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今週の「マット界舞台裏」は、発表された時点ではいまひとつインパクトがなかったIGF8・27両国大会のカードを斬る!

110825hyoushi.jpg いよいよ今週の土曜日、8月27日に開催される新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアのメジャー3団体による夢のオールスター戦『ALL TOGETHER』と、IGFの『INOKI GENOME Super Stars Festival 2011』。

 大会まで1週間を切ったというのに、思いの外盛り上がっていないのが気になるところだ。
 これほどのビッグイベント、しかも武道館と国技館での興行戦争ともなれば、プロレスファンの間ではこの話題に持ちきりになっていてもおかしくないが、どうもそうはなっていないようだ。

 むしろ新日本プロレスが毎年開催している真夏の祭典『G1クライマックス』のほうが、話題になっていた気がする。
 今年は20選手が出場し、A、B両ブロックとも大混戦。最終戦まで誰が決勝に進出するか分からないような展開だったこともあり、例年以上に盛り上がっていた感がある。

 しかも最終戦の両国大会はG1の公式戦、決勝戦のほかにも、昨年のプロレス大賞ベストバウトを受賞したプリンス・デヴィット&田口隆祐VS飯伏幸太&ケニー・オメガのIWGPジュニアタッグ戦もマッチメークされたため、文句なしの超満員札止めとなった。
 決勝戦にはいまだG1で優勝したことがなかった中邑真輔と、次世代のエースとして期待されている内藤哲也が進出。フレッシュな顔合わせだった上に、期待に違わぬ熱戦を制して中邑が待望のG1初制覇。試合後、中邑はかつて叫んだ名言「一番スゲーのはプロレスなんだよ!」を再び叫び、超満員の観客を熱狂させた。

 ここまでの盛り上がりを、果たして『ALL TOGETHER』も『INOKI GENOME』も超えることが出来るのか?
 ハッキリ言って難しいだろう。8月18日号でカードを酷評した『ALL TOGETHER』はもちろんだが、IGFの『INOKI GENOME』のほうも発表されているカードを見た井上記者はイチャモンを付けずにはいられなかった。

 今週の『マット界舞台裏』で井上記者はIGF『INOKI GENOME』のカードについて、「いまひとつインパクトがない!」とバッサリ斬り捨てたのだが、この号が発売された直後、何とメインカードだったジョシュ・バーネットVSジェロム・レ・バンナの2億円ベルト争奪トーナメント決勝戦のカードが、バーネットの欠場により消滅することが発表された!

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 現在IGFはバーネットに代わる代替選手を探しているようだが、奇しくも今週の『マット界舞台裏』の中で井上記者は、いま発表されているカードを組み替えて、ベストなカードを1つ提案している。
 メインカードが消滅したのだから、この際主要カードを再編成してもいいかもしれない。そのほうがある意味でIGFらしいし、これで井上記者が提案したカードが急転直下で実現する可能性も十分ある。

 ある意味、このカードがこんな切迫した状態で決まったら、何ともドラマチックなのだが・・・

週刊マット界舞台裏'11年8月25日号IGF持ち腐れ UFC地上波進出是非 

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2011年08月22日 00:36に投稿されたエントリーのページです。

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