新崎人生25周年記念大会!橋本千紘がDASHチサコ下し仙女王者に!武藤敬司も仙台入り

photo by 松橋隆樹

 24日、仙台サンプラザホールで『新崎人生25周年記念大会』が開催され、チャンピオンだった浜田文子の覚醒剤逮捕により王者決定戦となったセンダイガールズのダブルメインイベントでは、橋本千紘がDASHチサコにオブライトを極めて4度目の王座戴冠。また、東北ジュニアヘビー級選手権では、日向寺塁が2度目の防衛に失敗。のはしたろうがベルトを巻いた。

 ダークマッチのあと、新崎人生がマイクを握り「プロレスって痛くないんでしょ? 本気でやってるんですか? よくそういう言葉をかけられます。我々は相手の技を逃げずに受けきる。強いて言えば、我慢比べのようなもの。そういう意味では、プロレスというジャンルは特殊な競技かも知れません」と挨拶した。
 そして鏡開きが豪快に行われた。

 手術を無事に終えたと伝えられる武藤敬司が仙台入り。「WRESTLE-1の武藤です」と挨拶、「人生、25周年おめでとう」と述べた。そして「人生とは非常に記憶に残っている試合があります。1996年4月29日、新日本プロレスの東京ドームで行われたグレート・ムタvs.人生戦です。人生が入場する時にお墓に建てる塔婆を持参してですねぇ、その塔婆をグレート・ムタが奪い取り、それで人生の額をカチ割って、流れ出る血で塔婆に「死」という字を書いてですね、試合中はなんとも思わなかったんですけど、あとでなんと罰当たりなことをしてしまったのかと」と、エピソードを披露。「非常に不吉なことが起きるんじゃないかと、ビビッて家に帰った記憶があります」と話した。


 25周年となった新崎人生は、純然たるみちのくプロレスの定番6人タッグに出場。ロープ拝み渡りなど、お馴染みの場面を披露して、「新崎人生は東北で生まれた。まだまだ恩返しは出来ていないが、今日は、みちのくプロレスと仙女を凝縮した良さが出せたと思う」と大会を総括している。

 9月28日(金)、同じ仙台サンプラザで『昭和プロレスフェスタ』の開催も発表された。

■ みちのくプロレス『新崎人生25周年記念大会』
日時:6月24日 午後3時開始
会場:仙台サンプラザホール 観衆1,888人(超満員=主催者発表)

<第7試合 ダブルメインイベント2 東北ジュニアヘビー級選手権 みちのくプロレス>
●日向寺塁
 27分01秒 逆打ち
○のはしたろう
※のはしが第22代王者に


<第6試合 ダブルメインイベント1 センダイガールズ ワールドチャンピオンシップ王者決定戦>
○橋本千紘
 15分5秒 オブライト(ジャーマンスププレックスホールド)
●DASHチサコ
※橋本が第8代王者に


<第5試合 新崎人生25周年記念試合 みちのくプロレス>
○新崎人生 剣舞 ラッセ
 17分23秒 高野落とし⇒片エビ固め
●卍丸 Ken45° 拳剛


<第4試合 センダイガールズプロレスリング>
里村明衣子 ●岩田美香 佐藤愛海
 18分24秒 ダイビング・ギロチンドロップ⇒片エビ固め
カサンドラ宮城 ○ハイジ・カトリーナ 佐藤亜海


<第3試合 みちのくプロレス>
ディック東郷 ●気仙沼二郎
 9分55秒 おんぶプレス⇒片エビ固め
○シーサー王 はやて

<第2試合 みちのくプロレス>
ヤッペーマン1号 ●ヤッペーマン2号 ヤッペーマン3号
 5分8秒 セグウェイ⇒片エビ固め
○ザ・グレート・サスケ バラモンシュウ バラモンケイ


<第1試合 みちのくプロレス>
○大瀬良康貴
 5分53秒 逆エビ固め
●川村興史

<ダークマッチ みちのくプロレス>
○郡司歩
 8分04秒 ロックボトム⇒片エビ固め
●農業ボーイ雷斗