UFCアマンダ・ヌネスがクリス・サイボーグ無敗伝説KO二冠王!ジョン・ジョーンズ汚名挽回復活勝利!

photo: Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC

 ブラジル女子対決となったLAに会場移動の『UFC』。ミーシャ・テイト、ロンダ・ラウジーらを倒し
バンタム級王者となったアマンダ・ヌネスが、階級を上げてフェザー級の無敗伝説クリス・サイボークに挑んだ大一番。最初から激しい打撃戦になり、51秒で女王を沈めた。

 お騒がせのジョン・ジョーンズは3R2分2秒、テイクダウンから柔術でアレクサンダー・グスタフソンを抑え込み、パウンドを見舞ったところでレフェリーが試合を止めた。ダニエル・コーミエが引退ということで、いきなりのライトヘビー級王座決定戦となったが、再びベルトを巻いた。これで可能性としてはブロック・レスナー戦もありえることになった。

■ UFC 232: Jones vs. Gustafsson 2
日時:12月29日(現地時間)
会場:米国カリフォルニア州イングルウッド ザ・フォーラム

 ジョン・ジョーンズ(アメリカ 22勝1敗)と、アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン 18勝4敗)がライトヘビー級王座をかけて対戦したメインイベントは第3ラウンドにタックルからテイクダウンを奪ったジョーンズがグスタフソンを抑え込み、パウンドを浴びせてノックアウト、王座奪還を果たした。

 セミメインイベントでは女子フェザー級王者クリスチャン・サイボーグ(ブラジル 20勝1敗)が、女子バンタム級王者アマンダ・ヌネス(ブラジル 16勝4敗)の挑戦を受けて防衛戦に挑むも、開始早々にヌネスの強打を食らったサイボーグが足をふらつかせて大ピンチに陥る。盛り返そうと気迫を見せたサイボーグだが、そこから一気にたたみ掛けたヌネスがフィニッシュを決め、1分とかからずしてノックアウト勝ちを収めた。女子バンタム級チャンピオンでもあるヌネスは史上初の女子ダブルチャンピオンとなり、2階級同時制覇を達成している。

【試合結果】
【メインイベント】
<ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
○ジョン・ジョーンズ
 3ラウンド(2分02秒)KO
●アレクサンダー・グスタフソン

勝者ジョン・ジョーンズのコメント
「総合格闘技の最高のチームの一員として、彼らの努力やハードワーク、献身には本当に感謝している。ずっともう一度チャンピオンになることを目指してきたし、相手がどうじゃなく、個人がどうとかでもない。ベルトを取れて本当にうれしい。今はジムに戻って腕を磨きたい」

【セミメインイベント】
<女子フェザー級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
●クリスチャン・サイボーグ
 1ラウンド(0分51秒)KO
○アマンダ・ヌネス

勝者アマンダ・ヌネスのコメント
「今回の試合に向けてかなりしっかりと準備できていたし、ずっと冷静でいられた。こうなることは分かっていたわ。そう言ったでしょ。自分のことに集中して、肉体的にも精神的にも必死にがんばってきた。この階級で自分の力強さを感じているし、よりパワフルで速さも健在。次がどうなるかは分からないわ。今はブラジルで友達や家族とお祝いしたい。姪っ子(ララ)の誕生を待っているの。この幸せを周りの人たちと共有したい。クリスは素晴らしいファイターだし、とても尊敬している。オクタゴンで彼女と戦えたことは本当に素晴らしい機会だった。彼女には心から感謝している。新たな”チャンプチャンプ”ね。前に言ったこの夢を今、達成したのね」

【メインカード】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
●カーロス・コンディット
 2ラウンド(0分56秒)サブミッション(キムラ)
○マイケル・キエーザ

勝者マイケル・キエーザのコメント
「ようやく勝ててうれしい。ここから上がっていくだけだという思いだし、今が絶好調だと思っている。今回の試合に向けてしっかりと準備した。常にサブミッションを狙っているから、もし俺の柔術をあなどっていたら最悪の結果が待っているってわけさ。かなり改善してきたし、今日はそれを見せられなかったかもしれないけど、一番大事なことは証明できた。グラウンドで俺をやるなんて無理ってこと。ウェルター級が俺の新たなホームだ。かなりいい感じだし、強さも自分の力も感じている」

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
●イリル・ラティフィ
 判定3-0(28-29、28-29、28-29)
○コーリー・アンダーソン

勝者コーリー・アンダーソンのコメント
「タイトル挑戦権を得るまでトップに上り詰めるために戦い続けるのみ。俺より上位のランカーなら誰とでもやりたい。それが最速のルートだからだ。そのために必死に取り組んできたし、それを生かしたい。今回の戦略は最初から最後まで圧倒することだったけど、出だしがスローだった。フラットな状態でスタートしてギアがかかるまで時間がかかってしまったけど、今が勝負時なんだと気づいた」

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
●チャド・メンデス
 2ラウンド(4分14秒)TKO
○アレックス・ボルカノフスキー

勝者アレックス・ボルカノフスキーのコメント

「いろんな人がこの階級でマックス・ホロウェイがやり残したことはもうほとんどないと言う。俺は次こそ自分の番だと思っている。モイカノは計量に失敗したのに試合が控えている。マックス・ホロウェイにあと1回の試練だ。俺がトップの1人であることは証明できたはず。メンデスはタフな相手だし、厳しい相手だ。全力で来るだろうと思っていたけど、それでも自分ならやり返せると思っていたし、その通りにできた」

