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『UFC 122: Marquardt vs. Okami』リアルタイム速報

『UFC 122: Marquardt vs. Okami』 2010.11.13 ドイツ・オーバーハウゼン

岡見勇信がメインという事もあって、日本では話題になっている。しかしUFCは同じナンバーシリーズでも、ラスベガスなどアメリカの大都市で行う大会ではタイトルマッチを組んで、その他のカードも豪華なものを揃えるが、欧州で開催する大会はワンランク落ちるというか、現地選手の起用は必然なこともあり『UFC Fight Night』や、『UFC on Versus』レベルのカードを用意して差別化しているのが現状だ。

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※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

<メインイベント ミドル級 5分3R>
○岡見勇信
(判定 3-0)
●ネイサン・マーコート
これに勝てば、タイトルが目の前だけに、負けられない一戦。試合開始すぐにマーコートが岡見をギロチンで捕え、そのままグランドで上になる。岡見はなんとかスイープして上を取り返すも、マーコートが立ちあがり互角の展開。共にテイクダウンを狙うが、お互いに腰が重いのでなかなか決まらない。それでも2Rにマーコートがテイクダウンするが、岡見もすぐに立ち上がる。今までと違い、積極的に前に出ないと勝てる相手ではないと思ったのか、岡見も前に出るが、マーコートが腰が重く、しのぐのも上手いのでテイクダウン出来ない。ポイントを取ってるだろうマーコートは3R、流してきて、岡見は前に出るが、決め手に欠ける。そして最後にダメ押しでマーコートが岡見をテイクダウン!岡見はなんとか立ち上がる。判定はなんと岡見。ドイツのジャッジはテイクダウンをあまり評価せず、ラドウィックの試合でもそうだが、前に出る積極性を取っているらしく、アメリカとは基準が違う様だ。

<セミファイナル ミドル級 5分3R>
ホルヘ・リベラ vs. アレッシオ・サカラ
サカラが病気で棄権。試合は中止になった。

<ライト級 5分3R>
○デニス・シヴァー
(1R 3分37秒 チョークスリーパー)
●アンドレ・ウィナー
地元ドイツのシヴァーが、イギリスのアンドレ・ウィナーと対戦。ドイツ対イギリスとライバル対決になる。
スピーディーな打撃戦になるが、打ち合いの中、シヴァーの左がカウンターで命中し、ウィナーが崩れ落ちる。そこですかさず、チョークを極めたシヴァーが勝利。会場は地元選手の勝利に湧きかえっていた。

<ウェルター級 5分3R>
○アミール・サダロー
(判定 3-0)
●ピーター・ソボタ
The Ultimate Fighter 7ミドル級トーナメント優勝、エクストリーム・クートゥア所属とUFCの皿ブレットのサダローと地元ドイツのソボタの一戦だ。
スタンドで前に出るサダローに、カウンターとテイクダウン狙いのソボタ。そのままの展開で試合が進み判定へ。両者、両手を上げて勝利をアピールする。
サダローが判定勝ちしたが、たいくつな試合となった。

<ライトヘビー級 5分3R>
○クリストフ・ソシンスキー
(判定 3-0)
●ゴラン・レルジッチ
ステファン・ボナーとの因縁マッチで有名なソジンスキーに、クロアチア戦士レイジッチだ。共に前戦で敗れており、ここで負けた方はアンダーカードどころか、リリースの可能性もある生き残りを賭けた試合。
打撃ではソシンスキーが有利だが、レルジッチもテイクダウンを成功させ、グランドで上を制してポイントを稼ぐ。2Rは、両者が金網に押しつけあって試合がこう着、会場からブーイングも聞こえる。そして3R、テイクダウン狙いのレイジッチのタックルをソシンスキーが潰して、グランドで上をキープ。レイジッチも下から仕掛け脱出するも、またタックルを潰されてソシンスキーが有利なまま試合終了。ソシンスキーが判定勝ちした。

<ウェルター級 5分3R>
○ドゥエイン・ラドウィック
(判定 2-1)
●ニック・オシピチェック
須藤元気を葬った実績もあるベテラン戦士、ラドウィックとイギリス出身でThe Ultimate Fighter戦士、欧州大会なので抜擢されたニック・オシピチェックが生き残りをかけて戦うオープニングマッチ。
スタンド打撃ではキックボクサーのラドウィック有利と思われたが、1Rにカウンターから打撃ラッシュでダウンを奪ったのは、オシピチェック。そのままマウントポジションから肘打ちでラドウィックを追い詰める。会場はドイツとイギリスは欧州でライバルだからか、何故かUSAコール。2Rも打撃ではラドウィックだが、オシピチェックもテイクダウンして上から肘打ちとスタンドとグランドでポイントを分け合う。3R、ラドウィックは首相撲から膝蹴りラッシュなどするが、ポイントで勝ってると思ってるのかオシピチェックが打ち合いを避けて流していた。しかし、その印象が悪かったのか、2-1のスプリットで最後まで勝負を捨てなかったラドウィックが判定勝ちした。

アンダーカード
<ライトヘビー級 5分3R>
○ウラジミール・マティシェンコ
(1R 2分20秒 TKO)
●アレッシャンドリ・カカレコ

<ウェルター級 5分3R>
○パスカル・クラウス
(判定 3-0)
●マーク・スキャンロン

<ミドル級 5分3R>
○カイル・ノーク
(2R 1分33秒 チョークスリーパー)
●ロブ・キモンス

<ライトヘビー級 5分3R>
○カルロス・ヴェモラ
(1R 3分46秒 TKO)
●セス・ペトルゼリ

<ミドル級 5分3R>
○カーロス・エドワード
(1R 2分21秒 膝十字)
●クリス・マクレイ

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2010年11月14日 04:08に投稿されたエントリーのページです。

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