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K-1 WORLD MAX Final16 in マドリード直前情報!公開計量、公式記者会見レポート 大会は日本時間28日AM3時から全世界インターネット無料放送!

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 5月26日(現地時間)午前11時よりスペインの首都マドリードの『TRYP Atocha Gran Salon』で、『K−1RISING2012』の公開計量が行なわれた。  70キロ級トーナメント一回戦に日本代表として出場する名城裕司と城戸康弘はそれぞれ一回目の計量でパスした。名城はリース・マカリスター(英国)と、城戸はシュー・イェン(中国)と対戦する。  一方、一発でクリアできなかったのはアルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)とシャヒッド(モロッコ)。それでも、キシェンコは3回目で、シャヒッドは2回めで計量にパスした。  5月23日にマドリード入りしたK−1エグゼクティブプロデューサーの魔裟斗は宿泊先のホテルで選手ひとりひとりと英語で話しかけるなど、積極的にコミニュケーションを計り、場を盛り上げていた。

アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)70.4→70.1→70.0キロ
イ・スファン(韓国)69.6キロ

アンディ・サワー(オランダ)69.7キロ
エイブラハム・ロッキーニ(スペイン)69.7キロ

ハルト・グリゴリアン(ベルギー)69.7キロ
ムルテル・グロンハート(オランダ)69.7キロ

名城裕司(日本)69.5キロ
リース・マカリスター(英国)68.1キロ

シュー・イェン(中国)68.9キロ
城戸康弘(日本)69.7キロ

マイク・ザンビディス(ギリシャ)69.3キロ
シャヒッド(モロッコ)70.2キロ→70.0キロ

ロンガーン・スーパープロ・サムイ(タイ)68.8キロ
クリス・ギンビ(コンゴ)69.7キロ

ドラゴ(アルメニア)69.5キロ
アンディ・リスティ(スリナム)68.8キロ

 5月26日(現地時間)午後2時11分より、スペインの首都マドリードの『TRYP Atocha Gran Salon』で、『K−1RISING2012』の記者会見が行なわれた。
 まず最初に登壇したのはK−1エグゼクティブプロデューサーの魔裟斗で、英語でスピーチした。
 「初めましてマドリッドの皆さん、そして本日K-1 RISING 2012 の会見にお越しくださった記者の方々。私が新しいK-1のエグゼクティブ・プロデューサーの魔裟斗です。

 これから我々は新しく生まれ変わったK-1を世界中の皆様にお見せするのですが、それがこの太陽の国スペインから始まるということは、大変嬉しくもあり運命の様なモノを感じます。
 我々が今年の大会名に掲げた『RISING』という名称にまさに相応しい都市であり、私個人も初めて訪れましたが、想像以上に朗らかで明るいイメージを受け、感銘していた所です。
 いまはまさにヨーロッパは経済的に危機に瀕していると伺っていたので、少し心配していたのですが、街中の人々の顔を拝見して、これならば安心だと思いました。
 みなさん、是非明日の大会に足を運んでいただき、名誉ある新生K-1の第一歩を見届けてください。
我々も一度はブランドが死に絶えてしまい、多くの苦難と危機の中で勇気を持って一歩目を踏み出したところです。

 みなさんも世界で最高のファイター達が繰り広げる、情熱溢れる闘いを共に声援を送りながら、明日への一歩を一緒に踏み出しましょう。
 私も先日まで現役でしたから、皆さんの応援があらゆる奇跡的な力を与えてくれる事を知っています。
 是非、会場に来て選手達を勇気づけてあげてください。ここにいる彼らはそれに全力で応えてくれるでしょう。
 その奇跡的な瞬間を一緒に見届けようではありませんか。太陽の国スペインでライジングと銘打ったK−1の大会をやるのは光栄なことです。
 自分も現役時代にお客さんの声援を受け、奇跡を何度も経験してきました。
  明日は会場にみんな集まってもらって新生K−1のキックオフを楽しみましょう」

