ルチャブラザーズとBケイジが反則勝ち!インパクト・レスリング!

(C)TNA

 10月4日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 – 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 – 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 – 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
 今回のメインはメキシコ遠征とあって、ペンタゴンJr.、フェニックスのルチャブラザーズとブライアン・ケイジが合体し、サミ・キャラハン、oVeを迎え撃った。延々と続くペンタゴンJr.とキャラハンの抗争にケイジがペンタゴンJr.に手助けする事になり、三対三での対戦となった。試合はケイジがパワーで圧倒するが、興奮したキャラハンがレフェリーを突き飛ばしてしまい、レフェリーへの暴行で反則負け。しかし、試合後も六人が入り乱れて大乱闘に。この抗争はまだまだ続きそうだ。
 またメキシコ収録という事で、イーライ・ドレイクが挑戦者をリングで募集したところ、なんとAAAの象徴的存在である骸骨男ラ・パルカが現れたのだった。大物ラ・パルカに苦戦するドレイクは椅子で攻撃しようとするも、逆に奪われてしまい絶体絶命。慌ててリングから逃亡してしまい、カウントアウトとなってしまう。ラ・パルカの勝利となり、観客から歓声を浴びていた。更に、同じくAAA所属のモンスター・クラウンもゲスト参戦し、ジョー・ヘンドリーを圧殺。メキシコの強さを見せつけていた。

■ Impact Wrestling
日時:2018年10月4日(現地時間)
場所:メキシコ・メキシコシティ

<6人タッグマッチ>
○ペンタゴンJr.、フェニックス、ブライアン・ケイジ
 反則
●サミ・キャラハン、oVe

<シングルマッチ>
○シュー・ヤン
 ピンフォール
●キーラ・ホーガン

<シングルマッチ>
○モンスター・クラウン
 ピンフォール
●ジョー・ヘンドリー

<シングルマッチ>
○ラ・パルカ
 カウントアウト
●イーライ・ドレイク

<シングルマッチ>
○リッチ・スワン
 ピンフォール
●マット・サイダル