イーライ・ドレイクがトミー・ドリーマーに勝利!インパクト・レスリング!

(C)TNA

 11月29日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 ~ 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 ~ 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 ~ 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
 今放送のメインではイーライ・ドレイクがハードコアレジェンドであるトミー・ドリーマーとシングルマッチを行った。悪党王者としてインパクト世界王者に君臨したドレイクは、王座を奪われた後も、伝統的な小悪党ヒールとして活動しており、それはレジェンドであるドリーマーの逆鱗に触れ、シングルで決着をつけることになったのだった。しかし、ドレイクはここでもらしさを見せ、反則で逃げようとした。しかし、その姑息な手口は認められないと団体から反則なんでもありのノーDQマッチとして続行が強制されてしまったのだった。ドリーマーから凶器なんでもありのハードコア殺法で攻撃され悶絶するドレイク。そしてドレイクも反撃し、両者が激しくやりあうが、最後はドリーマーの頭に椅子を固定してオールで殴ってドレイクがフォール勝ち。ドリーマーの経験も若さには敗れる事となった。しかし、喜んで控室に帰ったドレイクだが、謎のメッセージを見つけて慌てる様子が映し出され、今後のストーリーが更に展開していきそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2018年11月29日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ネバダ州ラスベガス

<シングルマッチ>
○イーライ・ドレイク
 ピンフィール
●トミー・ドリーマー

<タッグマッチ>
○ブロンコバスター・ボーイズ
 ピンフォール
●ラスカルズ

<シングルマッチ>
○タヤ・バルキリー
 サブミッション
●レイ・リン

<シングルマッチ>
○ジョーディーン・グレース
 サブミッション
●カタリナ

<タッグマッチ>
○ペンタゴンJr.、フェニックス
 ピンフォール
●リッチ・スワン、ウィリー・マック