【プレリム】
<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
●アンドレイ・アルロフスキー
 判定2-1(28-29、28-29、30-27)
○ウォルト・ハリス

勝者ウォルト・ハリスのコメント
「次のステップはトップ15の相手を打ち負かし、トップへの道を駆け上がり続けて願わくはタイトルをかけて戦いたい。アルロフスキーはチャンピオンだ。彼のような相手と戦う時はとにかく忍耐強く、適切なチャンスを待たないといけない。こういう試合の後はとりあえず家に帰って録画を見て、どこでミスをしたのかを確認してさらに進んでいくんだ。俺はハードな人生だったし、タフな状況に順応することは学んでいる。今は夢を生きているからうれしいんだ」

<女子フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
●キャット・ジンガノ
 1ラウンド(1分01秒)TKO
○ミーガン・アンダーソン

勝者ミーガン・アンダーソンのコメント
「キャットのリアクションの仕方でスペースを与えたようなものね。少し待った、試合はまだ続いていた。彼女は守りもしていなければ何もしていなかったから、試合を止められたのよ。今回のストップは少しおかしかったと思うし、この階級のトップにつけるだけの力があることを証明しないといけないと言うのなら、キャットと喜んで再戦するわ。もしそれが必要ないなら、今日のセミメインイベントの勝者とやりたい。サイボーグ対アマンダの試合が楽しみ。ただ2人が戦うっていうのではダメ。女子フェザー級を築き上げていかないと。今日は私たちのうち4人がこの階級にスターがいるってことを証明する日だと思っている」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
●ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ
 2ラウンド(5分00秒)TKO
○ピョートル・ヤン

勝者ピョートル・ヤンのコメント
「今回の試合はトップ15のファイターと戦うし、プレッシャーを感じていた。彼は本当に強くてかなり危険だったけど、彼に対してはグラウンド・アンド・パウンドを生かせるように準備していた。試合では徐々にコントロールを握って勝利できた。次はジョン・リネカーとやりたい。タフな相手だし、彼とやれるとなったらかなりモチベーションが上がると思う。できればロシアで行われる次のイベントのメインができればいいね」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
●B.J.ペン
 1ラウンド(2分46秒)サブミッション(ヒールフック)
○ライアン・ホール

勝者ライアン・ホールのコメント
「歴史を築いたスキルのあるB.J.ペンと対戦するにあたって、とてつもなくモチベーションが上がっていた。彼と戦えたことを光栄に思っている。キャリアを通して目指してきた人だし、さらに上がっていきたい。たくさんのチャンピオンがいるけど、レジェンドは数人だし、今日はそのレジェンドの1人と対戦したから最高のチャンスだった。この階級のトップ10の誰かとやりたい。遊びに来ているわけじゃなく、チャレンジングな相手と戦うためにやっている。これで戻ってこられた。飛ぶように突き進むぜ」

【アーリープレリム】
<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ナサニエル・ウッド
 3ラウンド(4分12秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
●アンドレ・イーウェル

勝者ナサニエル・ウッドのコメント
「今回の試合で自分がただのストライカーじゃないってことを証明できた。今日は柔術を見せられたし、グラウンド・アンド・パウンドも見せられた。最高のパフォーマンスをしてボーナスを狙っている。正直、今回は楽にフィニッシュできたと思っている。最初は彼とフロアに行くつもりはなかった。第3ラウンドでそうなった時、向こうが何もできないんだと分かった。次の挑戦の準備はできている。ロンドンのカードに入ることは自分にとってすべてだから、地元で戦えるように参戦させてほしい」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○ユライア・ホール
 3ラウンド(1分32秒)KO
●ベヴォン・ルイス

勝者ユライア・ホールのコメント
「まだやるべきことがあるように感じている。こんなに捕まるべきじゃなかったのに、目が覚めるまで少し時間がかかってしまった。すべてハードに打ち込まれたし、向こうがノックアウトできるかもしれないことは分かっていたけど、自分の方がそれ以上にタフだとも思っていた。今回の試合はかなり気持ちが入っていたんだ。個人的なことだけどね。それをモチベーションに生かしたけど、単純に集中できない時もある。だから、ケルビン・ガステラムとキングスMMAでトレーニングすることにした。もう長い付き合いだし、ハファエル・コルデイロなら自分がもっとうまくなるべきところまでプッシュしてくれると思っていたからね」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○カーティス・ミレンダー
 判定3-0(29-28、30-27、29-28)
●シアー・バハドゥルザダ

勝者カーティス・ミレンダーのコメント
「UFCで自分なら成功できると思っていた。自分の人生で成功しなかったことなんて何もないから。予言だね。次はマイク・ペリーと戦いたい。自分の名前を挙げる手助けとなるようなビッグファイトがしたいんだ。今日はファンも家族も息子たちも来てくれていた。息子たちにはオヤジの仕事を見せないといけないからな」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○モンテル・ジャクソン
 1ラウンド(1分40秒)サブミッション(ダースチョーク)
●ブライアン・ケレハー

勝者モンテル・ジャクソンのコメント
「本当にいい気分だ。ようやくUFCでの旅路が始まった感じがするし、次の試合に向けて落ち着けるような気がする。前回の試合は5日前に決まったし、まったくトレーニングしていなかった。チャンスはいつだってほしいけど、準備していなければ何にもならないから、それを学んだんだ。常に準備しておくこと。今回の結果にはとても満足しているけど、ノックアウトできるようにしたい」


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