カディ・イブラギモフが新王者!ロシアM-1 Challenge 96

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 8月25日(現地時間)にロシア・サンクトペテルブルクで『M-1 Challenge 96: Mikutsa vs. Ibragimov』が開催された。
 M-1 Global(エムワン・グローバル)は、ロシアの総合格闘技団体で世界規模で開催されている。会長はワジム・フィンケルシュタインであり、副社長はセルゲイ・マトビエーンコである。かつてM-1 GlobalはAffliction、ゴールデンボーイプロモーションズ、アメリカの億万長者であるドナルド・トランプと協同して『M-1 Global & Affliction』という大規模なトーナメントを始めた事もある。2018年7月にはUFCとの業務提携を発表した。 今大会では、ラシード・ユスポフがPFLに移籍した為、返上されたライトヘビー級王座決定戦がデミトリー・ミクトサとカディ・イブラギモフの間で争われた。現在、4連勝でヘビー級から階級を落としてきたミクトサと、総合無敗4連勝、しかも元王者であるステファン・プッツにも勝利しているイブラギモフだが、下馬評ではイブラギモフが有利となっている。試合は、下馬評の通り、イブラギモフがスタンドでも追い込み、膝をついたミクトサに襲いかかり、バックを奪ってチョークで一本勝ち。イブラギモフがMMA無敗のまま新王者に輝いた。

■ M-1 Challenge 96: Mikutsa vs. Ibragimov
日時:2018年8月25日(現地時間)
会場:ロシア・サンクトペテルブルク

<ライトヘビー級王座決定戦>
○カディ・イブラギモフ(ロシア)
 2R 4分30分 リアネイキドチョーク
●デミトリー・ミクトサ(ウクライナ)

<フェザー級>
○ビクトル・コレシニク(ロシア)
 2R 4分21秒 TKO
●ダニエル・スウェイン(米国)