・20後楽園で中島安里紗と保持するタッグベルトにアクトレスガールズ組に挑戦を要求される事態に。
「アイドルくずれに挑戦できるベルトじゃない」
と一旦は拒否した中島安里紗に、高瀬が御大・堀田祐美子を担ぎ出して説得、挑戦にこぎ着けた。
御大・堀田とのタッグに高瀬は早くも緊張気味
方やこの日は敗れた笹村あやめは余裕綽々で
「堀田祐美子って誰ですか?」
と強心臓ぶりを発揮。後楽園で御大怒りのキックで血祭りにあげられそうな予感…
<第2試合 ハイスピードシングルマッチ 20分1本勝負>
〇つくし(アイスリボン)
vs.
●清水ひかり(アクトレスガールズ、J@st)
つくしの傍若無人な攻撃に試合後清水ひかりが号泣。
ナチュラルデンジャラスクィーンぶりを発揮した。
<第1試合 シングルマッチ20分1本勝負>
〇長浜浩江(WAVE)
8分30秒 ノーザンライトSP
●星月芽依(Marvelous)
▼性同一性障害の朱崇花が女子レスラーとして8・9WAVE後楽園大会デビュー