(C)Bellator
12月14日(現地時間)にハワイ州ホノルルで『Bellator 212: Primus vs. Chandler 2』が開催された。
BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
今大会はハワイに進出した大会でメインではライト級王座戦、王者ブレント・プリマスが前王者マイケル・チャンドラーの挑戦を受けた。前戦はチャンドラーの足首のドクターストップでTKO負けで王座陥落したが、チャンドラーはこのドクターストップに納得がいかず、試合後に再戦を希望し、それが通った形となった。ミスターベラトールという感じでキャリアのほとんどはベラトールで活躍しているチャンドラーだけに下馬評は挑戦者ながらチャンドラーが圧倒的有利となっている。試合はチャンドラーがテイクダウンを奪いグランドでパウンドを落として圧倒するも、2Rにはプリマスが逆にグランドでチョークを極めかけて逆襲。しかし、それを凌いだチャンドラーがその後もグランドで上を奪って攻め続け見事に判定勝ちで王座返り咲き。虎の子の王座を奪い返した。
またセミファイナルでは元UFCヘビー級王者であるフランク・ミアが登場し、ハビー・アヤラと対戦。1Rはミアがテイクダウンを奪いキムラを仕掛けて優勢に進めるものの、2Rにはアヤラの逆襲。ミアを金網に押し込んでアッパー連打でミアがタップ。アヤラがハリトーノフに続き、大物ミアにも下馬評を覆して逆転勝ちした。
■ Bellator 212: Primus vs. Chandler 2
日時:2018年12月14日(現地時間)
会場:アメリカ・ハワイ州ホノルル ブレイズデール・アリーナ
<ライト級王座タイトルマッチ>
○マイケル・チャンドラー(米国/挑戦者)
判定 3-0
●ブレント・プリマス(米国/王者)
<ヘビー級>
○ハビー・アヤラ(米国)
2R 4分30秒 TKO
●フランク・ミアー(米国)
<フェザー級>
○AJ・マッキーJr(米国)
1R 3分19秒 アナコンダチョーク
●ダニエル・クロフォード(英国)
<フェザー級>
○トビー・ミセッチ(米国)
3R 2分25秒 TKO
●エドワード・トームス(米国)
<ウェルター級>
○ホブソン・グレイシーJr(ブラジル)
2R 4分00秒 リアネイキドチョーク
●ブライゼン・ボロハオ(米国)
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