ペンタゴンJr.が乱入しカリスティコと抗争!CMLLアレナメヒコ金曜定期戦

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 6月29日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会は、CMLL復帰したシベルネティコがエル・ソロ、チャーリー・ロックスターという仲間を引き連れて登場。カリスティコ、ボラドールJr.、エル・バリエンテというCMLLテクニコ正規軍と激突した。ラフ殺法で正規軍を痛めつけるシベルネティコ軍がまずは一本先取するも、その勢いのまま、バリアンテの覆面も剥いでしまい反則で正規軍が二本目を取り返した。そして決着は三本目となったが、試合に、なんとペンタゴンJr.(ペンタ・セロ・ミエド/ペンタ・セロ・エメ)が乱入してきたのだった。ペンタゴンJr.はインディ団体などで抗争しているカリスティコに襲いかかった為、シベルネティコ軍が反則負けとなる。ペンタゴンJr.はカリスティコに、アレナメヒコでの一騎打ちをアピールし、カリスティコも今、やってやると、この場でシングルマッチがはじまりそうになるも、レフェリーが止めに入り、なんとか両者を引き離した。遂にペンタゴンJr.もCMLL入りする事になりそうだ。
 セミファイナルでは、2018年6月22日のCMLLアレナメヒコ定期戦で、因縁が勃発したキング・フェニックス(レイ・フェニックス)とバルバロ・カベルナリオがシングルマッチで激突。鳴り物入りでCMLL入りを果たしたフェニックスに、ルード若手エースであるカベルナリオが挑んだ。ルードではあるがコミカルな原始人キャラであるカベルナリオも、今回は意地があるのか、フェニックスを場外の客席の柵に何度も叩きつけたり、噛みつきなどラフな戦法で追い詰める。フェニックスも華麗な空中殺法で反撃するも、カベルナリオのラフ殺法の前に手を焼く展開が続く。しかし、最後はフェニックスが必殺のフェニックス・ドライバーを決めてフォール勝ちした。
 また、ボビー・ボナレス杯の受賞式も行われ、2018年の受賞者ははマスカラ・アニョ・ドスミル、トニー・サラサーロ、アマポーラ、Dr.ホセ・ナロ・ロブレスであった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2018年6月22日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ボラドールJr.、エル・バリエンテ
 2-1
●シベルネティコ、エル・ソロ、チャーリー・ロックスター

<シングルマッチ>
○キング・フェニックス
 2-1
●バルバロ・カベルナリオ

<6人タッグマッチ>
○サンソン、クアトレロ、フォラステロ
 2-1
●アトランティス、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