27日、大田区総合体育館で『DEEP 86 IMPACT』が開催された。客入りは、一階アリーナは列の間隔を広く取ってあって、雛壇は使わず仕様ではあったが、応援団の入れ替わりは多かったにせよ、ほぼ埋まっていた。２階席は一部使わずではあるが、全部が自由席で８割ほど埋まり、まずまず成功の興行と言える。

　なぜか、馳浩議員がスポンサー席に座っていたが、ケージに入り紹介とかはなかった。後輩の参戦とかがあったのだろうか？　最初の試合の方で、ケージの扉が開かず赤コーナーのセコンドが入れなかったりはしたが、３つの階級で新チャンピオンの誕生と、インパクトを残した。

■　カーエイドpresents DEEP 86 IMPACT
日時：2018年10月27日（土） 15:00～
会場：東京・大田区総合体育館

＜第16試合　メインイベント　DEEPライト級タイトルマッチ　5分3R＞
●北岡　悟（パンクラスイズム横浜／王者、パンクラス4位、元戦極（SRC）王者）※5度目の防衛戦
　判定は5-0
○武田光司（BRAVE／挑戦者）

　♪sandstormでノリノリで入場してきた武田選手と、いっちゃった顔が以前より優しくなった北岡選手の一戦。
　よく日焼けした身体に白地にオレンジのファイトショーツ武田、これまたよく日焼けした身体に赤いラメのファイトショーツ北岡、見た目では北岡。但し、前日の計量では50グラムだけだったがオーバーとなり、再計量でなんとかパスして三浦彩佳ばりに投げキスをしていたが・・・。

　最初は打撃で五分五分だか、徐々に武田のパンチが当たり始める。寝技には一切付き合わない武田が北岡を流血に追い込み何度もダウンさせる。
　最終ラウンド、何発顔面にパンチを食らっても向かってくる北岡、次第に北岡のパンチも当たり始める。
しかし、そのままタイムアップ。
　判定は5-0 で武田勝利！！　DEEPライト級新王者誕生！！

武田「この試合まで凄く怖かった。だけど、応援してくれる人々のおかげでチャンピオンになれました。年末空いてます！」

＜第15試合　セミファイナル　第7代DEEPバンタム級王座決定戦　5分3R＞
○元谷友貴（フリー／元フライ級王者）
　3R 4分43秒 裸絞め
●釜谷　真（ハニートラップ/Tri.H STUDIO）

　元谷選手の総合力か、釜谷選手の一発の寝技かの一戦。二人とも清々しい顔で試合開始を待つ。
　試合開始、釜谷はパンチ、元谷はローキックの攻防。特に元谷のローは釜谷の左足に集中している。打撃のみの攻防は２ラウンド後半まで続く。あｓ寝技では元谷のパウンド、鉄鎚で追い込んでいく。

　最終ラウンドは、釜谷がフラフラになりながらパンチで盛り返すが元谷が寝技に持ち込み最後はチョークで一本勝ち！！　元谷がDEEP２階級制覇でバンタム級新王者となる。

元谷「釜谷選手強かった。年末のRIZINよろしくお願いします」

　視察に来ていた榊原実行委員長ともがっちり握手した元谷選手であった。

＜第14試合　DEEPフェザー級タイトルマッチ　5分3R＞
●芦田崇宏（BRAVE／王者）※初防衛戦
　判定0-5
○弥益ドミネーター聡志（team SOS／挑戦者）

　前回勝ったドミネーター選手が再び勝って新王者になるのか？　はたまた現王者・芦田選手がリベンジで王座を守るのか？
　変則的な打撃とサッカーボールキックで追い込み寝技で仕留めようとするドミネーターと、なんとかしのいで逆転を試みる芦田の展開が続く。
　最終ラウンド、寝技をひっくり返した芦田が逆転を狙うがタイムアップ。

　判定 5-0でドミネーターの勝利！！　新王者の誕生となった。

＜第13試合　DEEPメガトン級次期王者挑戦者決定戦　5分2R＞
●誠吾（AACC／118.35kg）
　判定0-3
○酒井リョウ（パラエストラ松戸／107.50kg）

＜第12試合　ウェルター級　5分2R＞
○悠太（ALLIANCE／元DEEP王者）
　判定3-0
●ANIMAL☆KOJI（フリー）

＜第11試合　バンタム級　5分2R＞
○石司晃一 (フリー）
　判定3-0
●ハシャーンフヒト (NEX）

＜第10試合　フライ級　5分2R＞
○高橋　誠（フリー）※パラエストラ松戸から所属変更
　判定3-0
●中山ハルキ（K-Clann）

＜第9試合　フェザー級　5分2R＞
○オーロラ☆ユーキ（KIBAマーシャルアーツクラブ）
　1R 4分59秒 左フックKO
●窪田泰斗（D’s Box’n’Fit）

＜第8試合　フライ級　5分2R＞
○ランボー宏輔（パラエストラ千葉）
　2R 1分49秒 フロントチョーク
●石神保貴（フリー）

＜第7試合　ライト級　5分2R＞
△大原樹里（KIBAマーシャルアーツクラブ）
　判定1-0
△岡村幸範（Fight Holic）

＜第6試合　バンタム級　5分2R＞
△小林博幸（T-BLOOD）
　判定1-0
△城田和秀（NEXUSENSE）

＜第5試合　フェザー級　5分2R＞
○高塩竜司（KIBAマーシャルアーツクラブ）
　1R 0分08秒 レフェリーストップTKO
●神田コウヤ（パラエストラ柏）※神田航也 改め

＜第4試合　ウェルター級　5分2R＞
○涌井　忍（和術慧舟會HEARTS）
　判定3-0
●川和　真（禅道会新宿道場）

＜第3試合　ライト級　5分2R＞
●成田五等兵（GRABAKA）
　判定0-3
○我妻慎太郎（スタートゲートスポーツジム）

＜第2試合　ウェルター級　5分2R＞
○嶋田伊吹（Fight Holic）
　1R 2分50秒 TKO
●KAZUYA（TRI.H studio）※田中一也 改め

＜第1試合　フェザー級　5分2R＞
●加藤貴大 (BRAVE）
　1R 4分36秒 裸絞め
○町田貴史 (和術慧舟會HEARTS）

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