ジョニー・インパクトが王座防衛！インパクト・レスリング・ホームカミング！

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(C)TNA

　1月6日（現地時間・放送日）に『Impact Wrestling Homecoming』が放送された。
　インパクト・レスリング（Impact Wrestling）は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ（Anthem Wrestling Exhibitions, LLC）。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA（National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 ～ 2004年）、TNA（Total Non Stop Action Wrestling、2004年 ～ 2016年）、GFW（Global Force Wrestling、2017年7月 ～ 2017年9月）を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
　今大会はインパクト・レスリング生誕の地であるナッシュビルで行われたPPV大会であり、メインでは当然、団体最高峰王座であるインパクト世界王座戦が組まれ、王者ジョニー・インパクトが、ブライアン・ケイジの挑戦を受けた。ケイジはXディビジョン王者であったが王座を返上して世界王座獲りに挑んだのだった。試合は前半はケイジのパワーで圧倒するが、インパクトも反撃。一進一退の激しい攻防となった。ケイジはインパクト必殺のスターシップペインを受けてもカウント２で返すほどの頑張りを見せるが、ここでハプニングが発生した。リングサイドで観戦していたアメリカの人気リアリティ番組「サバイバー」の優勝者がケイジと口論になったのだった。ここはレフェリーが間に入ったが、この間にケイジはインパクトに必殺のドリルクローを決めフォールするが、レフェリーが観客に気を取られていてフォールしなかったので、ケイジは幻の勝利となってしまった。これで気がそがれたケイジは、ブレーンバスターに失敗し、インパクトに丸めこまれてフォール負けしてしまう。ケイジは納得出来ずにレフェリーに詰め寄り、ベルトを奪うが結果は覆らずインパクトの王座防衛となった。試合後、インパクト、セミファイナルでノックアウト王者になった妻であるタヤ・バルキリーと共に王座防衛をアピールするが、そこにキラー・クロスが乱入。クロスがインパクトを攻撃し、次の挑戦者にアピールした。

■　Impact Wrestling Homecoming
日時：2019年1月6日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・テネシー州ナッシュビル

＜インパクト世界王座タイトルマッチ＞
○ジョニー・インパクト（王者）
　ピンフォール
●ブライアン・ケイジ（挑戦者）

＜ノックアウト王座タイトルマッチ＞
○タヤ・バルキリー（挑戦者）
　ピンフォール
●テッサ・プランチャード（王者）

＜インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ＞
○LAX（王者）
　ピンフォール
●ペンタゴンJr.、フェニックス（挑戦者）

＜モンスターボールマッチ＞
○イーライ・ドレイク
　ピンフォール
●アビス

＜シングルマッチ＞
○サミ・キャラハン
　ピンフォール
●ウィリー・マック

＜エニウエアマッチ＞
○エディ・エドワーズ
　ピンフォール
●ムース

＜タッグマッチ＞
○アリー、シュー・ヤン
　ピンフォール
●キーラ・ホーガン、グレイス

＜Xディビジョン王座決定戦アルティメットXマッチ＞
勝者：リッチ・スワン
参戦選手：イーサン・ペイジ、ジェイク・クリスト、テリー・ミゲル