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8月2日(現地時間)にニューヨーク州ロングアイランドで『PFL 2018 #5: Regular Season』が開催された。
世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)はPFL 2018リーグシーズンは7月7日に始まり、NBC Sports NetworkとFacebook Watchで生中継される11のイベントで構成される。プロフェッショナル・ファイターズ・リーグは、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
今大会ではライト級とライトヘビー級の試合が行われた。メインではライト級戦、WSOFで実績を積んだナタン・シュルチとUFCや日本のドリームなどで活躍したジェイソン・ハイが対戦した。下馬評はシュルチが圧倒的だったが、試合も下馬評通り、シュルテがグランドでバックを奪ってチョークでハイを仕留めて一本勝ち。その強さを見せつけた。
セミファイナルでは、ライトヘビー級戦、元UFC戦士で元タイタンFCライトヘビー級王者のヴィニー・マガリャエスと元ベラトールミドル級王者ブランドン・ホージーが対戦。タイタンFC対ベラトールという図式だけではなく、柔術家対オールアメリカンのアマレスラーという図式となった。こちらもマガリャエスが下馬評で有利だったが、試合もマガリャエスのハイキックがホージーの頭をかすめ、ホージーがダウン気味に強引なタックルにいくが、それを潰したマガリャエスがバックマウントからパウンド連打。一方的な展開となりレフェリーがストップ。マガリャエスがTKO勝利で完勝した。マガリャエスは試合後にセコンドとプロレスの真似をして余裕を見せた。
また、日本の川名雄生も参戦していたがクリス・ウェードのギロチンで仕留められている。
■ PFL 2018 #5: Regular Season
日時:2018年8月2日(現地時間)
会場:アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド ナッソー・コロシアム
<ライト級>
○ナタン・シュルチ(ブラジル)
1R 4分18秒 リアネイキドチョーク
●ジェイソン・ハイ(米)
<ライトヘビー級>
○ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)
1R 1分34秒 TKO
●ブランドン・ホージー(米国)
<ライト級>
○ウィル・ブルックス(米国)
判定 3-0
●ロバート・ウォルトリー(米国)
<ライトヘビー級>
○マキシム・グリシン(ロシア)
2R 4分03秒 リアネイキドチョーク
●ラキム・クリーブランド(米国)
<ライト級>
○ラシッド・マゴメドフ(ロシア)
判定
●ルイス・ブスカペ(ブラジル)
<ライト級>
○クリス・ウェード(米国)
1R 4分24秒 ギロチンチョーク
●川名雄生(日本)
<ライト級>
○チアゴ・タバレス(ブラジル)
判定 2-1
●アルトゥル・エストラスラズ(ブラジル)