 その後70キロ級9試合(予備戦1試合も含む)、ヘビー級4試合に出場する計26名の選手が対戦カードごとに登壇して向かい合ったうえでファイティングポーズをとった。
 その中で一番エキサイトしていたのは、ハルト・グレゴリアンとムルテル・グローエンハート。
 鼻と鼻を付け合わせるような至近距離でにらみ合うと、場内からヤンヤの大歓声が起こった。
一発触発の状況に陥ったため、関係者が慌ててふたりを引き離す一幕も。そうした中で一際大きな歓声が上がったのは、地元スペインの期待を一身に背負ってアンディ・サワーと闘うエイブラハム・ロッキーニだった。

 昨年2月5日、スペインで両者は初対決。この時はスペインの英雄であるロッキーニが判定勝ちを収めているので、今回はサワーにとってリベンジマッチということになる。
 その件についてコメントを求められると、ロッキーニは「K−1の舞台に立てて光栄。スペインのために闘う」と宣言。
 それに対して、サワーは「リベンジするいいチャンス」と握り拳に力を込めた。
ヘビー級で質問が集中したのはバダ・ハリとミルコ・クロコップ。
 今年1月の試合後ボクシング転向を表明したが、K−1復活の報を耳にして今大会への出場を決めた。ボクシングに転向するという話は本当だったのかという質問が飛ぶと、バダ・ハリは「本当だ。でも、人生はステップ・バイ・ステップ。K−1ワールドGPで優勝してからボクシングの世界チャンピオンを目指したい」と答えた。
 一方、バダ・ハリと対戦するアンダーソン″ブラドック・シルバは「K−1で闘うのが夢だった。明日は全力で闘う」と決意を述べた。

 出場メンバーの中で別格ともいえる存在感を示していたのはミルコだ。
 「確かに僕は歳をとったけど、人に何かを教えるには十分な年齢になった。明日はK−1とは何かを伝えてあげたい」

 そうした中、エグゼクティブプロデューサーの魔裟斗に「もう一度闘わないの?」と質問を飛ばす記者も。これにはさすがの魔裟斗も苦笑い。「もういっぱい闘ったし、やり残したことはない」と復帰待望論を一蹴した。

 会見の最後には魔裟斗から「今回は各試合に3000ドルのKOボーナスを出す」という発表があった。「KOボーナスを目指して、エキサイティングな戦いを期待します」。

 この魔裟斗の発言を受けて、バダ・ハリはKOボーナスの金額をもう一度確認。それから「全員倒したら、いくらになる?」と発言して笑いを誘っていた。

■ K-1 RISING 2012 〜K-1 WORLD MAX FINAL 16〜 in MADRID
日時:5月27日 開場17:30 オープニングファイト18:15 開会式 20:00(現地時間)
会場:スペイン、マドリード パラシオ・ビスタ・アレグレ(Palacio Vista Alegre)
主催:K-1 Global Holdings Limited

Ustreamインターネット配信
日本時間 5月26日(土)
公開計量 18:00-20:30
記者会見 21:00-22:00

日本時間 5月27日(日)
オープニングファイト 25:15
開会式開始 27:00〜

ここから視聴
*地上波、BS、CSなどTVでの放送はありません

<ヘビー級 スーパーファイト>
バダ・ハリ(モロッコ)
vs.
アンダーソン“ブラドック”シルバ(ブラジル)

<ヘビー級 スーパーファイト>
ミルコ・クロコップ(クロアチア)
vs.
ローレン・ハヴィエル・ホルヘ(スペイン)

<ヘビー級 スーパーファイト>
ダニエル・ギタ(ルーマニア)
vs.
ポール・スロウィンスキー(オーストラリア)

<ヘビー級 スーパーファイト>
リコ・ヴァーホーベン(オランダ)
vs.
セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
vs.
イ・スファン(韓国)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
アンディ・サワー(オランダ)
vs.
エイブラハム・ロッキーニ(スペイン)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
ハルト・グリゴリアン(ベルギー)
vs.
ムルテル・グロンハート(オランダ)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
名城裕司(日本)
vs.
リース・マカリスター(英国)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
シュー・イェン(中国)
vs.
城戸康弘(日本)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
マイク・ザンビディス(ギリシャ)
vs.
シャヒッド(モロッコ)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
ロンガーン・スーパープロ・サムイ(タイ)
vs.
クリス・ギンビ(コンゴ)

<70kg世界トーナメント 1回戦>
ドラゴ(アルメニア)
vs.
アンディ・リスティ(スリナム)


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2012年05月27日 22:38に投稿されたエントリーのページです。

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