[週刊ファイト10月11日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
棚橋弘至のスター人生は始まったばかり・・・
・棚橋は長期政権をもくろんでいると見ている
・現役のプロレスラーがこれほどテレビに出たことはなかった
・今年の収入はすごいらしい
・棚橋は猪木と親交があるのです
来年1・4東京ドームでのIWGPヘビー級王座返り咲きが確実視される棚橋弘至。彼の体調や年齢(41)を考えると短命王者に終わる可能性もあるが、本誌評論家たちは、ようやく掴んだ「真のスターの座」を維持するためにも棚橋は長期政権をもくろんでいると見ている。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
A 依然、棚橋のテレビ出演ラッシュが続いていますね。かつて、現役のプロレスラーがこれほどテレビに出たことはなかった。
C 90年代の大仁田ぐらいじゃないですか? 力道山もアントニオ猪木も初代タイガーマスクもテレビのオファーは少なかったからね。あと、以前は『アミューズ』がプッシュしてましたが、最近、棚橋に関しては番組制作会社などからオファーが入るようになった。ヘタなタレントよりも売れています。
B ラジオを含めると多い時で週10本の番組に出演してるとか。映画出演の影響も当然ありますが、お茶の間での棚橋人気が高まっているのは間違いないです。
A イケメンだし、プロレスラーのオーラがあまり出ていないところがいいんじゃないですか?
C ただ、正直、彼の話は面白くないよね。視聴者受けを狙ってテレビでも「100年に1度の逸材」と言ってるけど、ジョークか本気かよく伝わっていない印象を受けます。まァ、タレントとしての才能はないですよ(笑)。
B でも、今年の収入はすごいらしい。
A 1億突破ですか?