ブッシュ元大統領追悼RAW!ロンダ&Eムーン組タッグ前哨戦で​勝利!マッキンタイヤ―とジグラー仲間割れ

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 現地時間12月3日月曜夜のRAWは、テキサス州ヒューストンのTOYOTAセンターから。ちょうど『鷹の爪大賞 2018』のシュート活字委員会担当項に、「今のWWEはリンダ・マクマホンがトランプ政権の閣僚であることからも、政治情勢を抜きには語れなくなっている」と指摘してあるのだが、今宵のRAWはジョージ・ブッシュ(93歳で亡くなったパパの方)追悼から。地元ヒューストンだからという建前があるにせよ、プロレス界との過去の接点はまるで記憶にないだけに、ちょっと驚きではある。大衆娯楽だからどちらかといえば民主党支持という概念もあったものの、現執行部がガチガチの共和党というのが面白い。
 続いては、女子部門代行GMに就任した(らしい)アレクサ・ブリスの命令で最初の試合は女子タッグ戦から。大いに笑えたのは客席プラカードの中に”Western Women Wrestlers Suck, Joshis are Better.”というのまであったこと。この業界内に限ったことではあるが、Joshi Puroresuはみんなが知っている用語になっている現実がある。もっとも、その本家Joshi Puroresuをあっと言う間に追い越して、シャーロットvs.ロンダ・ラウジー戦が年間最高試合賞というのが『鷹の爪大賞 2018』の骨格なのであるが・・・。あと、一瞬見ただけなので記憶違いなのかもだが、”Talk With Komi-San!”というプラカードもあった気がするも、意味不明のままである。

 ちなみに、バロン・コービンGM代行が好き放題やっているが、「ドリュー・マッキンタイヤー称賛日」というセグメントが儲けられるも、ドルフ・ジグラーはもう用なしと罵り仲間割れ。結局二人は対戦となり、ジグラーがスーパーキックをお見舞いして勝利している。

■ WWE RAW
日時:12月3日(現地時間)
会場:テキサス州ヒューストン トヨタ・センター

◆ロンダ、波乱のタッグ前哨戦で勝利

 RAW女子王者のロンダ・ラウジーがナタリアをパートナーにPPV『TLC』での対戦が決まっているナイア・ジャックスとタミーナとのタッグ戦に挑んだが、そこへライオット・スクワッドが乱入。5対2の圧倒的に不利な状況でナタリアはライオット・キックでテーブル葬となった。これに怒りを抑えられないロンダは負傷のナタリアの代理にエンバー・ムーンとタッグを組んで、再びメインイベントでナイア&タミーナと対戦。しかし、ここでもエンバーが入場する前にナイア&タミーナがロンダを襲ったが、駆け付けたエンバーがクロスボディ、コードブレーカーを決めて躍動。一度はエンバーがパワーに勝るナイア&タミーナに捕まって苦戦するも、最後はロンダが一本背負いでタミーナを投げると、エンバーがエクリプス、さらにロンダがアームバーを決めてタップアウト。ロンダはPPV前哨戦で苦しみながらもナイア&タミーナに勝利した。
 PPV『TLC』は日本時間12月17日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆アンブローズ、ロリンズの襲撃を返り討ち

 ディーン・アンブローズがガスマスクを付けてセキュリティと共にリングに登場した。「お前達の病気が感染しないようにしないとな」と観客を挑発すると、さらに「TLCでは力尽くでIC王座を奪い取る」とロリンズに向けて宣戦布告した。すると突然そのロリンズがリングに現れると、アンブローズやセキュリティを次々に場外へ排除。勢いづくロリンズはトペ・スイシーダを繰り出すも、これを回避したアンブローズはロリンズと客席で乱闘へ。アンブローズはガスマスクでロリンズの顔面を殴りつけると、場外でダーティ・ディーズ。さらにリングでも観客に見せ付けるようにダメ押しのダーティ・ディーズでロリンズを沈めると、倒れたロリンズを見下ろしてリングを後にした。

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放送権革命、女子進化の2018年回顧~シュート活字版・鷹の爪大賞[ファイトクラブ]総括

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’18年12月16日号鷹の爪大賞 爆弾小僧Ray追悼 年内最終ONEクアラルンプール Jewels