ビンス・マクマホンRAW久々の登場!セス・ロリンズ、Rオートンに勝利+英国WWEネットワーク開始大混乱

 RAWに久々、ビンス・マクマホンが登場した。これが何を意味するかはアメプロを深くフォローしているマニアには説明不要かも知れない。10月30日に公表された第三四半期決算によるとWWEネットワークの数字は、日本を除く世界配信となったにも関わらず731,359加入者に留まり、目標とする百万件に届かないばかりか、さらに減る予想もある。また四半期自体の決算も590万ドル(あえて簡略化した1ドル100円換算なら邦貨約5億9000万円)の赤字計上と、芳しいものではない。
 本日、Jスポーツでも生中継されたRAWでは、『サバイバーシリーズ』PPV大会の煽りとして、ビンス・マクマホン会長自らが悪のトリプルHとステファニー夫妻を核とする「オーソリティー(権力側)がジョン・シナのチームに負けた場合、オーソリティーは解散、パワーも失う」と明言した。
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 メインイベントではオーソリティー内部の権力闘争としてセス・ロリンズvs.ランディ・オートンが組まれ、ロリンズがピンフォール勝ちを収めている。ザ・シールドとしての最初の来日の段階では「こいつら誰?」と古参の記者に聞かれる始末で、本年の来日でも、はっきり言ってどうでもいいハルク・ホーガンの顔見せに焦点が当たってしまったが、毎週RAWを見ている方なら最近のロリンズやディーン・アンブローズの異常なプッシュはご存じの通り。アンブローズに至ってはやや露出過多になりつつあるが、策略家セス・ロリンズが毒蛇にoverするのをにんまりのマニアは少なくないだろう。
 もっとも、現地時間月曜3日は英国でのWWEネットワーク解禁日だったが、PPV収益が大幅減となってしまうケーブル局Skyとの調整がつかず、直前になって繋がらない(延期措置)大混乱に。RAWの番組内ではしつこいくらいにWWEネットワークの宣伝ばかり延々とやっているが、正規には解禁されていない日本のファンは怒るしかないだろう。

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