WWE株価$80超え!総資産$6ビリオン超、邦貨約6776億円の夜、中邑真輔US王座戦グタグタに!

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 現地時間7月17日、WWEの株価がついに$80.53をつけ、株価からの総資産は$6 billionを超えたことになり、邦貨にすると約6776億円という規模になった。その歴史的な夜、ペンシルベニア州ウィルクスバリでSamckDownが開催されている。


◆中邑の王座戦、オートン乱入で大荒れ

 SmackDownではPPV『エクストリーム・ルールズ』でUS王座を獲得した中邑真輔がジェフ・ハーディとのUS王座戦のリマッチに挑んだ。再戦権を行使したジェフはベルトを取り戻すと意気込むと、これに中邑はあくびをしながら「悲しいピエロだ。涙を隠すためにペイントしているんだ。今夜またピエロを泣かしてやる」と余裕の表情。腰にベルトを巻いて入場した中邑は序盤いきなりのローブローを狙うも、これをかわされると今度は片足のバック・スタバーから低空のキンシャサを叩き込むもカウント2。試合終盤には中邑がキンシャサを繰り返し狙うもジェフにかわされると、ツイスト・オブ・フェイトからスワントーンボムを食らってしまう。左膝を引きずるジェフは、ハウスショーではもうスワントーンボムをやらないことになっており、現地時間日曜夜が秒殺負けだったので憶測を呼んだが、今回のは大一番という意識があったようだ。

 王座陥落かと思われたが、そこへ突如ランディ・オートンが乱入してジェフの足を引っ張り、試合は反則判定に。オートンはその後も場外でジェフを滅多打ちし、耳元で「どうしてか知りたいか」と言いながらピアスの穴に指を入れてジェフを引っ張り上げると(マジ痛ぁ!)、実況席からのエレベートDDTで止めを刺した。王座の移動はなかったものの、牙を剥いた“毒蛇”オートンの乱入で王座戦は大荒れとなった。

■ WWE SmackDown LIVE
日時:2018年7月17日(現地時間)
会場:アメリカ・ペンシルベニア州ウィルクスバリ ケイシープラザ・ワコビアアリーナ

<US王座タイトルマッチ>
○ジェフ・ハーディ(挑戦者)
 反則
●中邑真輔(王者)
※反則で王座移動せず

<シングルマッチ>
○エリック・ヤング
 ピンフォール
●コフィ・キングストン

<シングルマッチ>
○サモア・ジョー
 コキーナクラッチ
●タイ・デリンジャー

<シングルマッチ>
○ベッキー・リンチ
 ピンフォール
●マンディ・ローズ

<シングルマッチ>
○AJスタイルズ
 ピンフォール
●アンドラデ”シエン”アルマス

◆戸澤、ラッシュのフロッグ・スプラッシュに沈む

 WWEネットワーク配信『205 Live』では戸澤陽がリオ・ラッシュと対戦した。軽快な動きのラッシュはヘッドシザースを決めると、ロープに寝て戸澤を挑発。すると戸澤も負けじとセントーンを決めてロープに寝ると、余裕の表情をアピールした。その後も戸澤はトペ・スイシーダやコーナートップからのミサイルキックを叩き込んで必殺のダイビングセントーンの機会を狙ったが、逆にラッシュのフロッグ・スプラッシュを食らってしまい3カウント。戸澤が善戦するもラッシュに惜敗した。

 また、同日の205 Liveではドレイク・ マーヴェリックGMよりフェイタル4ウェイ形式クルーザー級王座挑戦者決定戦としてヒデオ・イタミ、ドリュー・グラック、TJP、ムスタファ・アリの対戦が次週行われると発表された。