福田海斗、「True 4U」115ポンド王座獲得!直後からビックオファーが続々と

 24日(月・祝)名古屋国際会議場イベントホールで行われた「Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.5」セミファイナルにて、強豪タナデー・トープラン49 との「True 4U」115ポンド(スーパーフライ級)王座決定戦に挑んだ福田海斗(キング・ムエ)は5ラウンド判定勝ちで王座を獲得。この試合はタイの有名なFacebookムエタイ情報ページ「ムエ デット789」でLIVE配信され、動画再生回数は1万回を超えコメントは900件以上、シェア400件とタイでも話題となっている。

 この「True 4U」は毎週金曜日タイ時間18;00からタイ・チャンネル24で生放送されている興行で、タイの大手プロモーション・ペッティンディーが主催している。今回の試合にも、ペッティンディープロモーションから“シアタン”ことピヤラット・ワチララタナウォン氏(ルンピニースタジアム興行「スック ペッピヤ」の元プロモーターで、現ラジャダウナンスタジアム興行「スック ペッティンディー」プロモーター・ナッタディ氏のいとこ)が立会人として来場した。
この試合は、通常のタイでの試合の通り3分×5Rインターバル2分で行われた。序盤、お互い本場のスタジアムでの動き通りゆっくりとした立ち上がりだが、福田のローキックがクリーンヒット数が多い印象。第2ラウンドに入り、福田はフェイントからジャブ、ローへとつなぐ。タナデーは鋭い右ミドルを返すが福田はキャッチし左フックから右ローのコンビネーション。ジワジワとプレッシャーをかける福田に対し、タナデーはロープを背負ってタイミングを計り前蹴り。しかしこれも福田にキャッチされ、左ボディーからまた右ローを狙い撃ち。このローが効いたかタナデーはサウスポーに構え直し、福田を撹乱する。そして遠い間合いから左縦ヒジをフルスイング、クリーンヒットはしなかったものの当たれば確実に倒れるであろうほどのものだった。第3ラウンドからムエタイの定石らしく両者前に出て勝負をかける。首相撲では両者一進一退だが、離れれば左ミドル、近づけば左縦ヒジでタナデーが試合をコントロールし始める。しかしこのラウンド終盤、福田も首相撲で良い体勢を作るようになりタナデーのアゴが上がる。

 そして最重要ラウンドとなる第4ラウンド、福田はワンツーから入りロープ際に追い詰めるが、タナデーはまたしても左縦ヒジを強振。これがクリーンヒットし後退する福田。さらに追い討ちをかけるタナデーだが今度は福田がカウンターの左縦ヒジ!大きくバランスを崩すタナデー。組んでも体格でやや上回る福田がタナデーの下にもぐりこみガッチリとロック、ヒザを連打し有利を印象付ける。下がりながら左ミドルを狙うが福田はしっかりとカットし左フックから右ヒザのコンビネーション、完全にペースを握られたタナデーは一転し前に出てミドル、ヒジで挽回しようとするが今度は福田がうまくフットワークを使いながら左フック、カウンターの右ヒザを当てる。

 そして最終ラウンド、あとがなくなったタナデーは前に出てパンチ・ヒジを振り回し逆転を狙う。タイでの試合ならばここは下がって攻撃をかわす、いわゆるリードした方がポイントを守ってディフェンシブなうまさを見せる“外す”という状態になるであろう福田だが、日本での試合を意識してかタナデーに呼応し両者激しい打ち合いに。時折タナデーのヒジがクリーンヒットし、あわやという場面もあったが福田も落ち着いて左ヒジでタナデーの目上をカットさせる。ラウンド後半、ようやく福田も距離をとりディフェンステクニックを見せつけ試合終了。判定3−0で福田が王座を獲得した。

 この試合直後から、LIVE配信を見ていたタイ関係者からすぐにオファーが。同じペッティンディーグループに属するラジャダムナンスタジアム 興行「スック ワンミッチャイ」のプロモーター、ミットナコン氏からは11月上旬からスタートする、CPグループ(タイ最大の財閥CP(チャローン・ポカパン))がスポンサーにつき、優勝賞金が50万バーツというランカーが出場するトーナメントに優勝候補として出場が打診された。また、この日来賓として来場していたラジャダムナンスタジアム 総支配人プライ氏は「12月26日のスタジアム生誕記念興行に今年も出場させる。115ポンドのタイトルマッチも可能だろう。」と言及した。

 「True 4U」のタイトルを獲得したことで、タイ関係者から福田はさらに上位へのチャンレンジが期待されている。ランカーが揃ったトーナメント、さらに今年も生誕記念興行への出場はあるのか、次戦の発表が気になるところだ。

■「Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.5」
日時:9 月 24 日(月・祝)
主催; MuayThai Super Fight
会場; 名古屋国際会議場イベントホール

<〜セミファイナル第6試合 「True 4U スックムエマンワンスック」115ポンド(スーパーフライ級)王座決定戦〜>
◯カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/キング・ムエ/現ラジャダムナンスタジアム スーパーフライ級6位・元プロムエタイ協会フライ級王者)
 5R判定(49−48、49−48、49−47)
●タナデー・トープラン49(タイ/元ルンピニースタジアム フライ級1位)

※福田が新王者に輝く。


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