WWE 紫雷イオ、里村明衣子が揃って「メイ・ヤ​ング・クラシック」準決勝進出

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◆戸澤、グラックに反則勝ちで不完全燃焼

205 Liveで“元クルーザー級王者”戸澤陽が抗争しているドリュー・グラック(withジャック・ギャラハー)とシングル戦で激突した。戸澤はハリケーンラナからサッカーボールキック、セントーンを叩き込み主導権を握ると、 “アー!”と雄叫びを上げて騙し打ちジャブ、オクトパスホールドを繰り出して攻め込んだ。劣勢のグラックはパワーボム、さらにレフリーの目を盗んでヘッドロックを決めながら戸澤の耳を噛んで反撃。しかし、戸澤の勢いは止まらず、風車蹴りをヒットさせると、シャイニング・ウィザードからトペ・スイシーダを場外のグラックとギャラハー2人叩き込んだ。最後は戸澤がコーナートップに登って必殺のダイビング・セントーンを狙ったが、セコンドのギャラハーが戸澤の足を引っ張って介入。試合は反則裁定となってしまう。反則勝ちした戸澤はそのまま2人掛かりで襲われてピンチとなると、グラック&ギャラハーと仲間割れしたブライアン・ケンドリックが現れて戸澤を救済した。


◆デスバレーボムで貫禄勝ちした里村が準決勝進出

「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント準々決勝で日本が誇る“レジェンド”里村明衣子がレイシー・レーンと対戦した。試合前のインタビューで「本当の強さを知ってもらいたい」と意気込みを見せた里村は試合序盤にハイキックからのアームバーでレイシーに攻め込んだ。これを辛うじてロープエスケイプしたレイシーはエルボーの連打、コーナートップからのクロスボディを決めて反撃するも、これをカウント2で返した里村はハイキックでふらついたレイシーをファイヤーマンズキャリーで捕まえると、そのまま必殺のデスバレーボムを炸裂。里村がレイシーからピンフォールを奪って貫禄勝ちを収めた。見事、トーナメント準決勝進出を決めた里村は10月25日に配信される準決勝でミヤ・イムを撃破したトニー・ストームと対戦することが決定。「メイ・ヤング・クラシック 2018」はWWEネットワークで毎週木曜日に準決勝まで配信され、決勝戦は日本時間10月29日、WWE史上初の女子のみのPPV「エボリューション」で行われる。


◆「優勝するぞ!」イオがムーンサルトでベスト4進出

「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント準々決勝で “天空の逸女”紫雷イオがディオナ・プラゾと対戦した。試合前のインタビューでイオは「優勝したいので、エボリューションのリングに絶対上がりたいですね。そのために勝ちます」と自信を見せると、対戦相手のディオナは「リングではビースト。最もタフな相手」とイオを警戒した。イオは序盤にドロップキックでディオナを場外に吹き飛ばすと、そのままトペ・スイシーダを決めて先制。ディオナも低空ドロップキックからイオの顔面にヒザを叩き込むと、得意のアームバーで捕らえて両者白熱の攻防を展開。さらにイオは華麗に619、ミサイルドロップキックを決めてムーンサルトを狙ったが、逆にディオナに足を引っ張られて捕まると、そのままジャーマン・スープレックス3連発から必殺のアームバーまで決められてピンチに陥った。しかし、これを辛うじて回避したイオは串刺しのランニングダブルニーを叩き込むと、最後はコーナートップからムーンサルトを豪快に決めてピンフォールを奪った。試合後、ディオナに激勝したイオは「よっしゃ、優勝するぞ!」とアピールすると会場からは“イオ”コールが沸き起こった。ベスト4入りを決めたイオは10月25日に配信される準決勝でティーガン・ノックスを倒したリア・リプリーと対戦することが決定。「メイ・ヤング・クラシック 2018」はWWEネットワークで毎週木曜日に準決勝まで配信され、決勝戦は日本時間10月29日、WWE史上初の女子のみのPPV「エボリューション」で行われる。