ウィル・ブルックスがメインで判定勝ち!PFL 2018 #2

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 6月21日(現地時間)にイリノイ州シカゴで『PFL 2018 #2: Regular Season』が開催された。
 世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)はPFL 2018リーグシーズンは7月7日に始まり、NBC Sports NetworkとFacebook Watchで生中継される11のイベントで構成される。プロフェッショナル・ファイターズ・リーグは、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
 今大会はライト級とライトヘビー級の二階級が行われ、メインは元UFC戦士のウィル・ブルックスと、日本のプライド武士道でも活躍したルイス・ブスカペが対戦。ブルックスが得意のレスリングでグランドで上を奪ってポイントを稼ぎ判定勝ちした。
 また元UFC戦士も相次いで登場しショーン・オコネル対ホニー・マルクスはUFC戦士同士の対戦。打ち合いを制し、強烈な左でダウンを奪ったオコネルが追撃のパウンドでTKO勝ちとなった。そしてレスリング・オールアメリカンの実績で鳴り物入りでMMAデビュー、元ベラトール世界ミドル級王者であるブランドン・ホールジーは階級を上げて、カナダMFCのエースだったスメリーニョ・ラマを相手に得意のレスリングでグランドで上を奪ってパウンドで勝利している。更に日本のファン向けには、あのヴォルグ・ハンの弟子で、ヒョードルやハリトーノフも継げなかったヴォルグを名乗る事を許されたヴォルグ・アターエフも登場。ダニエル・スポーンを相手に試合を有利に進めるも、最後にスポーンの膝蹴りからのパンチラッシュを食らい、崩れ落ちるようにダウン。追撃のパウンドをレフェリーがストップし、スポーンのKO勝ちとなった。

■ PFL 2018 #2: Regular Season
日時:2018年6月21日(現地時間)
会場:アメリカ・イリノイ州シカゴ シカゴ・シアター

<ライト級>
○ウィル・ブルックス(米国)
 判定 3-0
●ルイス・ブスカペ(ブラジル)

<ライト級>
○ブライアン・フォスター(米国)
 3R 0分23秒 KO
●ラムジー・二ジェム(米国)

<女子ライト級>
○ケイラ・ハリソン(米国)
 1R 3分18秒 腕十字
●ブリトニー・エルキン(米国)

<162ポンド契約>
○エフライン・エスクデロ(米国)
 3R 0分38秒 ギロチンチョーク
●ジェイソン・ハイ(米国)

<ライトヘビー級>
○ショーン・オコネル(米国)
 2R 0分41秒 TKO
●ホニー・マルクス(ブラジル)

<ライトヘビー級>
○ブランドン・ホージー(米国)
 3R 0分01秒 TKO
●スメリーニョ・ラマ(カナダ)

<ライト級>
○イスラム・マメドフ(ロシア)
 判定 3-0
●川名有生(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
○ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)
 1R 1分37秒 リアネイキドチョーク
●ジェイミー・アブダラー(豪州)

<ライトヘビー級>
○ラキム・クリーブランド(米国)
 3R 0分01秒 TKO
●ラシッド・ユスポフ(ロシア)

<ライトヘビー級>
○マキシム・グリシン(ロシア)
 1R 1分40秒 TKO
●ジェイソン・ブッチャー(米国)

<ライト級>
○ロバート・ウォルトリー(米国)
 2R 0分25秒 TKO
●チアゴ・タバレス(ブラジル)

<ライト級>
○ナタン・シュルチ(ブラジル)
 判定 3-0
●クリス・ウェード(米国)

<ライトヘビー級>
○ダニエル・スポーン(米国)
 3R 4分31秒 TKO
●ヴォルク・アターエフ(ロシア)