大晦日DREAM.18 北岡悟xウィル・ブルックス、高谷裕之xジョージ・カラカニヤン、桜井"マッハ"速人xフィル・バローニ発表 (ファイト!ミルホンネットお知らせ)

　11日（火）、DREAMが会見を開き、12.31『GSI presents DREAM.18 ＆ GLORY4～大晦日 SPECIAL 2012』の追加対戦カード、DREAMフェザー級ワンマッチ＝高谷裕之vs.ジョージ・カラカニヤン、DREAMライト級ワンマッチ＝北岡悟vs.ウィル・ブルックス、DREAMウェルター級ワンマッチ＝桜井“マッハ”速人vs.フィル・バローニの追加対戦カードを発表した。

　会見は、例によってマッハの遅刻のために遅れて始まったが、笹原圭一広報は「いずれも日本人対外国人のカードになった」と報告。まずは、外人選手らのコメントが読み上げられた。
　MMA戦歴７戦全勝というブルックスは、「今年の大晦日でも勝利して、負けなしのママ2013年を迎えたい」としたが、対する北岡は「ようやく発表されて、より集中していきたい」と返す。「第一試合でやらせてもらえば」との希望があり、これは「中途半端なよりいいかな、と。沢山の試合のイベントになるので、最初からお客さんに来てもらうために」と意図を述べている。
　相手の印象は「オールラウンダー」とのことだ。

　カラカニヤンは「日本で闘うのが私の夢でした。この機会を与えてくれたGLORYとDREAMに感謝します。そして、DREAMのチャンピオンであるタカヤと闘えることがとても嬉しいし、激しい試合がしたい。ベストを尽くして闘い、大晦日にエキサイティングな試合を見せることを、皆さんにお約束します」というコメントが読み上げられた。
　高谷は「「試合をするのが久しぶり（一年前の大晦日）だし、ガイジンと闘うのも久しぶり。強い選手を用意してもらった。イイ選手なのでアグレッシブに俺らしい試合をする」と気合十分だ。
　なお、タイトルマッチではないとのことである。

　一番長いコメントが読み上げられたのはバローニ。「DREAMとGLORYが俺を大晦日に呼んだのは、日本のファンのためにMMAを再びセクシーにしたいからだとわかっている。そして、俺以上の適任者はいない。しかし、俺はただアメリカのセクシーシンボルとして日本に行くわけではない。めちゃくちゃに暴れまわってやる。
　サクライは日本のレジェンドだ。修斗のチャンピオンで、PRIDE武士道やDREAMのグランプリでも活躍した。しかし、俺はマッハのサインをもらったり、一緒に写真を撮ったりするために日本にいくわけではない。マッハを破壊しにいく。コンドウ（近藤有己）との試合で俺が何をしたか思い出してくれ。俺は日本人ファイターに負けてないし、今後も負けるつもりはない。しかし以前日本で判定を奪われたことがあるから、今回の試合ではきっと判定まで待ち込ませることはないだろう。日本のMMAに筋肉三兄弟のセクシーな三男が帰ってきたぜ！」
　ちなみに笹原広報によると、一切の意訳はなく、原文をそのまま訳したものだという。

　対する桜井は、「がんばりますよ。そういえばハワイとかで会ってサインしてくれとか言われた。コメント聞いて思い出した」とエピソードを披露。PRIDE武士道では、バンテージを巻いてくれとせがまれ、なんで俺なんだと思いながら巻いてやった」とも。
　
　「筋肉もパンチも凄い。セクシーだし言うことなし。破壊力が凄くある」と、ややぶっきらぼうに切り上げたのが彼らしい。