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2・15 ZERO1仙台大会 出場全選手参加バトルロイヤル優勝は横山佳和

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仙台大会を締めた
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メインのバトルロイヤル

■ ZERO1仙台大会
日時:2月15日(土) 開場17:30 開始18:00
会場:宮城野区文化センター(宮城県仙台市)
撮影・文章:松橋隆樹

アイスリボンとの昼夜興行となったZERO1にとって6年振りの仙台大会となったが、折しもこの日は全国的な大雪の為に見舞われた。開場前には沖田リングアナウンサーより、一部の選手が大雪の為に福島で足止めを食らって到着できていないことと、アイスリボンの協力の元で対戦カードを変更して予定通り開催すること、さらにチケットの払い戻しにも応じることが告げられた。

<第1試合 シングルマッチ>
○橋本大地
 インプラント式DDT⇒ピンフォール
●拳剛

気仙沼復興イベントとしてZERO1文化祭プロレスを一昨年に開催し、今春のセンバツ甲子園に初出場も決めている気仙沼市の東陵高校の生徒より、試合前に橋本大地へお礼と激励のスピーチ。
昼のアイスリボンでのミックスドマッチに続いて2試合目となった橋本大地は、拳剛の巧みなインサイドワークに苦しみながらも得意のキックでダメージを与え、最後はバックドロップからのインプラント式DDTで拳剛から勝利を奪った。


<第2試合 ミックスドシングルマッチ>
○藤田峰雄
 SSD⇒ピンフォール
●星ハム子

試合前から星ハム子の腹のチェックをレフェリーにアピールしていた藤田峰雄だが、女子相手に場外乱闘までも繰り出して攻撃の手を緩めない。対する星ハム子も互角のタックル合戦やラリアットやコーナー最上段からのフライングボディアタックを見せるなど健闘するが、最後は藤田峰雄がSSDでピンフォールを奪った。


<第3試合 ミックスドタッグマッチ>
○DASHチサコ&仙台幸子
 ホルモン・スプラッシュ⇒ピンフォール
TARU&●横山佳和

当初はゴキブリマスク1号&2号と対戦予定だったセンダイガールズのチサコ&幸子だが、第1試合前に横山がTARUにタッグ結成を直訴したことによりこのカードが決定。序盤からTARUと横山の大型の男子タッグのパワーに苦しめらるチサコ&幸子だが、タッグチャンピオンとして地元での試合に意地を見せ、得意のスピーディーな動きで徐々にペースを掴む。
後半、連係がギクシャクしてきたTARUが横山に怒りのキックを見舞い、チサコがそのスキを見逃さずに横山に得意のホルモン・スプラッシュを決めて、男子タッグから大金星をあげた。


<第4試合 ミックスド6人タッグマッチ>
○KAMIKAZE&菅原拓也&紫雷美央
 ムーンサルト⇒ピンフォール
●”brother"YASSHI&デーモン植田&松本都

当初、メインの8人タッグで弾丸ヤンキーズと戦う予定だった4人が両軍に別れ、それぞれ女子の紫雷美央と松本都とトリオを組む。ミックスド6人タッグの青コーナーはYASSHIと松本都が植田とともにデーモンメイクで登場し、副社長のKAMIKAZEや昼に続いて2試合目となる紫雷美央らと白熱した攻防を披露するが、最後はKAMIKAZEが必殺のムーンサルトをYASSHIに鮮やかに決めて勝利して、6年振りのZERO1仙台大会を締めくくったかに思われたが。。

<第5試合 出場全選手参加バトルロイヤル>
優勝 横山佳和
メインの試合を終えたデーモン植田がマイクで全選手をリングに呼び込み、急遽出場全選手参加バトルロイヤルが行われる。選手や観客にのせられた橋本大地がコーナー最上段から場外に飛んで失格になったり、仙台幸子がひとりロープワークを永遠に披露して疲れたところを押さえ込まれるなど、その他にも男女を超えたバトルロイヤルならではの攻防も随所に見られ、最後に残った横山佳和が変形デスパレーボムで菅原拓也からピンフォールを奪って、何故かリングに上がってきた女子5選手とともに「ハーレム状態」(横山)の中の「3,2,1,ZERO1」で仙台大会を締めた。

尚、先日夜に出発して仙台大会に到着できなかった弾丸ヤンキーズの選手たちは、翌日も福島市の国道4号線で車に閉じ込められただったが、外に出て具合の悪いお年寄りを燃料の多い車に移動する交渉をしたり、動かない車をおしたり、大活躍だった模様。翌日の大谷社長の結婚披露宴にも出席することができず、東京に到着できたのは翌々日だったとか。


田中将斗選手のコメント

「まず、仙台の皆様、試合に穴をあけてしまい、スイマセンでした。
また、アイスリボンさんや、関係者の皆さんにもご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。
そして、FBやツイッターで沢山の情報や激励を頂戴し、本当に感謝しました。ご心配をおかけしてすいませんでした!
今回の体験を生かし、今後とも邁進してまいりますので、引き続き、応援宜しくお願い致します。
二日目の夜になるころに、不安はよぎりましたね。ガソリンはなくなる。食べ物も無い。風は強いし、雪は降り続くし。
なんせほしかったのは『情報』。
申し訳ないけど、ラジオつけてもソチ(オリンピック)の話しかでてこない(笑)
携帯の充電も無い中で、東京のスタッフたちになんせ『情報をくれ』とお願いしてました。
改めて自然の驚異というか、恐さを体感しました。
そして、救援物資で頂いたおにぎりが美味しくてね。
温かい飲み物とか、食べ物とか。温かい部屋とか。
当たり前のものがとてもありがたく感じて、ただ、まだ山梨とか大変なところもあって、僕らに出来る事は何かないかって思います。」
ZERO1オフィシャルサイトより

また、ZERO1は年内に仙台大会を開催することをファンに約束して、大雪による交通事情も考慮して以下の対応をするとのこと。
今大会のチケットを、未使用のままお持ちの方。
→別のZERO1大会への振り替え

ご観戦のお客さま
→次回、仙台市大会チケットをご購入の際に2000円割引サービス(2.15戦仙台大会の半券で確認、ZERO1事務所にて対応)


大会の全容と詳細はマット界舞台裏2月27日号仲田龍追悼REINA旗揚げ仙台リボンZERO1全日広島HEAT-UPに掲載されました。


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