ペンタゴンJr.に新たな抗争がスタート!インパクト・レスリング!

(C)TNA

 11月1日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 ~ 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 ~ 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 ~ 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
 今放送のメインではペンタゴンJr.がホミサイドと対戦した。提携団体ルチャアンダーグラウンドのエースとしてインパクト・レスリングにも定期参戦しているペンタゴンJr.が、今度はオリジナルLAX、現在はコナンと仲間割れしエディ・キングストン、ヘルナンデスと組んでOGzとして暴れまわっているホミサンドを相手に大暴れ。最後は丸めこんでペンタゴンJr.が勝利するも、試合後にキングストンとホミサイドが乱入。ペンタゴンJr.も弟のフェニックスと共に迎撃するも、三対二では不利となり、最後はやられてしまった。今後、ルチャ・ブラザーズとOGzの抗争がスタートしそうだ。
 また女子王座であるノックアウト王座戦も組まれ、挑戦者のタヤ・バルキリーが圧倒するも、形勢不利と見た王者テッサ・プランチャードがわざとレフェリーを攻撃して反則負け。反則負けでは王座移動しないというルールを使った防衛にバルキリーは激怒。この抗争もまだまだ続きそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2018年11月1日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・ニューヨーク州クイーンズ

<シングルマッチ>
○ペンタゴンJr.
 ピンフォール
●ホミサイド

<タッグマッチ>
○LAX
 ピンフォール
●マット・サイダル、イーサン・ペイジ

<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○タヤ・バルキリー(挑戦者)
 反則
●テッサ・プランチャード(王者)
※反則で王座移動せず

<タッグマッチ>
○デジ・ヒット・スクワット
 ピンフォール
●ザ・ビーチ・バムス

<シングルマッチ>
○リッチ・スワン
 ピンフォール
●ウイリー・マック