[ファイトクラブ]マサ斎藤とつるんだNY時代~WWE株価$80+と失策~DAZN米上陸

[週刊ファイト7月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼マサ斎藤とつるんだNY時代~WWE株価$80+と失策~DAZN米上陸
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・セス・ロリンズ出演映画『シールド・フォース 監獄要塞』WOWOW放送
・超人ホーガン合流がWWE『エキストリーム・ルールズ』グタグタ元凶?
・トリプルHのカード編成順に盲点!予定メインRレインズBラシュリー
・来週のRAWでローマン・レインズvs.ボビー・ラシュリー再戦って何?
・黒人蔑視謝罪の超人~アスカ無駄遣い~KOが金網上から自殺ダイブ
・WWE株価$80超え総資産$6ビリオン超~邦貨にして約6776億円
・黒船DAZN、米国上陸をニューヨーク会見で発表!衝撃月額価格$9.99
・本音のマサ斎藤!1979年MVP-Jブリスコ戦-T服部-知られざる五輪論


オフレコ Top画像は旧・週刊ファイトから79年2月11日、全日本プロレスが遠征した AWA のミネアポリス・オーデトリアムでのマサ斎藤と天龍やね。多分メインはバーン・ガニア vs.ニック・ボックウインクルかと。それ以前、天龍はフロリダ地区で修行していた頃にも、公私に渡って斎藤からサポートされていた。やはり本稿のメインはマサ斎藤のWWF時代、僕によくしてくれた話を中心に追悼対談にしたい。間違いなく他媒体ではやれない内容になるから。

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オフレコ なら、映画『ウェズリー・スナイプス シールド・フォース 監獄要塞』がWOWOWで放送された話から始めますか。
セス・ロリンズが主役級と聞いていたんで、知って見たのは僕くらいではないかと(笑)。だって電子番組表などにも、ウェズリー・スナイプス、女性兵士役でまぁまぁ知名度のあるアン・ヘッシュ、同僚兵士のデイヴ・アナブルの名前はあっても、セス・ロリンズは告知されてなかった。

―― いわゆる最初からDVD販売向けの低予算作品ですね。KISSのジーン・シモンズが作った映画会社とWWEスタジオの共同制作で、だから、ちょい役でジーンも出ている。それで4番目の出演者にジーンが表記されているデータはみたけど、やはりセス・ロリンズの名前がありません。

オフレコ 世界王者にもなっているけど、結局、一般向けにはまだ知られてないんだろうなぁと。

―― 一応、画像検索してみると、セス・ロリンズがパブリシティーに入ったものも1枚見つけましたけど、米国でのDVDジャケットもウェズリー・スナイプスだけみたいです。まぁ、彼がプロデューサーにも名を連ねている企画なんで、文句はなにもないんですが、スティーブン・セガールとかのB級アクション映画に比べたら、セスを含む部隊の4名が台詞量からも同等の主役で、スナイプの出番比率が低かったのに。

オフレコ ネタバレは止めておくけど、宣材の印象からはスナイプが正義の戦士かと思いきや・・・(笑)。誰が裏切っているのか最後までわからないというサスペンス映画やね。セス・ロリンズの演技は良かった。ただ、MIZがハリウッドというキャラで、映画にも出てますが売りになっているのと比べるなら、一生懸命やってるのに評価が低い。

―― それが近年で最低のPPV大会だと酷評されているWWE『エキストリーム・ルールズ』の失策にも繋がってきます。ドルフ・ジグラーがセス・ロリンズとのアイアンマンマッチを最後にやったんですが、客がそれまでの消化不良な内容と長時間興行に飽きてしまい、大半が試合に集中しなくてヤジを飛ばしたり、そっぽを向く展開になってしまった。

オフレコ プロレスは台本があるとか言われるけど、客の反応見ながら作っていくアートだから、事前に打ち合わせた通りにならないことなどいくらでもある。ドルフ・ジグラーも、セス・ロリンズも、最初から30分闘うアイアンマンマッチという形式で、必死で凄い攻防やってるんだけど、お客が作っている側の意図通りに反応してくれないなら失敗回。ブロック・レスナーの去就がアングルにも絡み出したけど、セス・ロリンズもがんばってるんだけどなぁと映画見て思った。

超人ホーガン合流がWWE『エキストリーム・ルールズ』グタグタ元凶?

―― 無料公開の速報ブログ見出しは”中邑真輔Jハーディ5秒殺でUS王者!WWE『エクストリーム・ルールズ』超人ホーガンも舞台裏に顔見世”で止めてますけど・・・。

オフレコ 本当は「ホーガンが舞台裏に顔見世でグタグタ内容に」としたかった。しかし、それでは長すぎる。また日本の媒体である以上、読者向けにはあの酷い5秒試合だろが、中邑がUS王者になったことを見出しにしないといけない。

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