鳴りやまぬ”AWESOME”合唱!年内最終PPV女子革命頂点!アスカがシャーロット、ベッキー三つ巴戦でSD王座戴冠!

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 女子革命が年内最終PPV大会のトリを飾った。WWEユニバースの後押しもあり、ダニエル・ブライアンvs.AJスタイルズのSmackDown王座戦ですら、もはや脇役カードになってしまった。
 そしてメインのトリプルスレッド戦は、期待にたがわぬ死力を尽くした総力戦となった。テーブルは壊され、お約束のケンドー・スティック(竹刀)でしばき合い、最後は巨大な2台のハシゴが天井から吊るされたチャンピオン・ベルト近くに並べられ、そこにロンダ・ラウジーが登場するというお膳立てだ。やられた借りを返すとばかり、ベッキーとシャーロットがやりあっているハシゴの方をロープの方に倒し二人をリング外に押しやると、漁夫の利というかアスカがハシゴを駆け上がりベルトを手にした。これで因縁のできたロンダとベッキー、シャーロットは『レッスルマニア』に向けて抗争に入る。これでいいのだ。
 TLCは予定外のことになるリスクも高い、本当に危険な試合形式だが、クリエイティブのスポット順構想もひねりの利いた展開になり、SmackDown生中継でお茶の間にインパクトを残した竹刀のしばき合いも絶妙のタイミングで出されるなど、三選手は期待通りにやってのけた。2018年、女子革命はクライマックスを迎えた。

■ WWE TLC
日時:12月16日(現地時間)
会場:カリフォルニア州サンノゼ SAPセンター 観衆13,408(超満員=主催者発表)

<メインイベント 第10試合 SD女子王座トリプルスレットTLC戦>
[王者]●ベッキー・リンチ ●シャーロット・フレアー
 21分45秒 ハシゴを駆け上がりベルトを手にする
[挑戦者]○アスカ
※アスカが新SD女子王者!

アスカが歴史的快挙!日本人初の女子スマックダウン王座を獲得

 PPV「TLC」でアスカが女子初のトリプルスレット形式女子王座TLC戦を制して、日本人初のSmackDown女子王座を獲得した。テーブル、ラダー、チェアを使用して頭上に吊り下げられたベルトを奪い合うこの王座戦でアスカは王者ベッキー・リンチと元王者シャーロット・フレアーと対戦した。

 アスカは序盤からドロップキックやヒップアタックで先制すると、ベッキーをラダーに叩き付け、さらにシャーロットをパワーボムでテーブル葬にして試合を優勢に進めた。しかし、今度はベッキーが椅子攻撃で反撃してアスカとシャーロットを解説席に寝かせると、ラダートップからダイビングエルボーを繰り出してシャーロットにダメージを与えた。この攻撃で逆に火が付いたシャーロットが竹刀を持ち出して2人を滅多打ちすると、アスカも竹刀で映画『七人の侍』の三船敏郎よろしくサムライ戦士に。SmackDown中継の再現である。

 シャーロットがスピアーでアスカをバリケードごと破壊し、ベッキーにはコーナートップから場外へのトペ・コンヒーロでテーブル葬にした。意地がぶつかり合う白熱の攻防を繰り広げる3者だったが、終盤に突然RAW女子王者のロンダ・ラウジーが現れてベッキーとシャーロットが乗ったラダーを倒して2人を場外に落とすと、1人残ったアスカがラダーを駆け上って吊り下げられたベルト奪取。アスカは日本人初となる悲願の女子SmackDown王座を獲得した。

<第9試合 IC王座戦>
●セス・ロリンズ
 23分0秒 ダーティディーズ
○ディーン・アンブローズ
※ディーン・アンブローズが新IC王者

アンブローズがダーティ・ディーズでロリンズ沈めて新IC王者に

 王者セス・ロリンズが仲間割れしたディーン・アンブローズとIC王座を賭けて激突し、アンブローズがダーティ・ディーズを決めて新IC王座となった。お互いを知り尽くす両者の闘いはシーソー戦を展開。アンブローズはロリンズの左足を集中攻撃してダメージを与えると、ロリンズはスリングブレイドからブロックバスター、トペ・スイシーダ2連発を繰り出して攻め込んだ。アンブローズはさらにロリンズのスーパープレックスからのファルコンアローを決められて劣勢となると、シールドの象徴だった拳を突き出してロリンズの動揺を誘うと、感情的になったロリンズはアンブローズをバリケードに叩き付けて怒りを爆発させたが、最後はアンブローズが隙をついてダーティ・ディーズをロリンズに炸裂させて3カウント。アンブローズがロリンズを破って新IC王者となった。
 途中、実況席のレネー・ヤング(アンブローズ妻)がからかわれていたが・・・いいのか?

