5・13REINA旗揚げ一周年記念後楽園ホール超豪華CMLL8選手飛来+3・4横浜大会全カード発表 (ファイト!ミルホンネットお知らせ)

　28日、後楽園ホール展示場にてREINA女子プロレスの記者会見が行われた。
　堀田祐美子スーパーバイザーより、2月17日に開催された『DEEP 57 IMPACT～12年目の現実』の総合格闘技戦に出陣、アマンダ・ルーカス戦に負けてしまったことを報告。「やったことに対しては良かった、見ていただいた方には何かメッセージを残せた」、「諦めないという言葉を胸に今後もがんばっていきたい」と総括した。
　次に、上林愛貴統括マネージャーの方から、3月4日（日）横浜ラジアントホールで開催される『REINA　28』の対戦全カードが発表されている。（下欄参照）

　また、3月24日（土）の新宿FACE大会は、REINA世界女子タッグ選手権、CMLL-REINAインターナショナルジュニア選手権のダブルタイトル戦がラインアップ。前者のカードはまだ決定していないが、後者は王者・シルエタ対挑戦者・石橋葵戦が発表されている。
石橋は、「復帰してから日が経ってないけど、せっかくいただいたチャンスなので勝ちに行きます」と控え目なコメント。
　シルエタは「私は、このベルトをメキシコに持ち帰るために毎日一生懸命がんばっています。必ず防衛します」と余裕であった。記者からは、女子プロレス界で今、日本人選手で一番可愛いと評判の石橋と、外国人選手の中でずば抜けて可愛いシルエタなので、どちらが一番可愛いかの対決ではないのか」との質問があったが、シルエタは「勝った方がボニータ（美しい）だ」と先制攻撃していた。

　このあと、各選手から後楽園ホール大会への意気込みが語られた。
沙耶　「自分は後楽園ホールで試合させていただくのが久しぶりなので、今からワクワク、目にくまが出来るくらい夜も眠れません」

石橋　「大きい舞台なので、一年成長したところを見せたいと思います」
シルエタ　「自分は入れ違いにメキシコに戻るので後楽園大会には出場しませんが、またすぐに戻ってきて新しいライバルを見つけて日本のプロレスを学びたいと思います」

下田　「今回日本に滞在する期間が長くREINAで試合させていただいてますが、5月13日はメキシコ側から参戦させていただけるとのことなので、メキシコでも見れない私、日本でも見れない私を見せたいと思います。4月の一ヵ月はまたメキシコに戻って勉強してくるので楽しみにしていて下さい」

上林　「5月で一年ということで、REINAの成長を見せる。まだ私自身は誰と当たるのかわからないのですが、大会が成功することに集中して、みんなと同じ気持ち、ひとつになって成功を導きたいと思います」

堀田　「個人個人の自覚を持っていかねば。一年やってきたことが無駄ではなかったという結果を残さないといけない。ほかのどこも出来ないようなCMML対REINAの闘いがなんであったか。新しい発見というか、そういう大会にしていかないと。5月が勝負。みんな危機感を持って闘ってもらいたい。これが今度は私たちのメキシコ遠征とかに繋がってくる。皆さん見ていて下さい。よろしくお願いします」

　5月13日、『REINA１周年記念アニバーサリー大会』に参戦するCMLLの選手はレイディ・アパッチェ、ゴジャ・コング、ダリス、ラ・コマンダンテ、プリンセサ・ブランカ、プリンセサ・スヘイ、セウシス、そして下田美馬の8選手となる。

　下田選手よりメキシコ人選手の詳しい紹介があった。
セウシス　「前回もレイナに参戦していましたが、とても若くて動きもよく日本のスタイルに馴染んでると思うので、素晴らしいものを見せてくれると思います」（3月19日より３ヶ月）

ゴジャ・コング　「とても太っていて可愛らしい選手。太っていながらテクニカ（ベビーフェイス）をしています。彼女は有名なロス・ブラソスさんの娘さんでマキシモ選手の妹さんです。家系がルチャ一家なので子どもの頃からルチャを見て知って学んだっていうことが皆さんに伝わるような、わかりやすいルチャ・リブレをしてくれると思います」（4月16日より約１ヶ月フランス映画に出演予定アリ）

ダリス・ラ・カリベーニャ　「メキシコ在住でメキシコに家族もいるんですがパナマ人です。天性の明るさで踊りながらリングインしたり、いろんなこと見せてくれると思います。デビューしたのが最近なんでまだまだ荒削りではありますが、とっても一生懸命いつも練習して研究熱心。ネグロ・カサスさんの奥さんで、新日本プロレスのスタイルが大好きで“私も日本に行ってみたい、堀田と蹴りあってみたい”という、蹴りもよく使う選手です」（4月23日より）

ラ・コマンダンテ　「皆さんご存知ですね。堀田さんとどうしても再戦したいと意気込んでいるパワフルおばさん。ホントに堀田さんとやることだけに命を燃やして日本にやってくるのではないのかなと、私も今から楽しみにしてます」（5月10日より）

プリンセサ・ブランカ　「とても背が高く体格も私より大きいです。とってもルチャがキレイです。もともとテクニカをやっていたんですが、ヒールに転向してからあれよあれよという間にチャンピオンになって、今のところ無敗でずっと守り続けている、とても実力のあるパワーファイターです。日本のスタイルもとてもよく理解していて、私の良きパートナーです」（5月10日より　Ｊｄ’初期に長期間来日経験）

プリンセサ・スヘイ　「とても小柄な選手でマスクマンです。おととしぐらいに来日してると思うんですが、あまりいいところが見せれず帰ったのかな？　って感じてしまうほど攻撃も受けもすべてオールマイティーにこなす、とてもいい選手です」（5月10日より）

レイディ・アパッチェ　「名前は日本の皆さんもご存知の方も多いと思うんですが、メキシコの女帝。強いて言うならメキシコのジャガー横田さんのような、いつまでも目が死なない。どんなに年数を重ねてもいつも向上心を持ってＣＭＬＬの若手から中堅、ベテランの間を取り持つ縁の下の力持ちで、別格ですね彼女は。カリスマが誰も敵わないというぐらいの触れ込みで地方でも大人気で、まだまだ健在です」（5月10日来日、後楽園大会のみ）

　このあと、本日会見に出た各日本人選手に「誰と闘いたいか」の質問が寄せられた。
沙耶　「皆さん興味があるんですけど…そうですね。私はセウシスとシングルでは当たったことがないんですけど、タッグで今のところ白星を１度も取っていないので。もしセウシスと当たれるのでしたら、そろそろ仕返しをしてやりたいなと思っております」

石橋　「やっぱりセウシスとコマンダンテとレイディ・アパッチェは日本にきているので、１回当たっている人には興味があります」

上林　「当たったことない選手もすごく魅力的ですし、自分は十数年前に１度メキシコ遠征に行きましたときにレイディ・アパッチェ選手と１度試合をしたことがありますので、すごい時間が空いてしまいましたが、もしチャンスがあるなら当たりたいなっていう気持ちはあります」

堀田　「逆に私はメキシコ人選手に『私と当たりたいのは誰だ』と聞きたいですね。下田選手、聞いといて」

下田　「コマンダンテがメキシコに戻ってきて、私に『堀田とまたやりたい』と言ってたのは事実です」

堀田　「じゃあそれで。彼女も帰るときは言ってたよね？　髪がどうとか。それを未だに言ってるというのは聞いてるので、私は何でもやりますよ」

会見の模様は５本のYouTubeが順次アップされる予定