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今週の「マット界舞台裏」は、ドーム大会消滅のウワサもある中、新日プロが水面下で検討している驚きの1・4継続プランに迫る!

11.04.14BUTAIURA.jpg 今年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会。ノア、DDT、TNA、CMLL、さらにフリーの小島聡と鈴木みのるといったトップ選手を招へいし、久しぶりにドーム大会に相応しい対戦カードがラインナップ。
 そのことは『マット界舞台裏』の'10年12月23日号でもお伝えしたし、出場選手がズラリと一同に会して大いに盛り上がった前日公開兼の模様も'11年1月13日号で詳しくお伝えした。

 このように、今年の1・4ドーム大会は近年の中では久しぶりに手応えを感じるというか、多くのファンが「今年の1・4はドームがプロレスファンで一杯になりそうだ!」と思っていただろう。
 ところがフタを開けてみれば、外野席や2階席すべてが封鎖されている状況。主催者発表では4万2000人(満員)と発表されたが、実数と大きく違うのは見れば明らか。アリーナ席は埋まっているようにも見えたが、そもそも最初から設置されている席の数が、恐らくいままでで一番少ない。

 つまりせっかく予算を掛けて外から人気のある選手を呼んで、いいカードを組んでも、「今年はいいカードだ」「これは観戦に行って盛り上げたい」と思ってくれるようなプロレスファンの数が絶対的に少なくなってしまっている証拠だ。
 もはやプロレスの興行をドームで開催するメリットはほとんどない。新日プロとしてはここまで続けてしまったため、いざ「撤退」と発表してしまうと、イコール衰退という印象を抱かせてしまい兼ねない。それだけにもやは意地で続けているようにさえ見えてくる。

 それでも新日プロは4・3後楽園ホール大会に文句なしの超満員となる2025人(主催者発表)もの観客を集め、メインの棚橋弘至VS永田裕志のIWGPヘビー級戦も大変盛り上がった。
 大震災後、どの団体もなかなか後楽園ホールを超満員で埋めることが出来なかったが、新日プロ4・3後楽園ホールを見た記者からは「やっぱり新日プロだけは勢いがあるわ」という声が上がったそうだ。

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 だが、井上譲二記者は新日プロのビッグマッチが、ドームクラスが無理なのはもちろんのこと、もはや両国国技館クラスからもスケールダウンしつつあると指摘!
 その証拠に1・4ドーム消滅のウワサも出てきているが、井上記者は新日プロの元営業マンから仰天の“1・4継続プラン”が水面下で検討されていること引き出すことに成功した!

 東日本大震災の影響もあり、プロ野球ですら東京ドームでのゲーム開催に関して物議を醸しているだけに、これ以上ドームプロレスにこだわる必要があるのか・・・プロレスファンも今一度考える時期に来たようだ。

 なお、今週号では同じく新日プロネタとして、突如無期限のメキシコ遠征に出された後藤洋央紀に関して、一部で「例の一件による島流しなのでは?」とウワサされていることについても検証している。新日ファンは必見の一冊だ。

週刊マット界舞台裏'11年4月14日号 レッスルマニア圧巻 パンクラス

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2011年04月11日 04:11に投稿されたエントリーのページです。

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