<第8試合 WWE王座戦>
[王者]○ダニエル・ブライアン
 23分55秒 リバース・クレイドル
[挑戦者]●AJスタイルズ
※ダニエル・ブライアンが王座防衛に成功!

<第7試合 RAW女子王座戦>
[王者]○ロンダ・ラウジー
 10分50秒 アームバー⇒タップアウト
[挑戦者]●ナイア・ジャックス W/タミーナ
※ロンダ・ラウジーが王座防衛に成功!

ロンダ様、“フェイスブレイカー”ナイア相手に王座防衛

 PPV「TLC」で王者ロンダ・ラウジーが“フェイスブレイカー”ナイア・ジャックスとRAW女子王座を賭けて対戦し、ロンダが飛び付きアームバーで激勝した。10月のバトルロイヤル戦で優勝し、王座返り咲きを狙うナイアに対して、ロンダは華麗に攻撃をかわして序盤からアームバーを狙ったが、パワーに勝るナイアはそのまま持ち上げてパワーボムを炸裂。さらにエルボードロップやヘッドバットを食らって苦戦を強いられるロンダだったが、チョークやアームバーの関節技を狙うと、コーナートップから場外へのクロスボディを決めて反撃。ロンダが自身の身体を叩いて気合を入れ直し、さらにセコンドのタミーナの介入を阻止すると、最後は“フェイスブレイカー”のナイアが振り上げた拳を取るとKISSした上で、そのまま飛び付いて必殺のアームバーを決めて王座防衛を果たした。

<第6試合 チェアーズマッチ>
○レイ・ミステリオ
 11分30秒 ローリング・クラッチ⇒ピンフォール
●ランディ・オートン

<第5試合 シングルマッチ>
○フィン・ベイラー
 12分20秒 クー・デ・グラ⇒ピンフォール
●ドリュー・マッキンタイア
※ドルフ・ジグラーが介入

<第4試合 テーブルマッチ>
○ナタリア
 12分40秒 セカンドロープからのパワーボム⇒テーブル葬
●ルビー・ライオット(W/リブ・モーガン&サラ・ローガン)

<第3試合 TLC戦 コービンのGM職>
○ブラウン・ストローマン
 16分0秒 試合介入のKアングルからアングルスラム,Fベイラーからクー・デ・グラ⇒ストローマンが踏みつけフォール
●バロン・コービン
※レフェリー=ヒース・スレーター

負傷のストローマンが仲間とGM代理を撃破して王座挑戦権獲得

 ブラウン・ストローマンとバロン・コービンGM代理のTLC戦が行なわれ、失格判定なしのこの試合で負傷のストローマンは仲間と共にコービンGMを撃破してユニバーサル王座挑戦権を獲得した。
 ストローマンが勝てばユニバーサル王座挑戦権、コービンが勝てばRAWの終身GM、負ければGM職を失うことが条件となったこの一戦。リングに現れたコービンは右腕を手術したストローマンがカウント10以内に現れなかったら不戦勝と主張するも、アームスリングをした状態のストローマンが登場。「TLC戦は失格判定なしだ。俺を助けたい奴やGM代理にうんざりしている奴たちが参加しても合法だぞ」とストローマンが告げると、椅子を持ったフィン・ベイラーら4人のスーパースターやレフリーだったヒース・スレーターも参戦してコービンを椅子で滅多打ち。
 堪らず花道から逃げるコービンだったが、正規GMのカート・アングルも現れてリングに引き戻すと、そのままアングル・スラムを炸裂。7対1の状況で最後はストローマンが倒れたコービンを踏みつけて3カウント奪って勝利した。
 ストローマンはPPV『ロイヤルランブル』でブロック・レスナーとのユニバーサル王座挑戦権を獲得し、負けたコービンはGM職を解雇された。PPV『ロイヤルランブル』は日本時間1月28日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

<第2試合 SDタッグトリプルスレット王座戦〉
[王者]○シェイマス セザーロ
 12分15秒 ブローグキック
[挑戦者]ニュー・デイ(●ウッズ&コフィ)
※もう一組はウーソズ
※シェイマス&セザーロが王座防衛に成功!

<第1試合 ミックスドマッチ・チャレンジⅡ 決勝戦>
ジンダー・マハル W/スニル&サミル ●アリシア・フォックス
 5分50秒 コード・オブ・サイレンス⇒タップアウト
R・トゥルース ○カーメラ
※勝者はロイヤルランブル戦で30番目に登場、そして世界のどこかでバカンスできる。


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’18年12月27日号アスカ女帝TLC 新日新顔 ドリーミンプロジェクト ラウェイ JシナNYC