[ファイトクラブ]記者座談会:WWE大阪興行戦争で新日プロに“惨敗”

[週刊ファイト8月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
 WWE大阪興行戦争で新日プロに“惨敗”
・新日プロVSWWEについても語りあった。
・G1武道館大会の初日と2日目の集客が苦戦するのは初めからわかっている
・番狂わせは『G1』に限らず、日本プロレスが『ワールド・リーグ戦』を開催している頃からあった
・新日プロの米国進出とWWEの選手引き抜きはまったく関係ない



2018年8月4日、新日大阪大会からオメガ対石井

 30年に1度という猛暑日続きにかかわらず、プロレスもプロ野球も大盛況。新日本プロレスの『G1クライマックス』は昨年を上回る興行人気で大阪2連戦(8・4&5)も超満員札止め。8月31日に大阪公演を行うWWEに底力を見せつけた格好だ。今号の記者座談会では新日プロvs.WWEについても語りあった。(8月9日に収録)

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)

A 座談会の冒頭で『G1』の話を少ししましょうか。きのう(8日)の横浜文体で内藤がSANADAを撃破し(勝ち点12)、トップを突っ走ったオメガが矢野に取られたため、Bブロックの優勝戦進出の可能性が残ったわけですが、このような流れは武道館3連戦のチケットの前売り状況によって変えられるものですか?

B 過去の『G1』には少なくとも1回や2回、変更があったはずですが、最近は予定通り進行させていると思います。だって、武道館大会の初日と2日目の集客が苦戦するのは初めからわかっていることですから。

C それにしても本命のオメガが石井戦(8・4大阪)に続き矢野戦でも星を落とすとは思わなかった(笑)。

A WWE移籍が内定しているオメガの商品価値を下げるためという、うがった見方もある。

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